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メリーナ・マーロンフィッツがうるさすぎる
レギルス回から早すぎるヘイトスピーチ回第2弾。
あまりにもヘイトスピーチ回が多いとネガティブなライターだと思われて読む人もいなくなってしまいそうなので、今後はポジティブ回もどんどん更新していきたいです。
というわけで今回はアーケードゲームの人気タイトル『EXVS2 オーバーブースト』こと『オバブ』に登場するメリーナ・マーロンフィッツというキャラがうるさすぎる話をします。好きな人はごめんね。
とにかくメリーナ・マーロンフィッツがうるさすぎる。
自分はこのゲームをもう7年くらいはやっているんですが、ゲームが悪いのか俺が歳をとったからなのか、いつからかゲームを楽しむというより、ゲームセンターに集まってはゲーセン仲間と他の事をするのが楽しいからゲーセンに向かうといったようになっていました。
2年前くらいのまだ『クロブ』が稼働していた時期、そんな感じでいつも通り誰かいるだろと思ってゲーセンに行きました。
ザワザワ…… (ん………?)
「ほへえぇ〜〜〜〜〜〜〜っ!!!連けへぇい大成功ですぅ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!」
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即死でした。人間の鼓膜が破れる音の大きさは150DB(デシベル)あたりだとされていますが、300DBは出ていたと思います。
ゲーセンの中で中東系の外国人が重機を使って違法解体でもしているのかと思いました。それくらいうるさかったです。
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過去にトリコを読んでいたおかげで何とか耐えられましたが、よく聞けば、adoの唱のサビ終わりのようなそのうるさすぎる騒音はガンダムコーナーの方から聞こえてきます。
メリーナ・ザ・グレイテスト・ヒッツの登場
うるさすぎるその声の正体は、EXVSシリーズで試合中にナビキャラクターが声かけをしてくれる『バトルナビ』機能で新登場した『メリーナ・マーロンフィッツ』というキャラクターのナビ音声でした。
鉄鋼所の廃材処理中の様な女の声がガンダムコーナーに響き渡る中、何とか耐えながら来てよく見てみれば、周りの大人たちは皆その新キャラクターに夢中になってゲームを遊んでいます。
マジ……?自分は今まで可愛い女キャラがワイワイやる感じのアニメやゲームとかを通った事はないんですが、それにしてもこれはあまりにもうるさすぎる。
可愛い!や、胸が大きい!など、大人のおじさん達が夢中になる要素があるのは分かるんですがだとしても声がうるさすぎます。しかも名前がマーロンフィッツって何?声のデカさもさる事ながら、徹底的に男を喜ばせるためだけの低IQな喋り方も非常に耳に障ります。
フェミにまだ目を付けられていないから助かっているだけで、これを取り上げられたらこのゲームのプレイ人口の大半を占める我々男は勝ち目ないですからね。
キャラとしてそういう風に喋るのは分かりますが、そうだとしてもちょっとうるさすぎますよこれ。
しかし俺はいつも少数派
今まで何にしても俺は少数派でした。
小学校の時にちょっとしたお遊び学習として、各班で「スシローかくら寿司か、どっちが良いか」というテーマで話をしようという時間がありました。
今の俺はどちらかといえばくら寿司派ですが、その当時、今から13年くらい前はまだスシローの方がくら寿司よりネタが大きいと思っていたので食べるならスシローだ、と当時の俺は言いました。
しかし班5人中4人はくら寿司派で、理由は「お皿を入れればガシャポンが回せるから」といういかにも小学生らしい答えでした。この国が民主主義を採っていたために俺はその時間をくら寿司派として生きることを強いられましたが、小学生にガシャポンはズルすぎるなと今でも思います。
また自分は小学3年生から4年生までの1年間、家から近くの公園で週3開催されているサッカークラブに通っていました。
当時の自分は運動は好きじゃなかったんですが、母親から「足が早くなるから」という適当すぎる理由だけでその頃には亡くなっていた父方の祖父の遺したお金から、月謝1万8000円を払いつつ嫌々ボールを追う謎の時期を過ごす事になりました。
クラブに通って半年くらい経った頃サッカー合宿に行く事になったんですが、道中のバスの中はクラブのコーチの先生が借りてきたDVDを皆で見ようということになりました。
先生が借りてきたDVDは2つで「ドラゴンボールGT」の何故か最終盤、ゴジータ4が超一星龍をボコしてフュージョンが解ける回と、大山のぶ代版ドラえもんの映画の何かだったと思います。ドラえもんズも収録されていました。
明らかにクラブの生徒たちの年齢に合わせて借りてきたような2枚でしたが、どちらがいいかと先生は多数決を取ります。
結果は18:2でドラえもんになりました。
ドラゴンボールGTは俺ともう1人が手を挙げたのみで、ゴジータ4でも子どもの前だとドラえもんには勝てませんでした。
強さランキングでいえばドラえもん>ゴジータ4>超一星龍というわけです。
大人たちよ、目を覚ませ。
俺はいつでも少数派でしたが大人になってもそれは変わりませんでした。ゲーセンに来てみれば20や30をこえた大人たちが画面にこびりついてメリーナ・マーロンフィッツに夢中になっており、Twitterもメリーナ・マーロンフィッツ一色で本当に俺の居場所がありません。
あの声と喋り方を無視して(或いは受け入れた上で)、メリーナ可愛い〜は大人として無理があるだろと今でもずっと思っています。
挑戦と失敗
…………!
いやちょっと待てよと、ここまでメリーナ・マーロンフィッツが人気なら、メリーナ・マーロンフィッツだけをひたすらに見れる配信をすれば再生回数を稼げるのではないか?
名案でした。その瞬間は自分の事を天才だと思いました。
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ダメでした。
メリーナ人気にあやかって、プレイ画面とメリーナの映る範囲、完全に画面における割合を間違えた配信を3時間ほど行いましたが結果は平均視聴者数5人といつも自分が行っている普通のガンダム配信と数字的に全く変わらないものでした。
俺のプレイが下手だったからなのか、このゲームが過疎っているからなのか理由は全く分かりませんでしたが、名案と思われた俺のこの挑戦は失敗に終わります。
最後に
正直どうすればいいか分かりません。
鼓膜は破られ、Twitterでは孤独な戦いをする事になったし、メリーナ・マーロンフィッツのせいで俺は何一ついい事がありません。このままでは今後勝てる気もしません。
だからnoteにこれを書いてみました。
Twitterにこの記事を書けばたちまち周りから袋叩きに合うでしょうが、noteならまだ平和的建設的な協議が出来ると思います。
いつか自分のような者が多数派に回りふざけたバトルナビの一切の消去を行う事を目標に、今後とも頑張りますのでnoteの応援よろしくお願いいたします。
余談
メリーナ・マーロンフィッツと同時期に参戦したナビキャラクターとして、「カノ・クランズ」というキャラクターがいるが、メリーナが非常に明るく反知性的な喋り方をしていた反動からか、こちらは少し冷たく感情を抑えたようなボイスを聴くことができる。
お金を払っているプレイヤーに対して半ば塩対応のような態度を示してくるのはナビキャラの奉仕の精神からしてどうかと思うが、オタク的にはこのツンツン加減もまた刺さるとされているらしい。マジか。
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クラン"ズ"という名前が示す通り彼女以外にも複数の「クラン」がいて、普段ゲームに登場する人物は
それら全てを統括した姿(クランズ)だとされている。