【FDN】新規ドラゴン達!
新セットかつ基本セットの代わりのようなものとして5年スタンダードで使えるセットである「ファウンデーション/Foundations」のプレビューが開始され、早速新規のドラゴンが複数紹介されたので、レビューしていこうと思います!
《双炎の暴君/Twinflame Tyrant》
赤単色の神話レアで、5マナ3/5飛行で、自分の発生源が相手やそのパーマネントに与えるダメージを倍にする効果を持つ!
《双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon》から続く首がふたつあるドラゴンですが、今回はダメージ倍で表したようです!
《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》系のカードが遂にドラゴンになった!
天使になら《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》がいたので、やっとドラゴンにもと言った感じですね!
今までの赤のダメージ倍のクリーチャーと比較しても、5マナと軽めでクリーチャーとしてのスペックも高めであり、発生源が奇数だったり、戦闘でないダメージだったりの制限もない、更にダメージを倍にするのは対戦相手や対戦相手がコントロールするパーマネントだけであり、自軍への影響をなくせる!
単体でも実質5マナ6/5飛行とマナレシオも良く、他との組み合わせで一気に大ダメージをたたき出せる!
スタンダードでもミッドレンジ等のマナカーブのトップとして使用したり、《燃える魂、サルカン/Sarkhan, Soul Aflame》を出した次のターンに出すことで、サルカンで4倍の12点パンチをしたり、《紅蓮地獄/Pyroclasm》や《峰の恐怖/Terror of the Peaks》等もあるのでと色々と楽しめそう!
《運命の大嵐、ドラゴンホーク/Dragonhawk, Fate's Tempest》との相性は絶妙で、ダメージを倍にできるのはありがたいが、ドラゴンホークが誘発しないパワーが3なのは少し残念。
統率者で《ドラゴンの嵐/Dragonstorm》を使う場合でも、ダメージを倍にできるため、色々とルートが増えそう!
例えば、《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》、《双炎の暴君/Twinflame Tyrant》、《運命の大嵐、ドラゴンホーク/Dragonhawk, Fate's Tempest》と出せば、各対戦相手に48点ダメージを与えられる!
統率者(EDH)の《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》では、ダメージ倍を上手くいかせるなら、活用できそう。2回起動で打点が高いドラゴンから大ダメージを与えたり、《雷のドラゴン/Thunder Dragon》で相手のクリーチャーのみに6点与えたり、《ドラゴンの嵐/Dragonstorm》の打点を増価させたりと色々と思いつきます。かつて《理由なき暴力/Gratuitous Violence》を採用していたことを考えると構築次第では悪くなさそう!
統率者の《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、始祖ドラゴンの誘発から出して、ダメージ倍にできるのも悪くなく、たまに採用されているダメージ3倍系のカードと比べると統率者ダメージで一人を倒しきることはできませんが、ドラゴンであるというのが大きな利点になりそう!また、上記の《ドラゴンの嵐/Dragonstorm》のコンボ等でも活用できそうなため、採用候補にはなり得る。
統率者の《爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw》では、コンボを減らしているため、ダメージで勝つことが多いので相性は良さそうなので採用内定したいところ。
統率者の《ズルゴとオジュタイ/Zurgo and Ojutai》では、コンボを入れていないため、ダメージで勝つため、倍にできる+ドラゴンならワンチャン。
レガシーのZirilan Stompyでは、シナジー前提なので少々厳しい。
《先見者、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Visionary》
久しぶりに5色ではなく、イゼットカラーのニヴ様!
能力は6マナ、5/5飛行で手札の上限撤廃と非戦闘ダメージを与えるとそのダメージ分ドローできる能力を持つ!
公式でも紹介されていました自身の別バージョンである《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》だけでなく、《火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind》と並べても無限ドロー+無限ダメージができる!
火力がドローになるため、《稲妻/Lightning Bolt》を《Ancestral Recall》として使用できたり、《峰の恐怖/Terror of the Peaks》等の別のダメージ源との組み合わせでのドローも可能!
スタンダードでも3体目のニヴ様(他は5色)!
今まで各色2つか3つずつ必要だったのが1つで良くなったので、出しやすくなった!
