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モチベーションを維持するために。この夏読んだ本

※アイキャッチは内容と全く関係ない夏の写真です。

前回書いた本紹介からかなり時間が空いてしまいました…。
本を読むことから離れてしまってnoteをかけず…モチベーションを取り戻すために見つけた本でやっとnoteを書く気が起きました…!

リンクアンドモチベーションの小笹さんが書いている本!
働き方改革と言われているけどなかなか効果が出ない企業が多い。働き方改革について本来の目的や実現方法、リスク回避についてなどが書かれています。

本の中で印象に残った3つのトピックを紹介していきます!

感情報酬

今まで社会的には「金銭報酬」や「地位報酬」がメインとなっていました。
しかし今は次のような感情に基づいた報酬がでてきています。

・自分はかけがえのない一員だと認められる 「承認欲求 」 。
・誰かのために役立っているという 「貢献欲求 」 。
・以前と比べてこんなことができるようになったという 「成長欲求 」 。
・良好な人間関係の中で働きたいといった 「親和欲求 」 。

例えば「あなたがいてよかった」という言葉は承認欲求を満たされるし、「成長したな」という一言は成長欲求が満たされますよね。
金銭報酬や地位報酬は、誰かは手に入れられるけど誰かは我慢しなければいけません。
上記4つの欲求を満たせる感情報酬は働いている社員一人一人の感情を汲み取り、その感情を刺激する報酬を出せるような企業、めちゃめちゃ素敵ですね!

制度のメリット、デメリット

今、働き方改革でいろんな制度を作る企業多いですよね。
リンクアンドモチベーションでもいろんな制度をやってみたみたいで、メリットデメリットが紹介されていました!

フリーアドレス

以前つぶやいたこのツイートにも書いたのですが、この本を読むまでフリーアドレス楽しそうでいいな〜という気持ちだったんですよね。

そもそも座席が指定されているのは、コミュニケーションを取りやすくするためのコミュニケーションチャネル図でもあります。
組織図的な役割を持っていてどこの誰に何を相談すればいいのかわかりやすくなっているんですよね。
そこをフリーアドレス制にすることによって組織図が崩壊し、混乱が生まれるということに関してすごい納得しました…。

週休4日、6時間勤務制度

リンクアンドモチベーションには、社員が望む働き方を提供するワークスタイルオプション制度というものがあるそうです。

例えば勤務日数のオプションとして週休2日、3日、4日のうちから選べたり、フレックスタイム制や6〜7時間の時短勤務など多様に組み合わせて働き方を自分で決められるようです。

結婚や出産などのライブイベントで環境が変わったとしても、ワークスタイルオプション制度のおかげで女性の産後復帰率はなんと100%!素晴らしい!

テレワーク

働く場所の自由が求められ、テレワークを導入している企業は増えてきていますが「どこで何をしているのかわからない」「評価しづらい」などの点から試行錯誤が続いています。

働きやすさや便利さから求められるテレワークですが、成果をどのように出していくのか?を考えていくというバランスも取らないといけないのでチームや部署ごとで適宜話し合っていくことが大切ですね。

モチベーション・ドリブン

モチベーション症例について、拡大ステージ、多角ステージ、再生ステージ、それぞれ5つの症例が紹介されていましたが、今回私の所属している会社が拡大ステージということもあり拡大ステージの症例について紹介します。

拡大ステ ージとは 、自分たちの商品やサ ービスが一気にヒットすることで 、ニ ーズの急増に対応するために事業規模が拡大するステ ージのこと。


経営トップ依存症 
トップや経営層への依存心が高まり、トップが意思決定を行わなければいけない状況。
トップが忙しく捕まらないため決めるべきことが決まらず 、決まっているべきことも決まっていないことが多発しモチベーション低下を招く。

マネジメント不全症
スキル重視でマネジャ ーを選ぶ企業がなりやすい。プレイングマネージャーが多く、タスクが増えることで効果的 ・効率的に遂行するための組織内での役割分担が不明確な状態を招いてしまい、モチベーション低下につながる。

組織ル ール不足症
組織が拡大するにあたって仕事観や判断基準などにズレが生じ、仕事の進め方が属人的になる。
仕組みやル ール足りないため 、属人的になった仕事が収集つかず、モチベ ーションの低下を引き起こす。

業務過多疲弊症
売上の増加に伴い、ある一定の層に業務が集中しリソース不足を引き起こす。
このリソース不足による疲労感を感じるようになりモチベーションを低下させる。

長期視点欠落症
目の前の業務に集中しすぎて、仕事の意味や意義を失っていく。
中長期の事業についての意識が薄れてモチベーションが低下する。経営者が企業方針や事業について伝えていくことが処方箋。

この5つの症例、共感できる点が多かったです…それぞれに対して改善施策などもざっくり書かれていたのでとても勉強になりました。

まとめ

仕事は人生の割合を多く占めているのでモチベーションを維持しながら生きていきたいですよね…。

モチベーションの低下は環境のせいもあると思いますが、自分の働きかけでなんとかなる部分もあるのでモチベーションドリブンに書いてあることを実践していきたいなと思いました!

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