【中編】韓国嫌いだった私が「私はね、”K-POPが好き”なんじゃなくて、”BIGBANGが好き”なのよ」と語るレベルにまで成長し、奇跡的に銀座でばったりテソンに会った話
どこまでも韓国を避けてきた私にとって
最も驚きだったのは
在日韓国人が日本名と韓国名を持っていることでした。
「そんなことってある?!」
というのが私の正直な感想で、
私はどこまでも無知であることを突きつけられた気がしました。
そして、気付いたのは
実際に目の前にした在日韓国人の彼らを
「韓国系だから」というだけで嫌う理由が
私にはないということでした。
その後、大学のプログラムで
10日間の韓国文化交流研修(応募制)の告知を校内で発見し
即申し込みました。
かなりの応募があったようですが
奇跡的に受かり、初めて韓国に行きました。
現地では、韓国の大学生達が
私たちのお世話をしてくれました。
私たちを楽しませようと
毎日様々なレクレーションを準備してくれました。
当時はKARAや少女時代が大流行していて、
みんなで踊って飲んで笑って、
本当に楽しい10日間を過ごしました。
その時にやっと、
「ああ、あの国旗を燃やしてた大人達は
極々一部の韓国人だったんだ」
と心から思い、理解しました。
私がメディアで働いたのも
「一部を切り取った隔たった報道の罪の重さ」を
身をもって体感したから、というのが
理由の1つです。
「思春期の弟」というきっかけがなければ
私は今でも韓国の全てを嫌いだったかもしれません。
それは私という人間、人生において、
本当にただの機会損失です。迷惑です。
どこのテレビ局だったか、知りませんが
本当に反省してほしいです。
さて、私が大学生の頃というのは、
K- POPの所謂「第2世代&2.5世代アイドル」と呼ばれる世代が
爆流行りしていた時代です。
KARAや少女時代、
もちろんBIGBANGもかなりの人気でした。
(今でもですが)
この時代に、たとえば私が
「BIGBANG好きなんだよね」
と言うと
「そうなんだ(笑)K-POPが好きなんだ(笑)」
という謎の返事をしてくる輩が続出しました。
「いやいや、私はBIGBANGが好きなのであって
別にK-POPが好きとは言ってないじゃん」
と言っても
「あ〜はいはい(笑)」
となぜか毎度、
語尾に「(笑)」を入れられる時代がありました。
(ありましたよね?)
まあ確かにそういう手広い人もいて
たとえば高校時代のK-POP通の知人が
「韓国アイドルが日本進出の足がかりにするために
まず福岡で握手イベントをやることがあるんだけど
この間行ってきたグループは、
ありゃ絶対に売れるよ〜」
と言っていたグループが
後に爆売れするSUPER JUNIORだったりして
とにかく手広い人は手広かったと思います。
【参考】:SUPER JUNIOR
でも、レコ大の頃からのBIGBANGファンとしては
「他の追随を許さない神次元にいるBIGBANG」
と言う認識だったので
あの頃に「(笑)」をつけられたり
K-POPと一括りにされるのは、大変腹立たしかったです。
(これについては弟も
「そうなんよ!ほんと分かってないよね!」
と盛り上がってくれました(嬉))
※後編に続きます
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