自身を統率者にする場合、上記のコンボ可能な2種のニヴ様を入れたり、火力呪文や誘発型や起動型でダメージを与える置物を多めに入れたりする構成になるだろう。
もちろん上記のコンボ可能な2種のニヴ様を統率者にしてこのニヴ様を入れても良いだろう。
統率者の《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、《峰の恐怖/Terror of the Peaks》等をドローに変えられるのは便利だが、非戦闘ダメージ源の枚数がそこまで多いわけではないため、相性はそこそこ止まりになるだろう。ただし、《騙し討ち/Sneak Attack》から《峰の恐怖/Terror of the Peaks》や《ヴァルカスの災い魔/Scourge of Valkas》等と展開すれば大量ドローからドラゴンの大量展開も考えられるので、ロマンはある。
統率者の《ズルゴとオジュタイ/Zurgo and Ojutai》では、やはり非戦闘ダメージ源の枚数がネックではあるが、同上のロマンはあるため、可能性はある。
レガシーのZirilan Stompyでは、単体でドローできないので厳しそう。
《Firespitter Whelp》
アンコモンのドラゴンで、3マナ2/2飛行かつ非クリーチャー呪文やドラゴン呪文を唱えると各対戦相手に1点のダメージを飛ばせる!
1点と地味だが、条件は果敢や《スプライトのドラゴン/Sprite Dragon》よりも緩いため、割と簡単にダメージを飛ばせる。対象を取らずに複数の対戦相手にダメージを飛ばせる点も優秀!
フレイバーテキスト的にストリクスヘイブンがあるアルケヴィオス次元が出身地っぽいように見える。確定なら創始ドラゴン以外にもドラゴンが出ることが分かったので、次に舞台になる時も期待できそう!
呪文を複数唱えるデッキと相性が良く、相性が良いデッキが見つかれば化けるでしょう。
統率者では、軽量のドラゴンかつ、ダメージ源になれるため、《ドラゴンの女王、ラスリス/Lathliss, Dragon Queen》や《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》等と相性が良く。特に《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》等と無限ループする場合には《峰の恐怖/Terror of the Peaks》や《ヴァルカスの災い魔/Scourge of Valkas》の代わりとしても活用できる。
また、前述の新ニヴ様との相性はかなり良さそうで、誘発すればタイマンなら1枚、統率者なら3枚もカードを引ける!
統率者の《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》では、《死の国からの脱出/Underworld Breach》等で大量に呪文を唱える際にいれば便利ではあるが、流石に打点も小さいため、《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》コンボ等を入れてないなら難しそう。
統率者の《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、軽く出せる点は利点であり、ドラゴン多めの構成なら簡単にダメージを飛ばせるが、他のメリットが余りないのは残念。
統率者の《爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw》では、やはり簡単にダメージを飛ばせるが、他のメリットが余りないのは残念。
統率者の《ズルゴとオジュタイ/Zurgo and Ojutai》では、統率者を何度も唱える構成上、ダメージ能力は簡単に誘発し、ズルゴとオジュタイの誘発に役立つ軽量の飛行持ちドラゴンなので、有力な採用候補!
《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》
遂にアンコモンになってしまった《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》。スタンダードのカードかつこのイラストとしては基本セット2020以来!
しかも、基本セット2020等ではパックから出ずにウェルカムデッキ等の特殊な収録だったので、ドミナリア・リマスターを除けば、パックから出るのも基本セット2014以来のはずで、約11年ぶりにこのイラストでのフォイル!
アンコモンになってしまったのは残念ですが、リミテッドでは出やすくなったこともあり、今まで以上に活躍してくれそうです!
そして5年間スタンダードで使えるというのもファンデッキ的にもなかなかおいしいのではないでしょうか?
その他、タルキール情報等
他にも来年4月発売のセットであるTarkir: Dragonstorm (TDM)ことタルキール:龍嵐録の情報も色々と出ていましたね!
ウギンやサルカンの登場が確定し、氏族にも掘り下げがあるとのことで、どうなるか非常に気になりますね!
幽霊火フレームなんてのもあるらしく、カッコイイのですが、財布も傷みそうです(笑)
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