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シンガポール旅行記⑦ ナイトサファリ編

最終日の夜は一番楽しみにしていたナイトサファリだった(午前中は割愛させていただきます)。まず、園に着くと早速夕食だった。ナイトサファリらしい音楽の中、バイキング形式の夕食で、美味しかった。熱帯シンガポールにおいて初のアイスクリームも食した。お腹を壊した。ガイドさんが

「ウ○チモラストドウブツヨッテクルデ」

って脅してきた。

夕食を終えて、まずは歩いて回れるコースを歩いて回る。アルマジロやコウモリなどがいた。ただ、自然のままなので糞の匂いがエグかった。そして次はトラムという骨組みしかないバスの乗って自然の中を回る。回るところは柵がなく、バスにも窓はおろか、ドア、壁すらない。動物を刺激しないためか、音の大きいエンジンではなくモーターっぽい音がする。

トラムは発進すると、文字通りジャングルの中を突き進んだ。道は舗装されているものの、前述の通り柵はない。気付いたら体から三十センチほどのところにパグがいた。たまげた。ある程度声を押し殺して悲鳴を上げた。パグは逃げていった。周りの視線が痛かった。

その先は何事もなく進み、なんとかゴール、園をあとにした。


3時間後、シンガポール、チャンギ国際空港を僕は離陸して、南シナ海上空を再びさまよった。


セントレアに着陸してからはあっけなかった。一瞬で入国審査が終わり、すぐに帰ってくることができた。まだこの頃は新型肺炎など微塵も感じていなかった。ゴーン被告の話題しかなかった。だから出国審査は厳しくても入国審査は厳しくなかったのかな?


完結しました。すぐに一本収束版を投稿します。


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亜鉛
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