コーヒーの沼 第23歩 淹れる-1

皆さんこんにちは、お正月美味しいコーヒーを飲んで、自然と笑みが
こぼれたZKです。年始めの一杯は昨年現地訪問した国産コーヒーです。
中浅煎りのコーヒーは、最後の一口を飲んだ後もカップの中に美味しい
香りが充満していました。

さて、そんなコーヒーを飲むにあたって欠かせないのが抽出作業。
みなさまは、どうやって、抽出されていますか?
今回は、沼20歩を超えてようやく抽出作業の話題を取り上げます。

コーヒーの抽出にいろいろな方法があること皆さんもご存知だと思います。ザっと上げると、ドリップ、プレス、サイフォン、エスプレッソ。
それぞれに特徴があって、それぞれ美味しさの種類が違います。
今日はそんな中からペーパーフィルターと金属フィルターに焦点をあてて
書いていこうと思います。

ZKの場合は、コーヒーメーカーをメインの器具として使っています。
通常であれば、コーヒーメーカーに使用するのはペーパーフィルターですが
コーヒーの種類によって、ペーパーフィルターを金属フィルターにして
抽出することがあります。現状、金属フィルターの方が多いでしょうか。

ペーパーフィルターと金属フィルターでは何が異なるのか?
ペーパーフィルターで抽出したコーヒーは、スッキリとした味わいになり、
金属フィルターで抽出したコーヒーは、ネットリ(言い方あってるかな?)
な風合いになっています。(そんな気がします)

違いを生むのは”網目の細かさ”だと思います。
コーヒー豆には若干ですが油分が存在します。深煎りの豆のテカりはこれ。
ペーパーフィルターで抽出すると、油分を通さないのでカップの中に入る
油分が少なく成ります。
また、ミル挽きをしたときに必ず出る微粉も除去します。
スッキリテイストの要因はここにあると思います。

一方、金属フィルターで抽出すると、カップの中に油分も微粉もしっかりと
出てきます。なので、飲む前にカップの表面をよく見ると、
小さな丸(油分)が浮かんでいます。香り成分は油分と相性がいいので
油分が多い方がコーヒーの香りをカップの中に注ぐことができるようです。


ZK愛用の CORES 金属フィルター おしゃれです。

金属フィルターで抽出したコーヒーを一口飲むと
ペーパーフィルターのコーヒーと比べて、まったりとした口当たり。
最後まで飲むと、金属フィルターの網目を抜けた微粉が残っていますので、最後の最後まで飲むと少し粉っぽさが・・ま許容範囲内ですが。

袋を開けていい香りのするコーヒーであれば、ペーパーフィルターよりも
金属フィルターの方が、そのコーヒーのいい香りを最後まで楽しめると
ZKは考えます。ま、好みには個人差があるので、一概に言えないですが。

抽出後の後片付けは、ペーパーフィルターならば、フィルターごとゴミ箱へ
金属フィルターだと中を捨ててから、さっと洗ってお片付けとなります。
ペーパーフィルターの方がラクかなぁ。でも何度も使える金属フィルターも
いいかなと思っています。

どちらにも優れた点があるので、いつか実店舗をもって、テイクアウトを
提供するときは、どちらのフィルターで淹れましょうか?と
お客様にお伺いしようと思っています。

今回は、ペーパーフィルター金属フィルターについてでした。
抽出器具はこれ以外にもあるので、21歩目以降で書いていこうと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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