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【大切なことは全てものづくりが教えてくれた】#5

こんにちは!アニメ好き女性向けのバッグを作る大学生チーム・ZippacTです!

いよいよ、商品企画のインカレ「Sカレ」の「秋カン」最終成果報告会まで、残り10日余りとなりました。
昨年11月にプラン時点での全国優勝を頂き、商品化が決まってから早1年弱。この1年、本当にたくさんの学びがあり、たくさんの貴重な経験をさせて頂きました。
ですが、泣いても笑っても、私たちはあと10日で最後。最終成果報告会で総合優勝を勝ち取れるように、ラストスパートをかけていきたいと思います!

私たちはあと10日で最後だとしても、協和チャック工業株式会社から今後も皆様の手に届けられ続ける「Deco-cheer~デコッチャ~」。
今回は、そんなデコッチャの原型が生まれてから、プラン優勝・商品化を決めるまでの日々を振り返ります。

私たちが企画をするのは、
「こんな商品を待っていたんだ!」という方々の
想いを叶えるためなんだ!

この想いに立ち戻り、アニメが好きな女性向けの「痛バッグ」を企画すると決意したのが、9月の末。企画商品のプレゼン本番まで2ヶ月しかない状況でした。
10月上旬に開催された中間報告会「秋カン」では、なんとか1位を獲る事ができたものの、上位陣は本当に接戦でした。
ここから、怒涛の2ヶ月が始まったのです。
メンバーが不要なリュックをリユースして作った手作りプロトタイプから、試作品のクオリティを上げるために手芸サークルの方に制作を依頼し、プロダクトデザインを改良するため様々なデザイナーさんに直接アドバイスを伺いに行きました。
本当に私たちの提案商品が痛バッグユーザーのニーズを満たせているのか、コンセプトが固まった後も毎週のように池袋に出向き、足で当事者の声を集めていきました。2日連続で2時間もかけて幕張メッセに出向いてユーザーインタビューをしたのは今でも良い思い出です。
そして、利用シーンや利用者の心情をしっかりと伝えられるよう、ある大学のミスコン出場者にお願いしてPVまで作ることができました。

でも、私たちの提案を商品化させる事ができたのには、きっともう一つ大きな要因があったのだと考えています。
それこそが、

なぜ、私たちはこの商品を企画するのか

ここが明確だったからこそ、
「自分達のためではなく、ユーザーのため」とメンバー全員が自覚していたからこそ、

「ただの商品提案ではなく、
どうしたらこの商品をターゲットに届けられるか」

までを提案した唯一のチームでした。
でも、そこが無い限り、どれだけ良い商品を思いついたとしても、実際にユーザーに手にしてもらう事はできないし、価値を実感してもらう事もできません。

ものづくりをする者として、一番大切なものは何なのか。
その「根底」に気づく事ができたからこそ、商品化決定後も「ここからが勝負だ」と突き進むことができたのだと感じています


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