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【MH3】伝説のエルドラージ・ドラゴン

モダンホライズン3のカードの一部のカードが、公式から先行公開となりました。
その中に伝説のエルドラージ・ドラゴンがいましたのでレビューしようと思います。


《噴火するヌルカイト、ヘリガスト/Herigast, Erupting Nullkite》

通常版
エッチング版
ボーダーレス版

初となるエルドラージ・ドラゴン。
通常版のイラストを描いたLucas GracianoさんのFacebookによるとイニストラードの伝説のドラゴンがエルドラージ化してしまった姿だそうです。イニストラードに伝説のドラゴンは現状いないため、そのうちカード化されるのでしょうか…
カードとしては無色9マナ6/6飛行とマナレシオはあまりよくないが、現出6RRを持っており、軽く出すことができ、エルドラージなだけあって、唱えた時に手札を全て追放すれば3ドローできます!そして常在型能力で唱えるクリーチャー呪文にも現出を持たせることができます!
このドラゴンを手札のクリーチャーの現出コストの生贄に捧げて9マナ軽減させることもできると思う(要リリースノート確認)ので、出したターンに大型エルドラージ降臨なんてことも可能かもです!

「ヌルカイト/Nullkite」はNull+Hellkiteなのはわかるが、カタカナにすると悪い意味で目立ってしまい、みんなヘリガストではなくヌルカイトって呼ぶだろうなとは思ってしまいますw
《ミルカイト/Eyekite》の時みたいに上手い訳があればとも思いましたが、なんも思いつかないです…

このドラゴンを使うとしたら現出を最大限生かせるようなデッキで使用することになるでしょう。このドラゴンを出すまでは、軽く出せるが実際のコストが重い、親和や探査、召集持ちのカードや《ドラコの末裔/Scion of Draco》等との相性が良さそうです。出た後は普通に重めのクリーチャーを唱えたいところなので、構築は非常に難しそうですが…
後は死亡時にコピートークンを出すカードなんかがいれば相性が良さそうだと感じました。

統率者にする場合は、上記の構築に加えて、《マイアの回収者/Myr Retriever》と《ガラクタ潜り/Junk Diver》辺りをグルグル(要アーティファクトのマナ軽減)してストームや《峰の恐怖/Terror of the Peaks》なんかで決めるなんてこともできそうですね。

《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》みたいなコピートークンを出せる統率者でも相性が良さそうです。

統率者(EDH)の《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》では、ジィーリィーランから持ってきたドラゴンをサクって手札から軽く出しても良し、ジィーリィーランからサーチして手札のドラゴンを軽く出しても良しとうまく使いこなせれば活躍できそうなポテンシャルがありそうです。特に手札に《山背骨のドラゴン/Knollspine Dragon》が来てしまった時に軽く出せるのは偉い!

統率者の《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、《全知/Omniscience》採用タイプでドローとして使ったり、ドラゴンが多めのタイプでなら、後続を軽く出せたりできるので構築次第って感じか。

統率者の《爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw》では、墓地を活用する点からも相性が良く、後続のドラゴンも軽く出せるようになるため、是非入れて試してみたい!

統率者の《ズルゴとオジュタイ/Zurgo and Ojutai》では、ズルゴとオジュタイの軽減には2マナしか作用せず、サクったドラゴンを活用する構築にもしていないため、自分の構築とは相性が悪いか。

レガシーのZirilan Stompyでは、《騙し討ち/Sneak Attack》やジィーリィーランから出したドラゴンをサクって出しやすかったり、後続を出しやすかったりと悪くはないが、枠が厳しい気がします…

オマケ

他にもドラゴン関連カードとして、ウギンがボーラス様に語るフレイバーテキストがある《無霊破/Null Elemental Blast》が登場!
無色コストで多色に使える《赤霊破/Red Elemental Blast》のようなカードであり、上手く使えればヤバそうではあるが、多色限定なのがどこまで生きるかが気になるところ。

通常版
エッチング版

更にウギンの名を冠する土地である《ウギンの迷宮/Ugin's Labyrinth》も登場!相変わらずエルドラージと相性が良さそうですが…
今回は、親和とも相性が良く、上手く使えれば2マナランドとしてかなり有用そう!レガシーでは《不毛の大地/Wasteland》を使われた時のデメリットが大きすぎますが…

通常版
ボーダーレス版


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