2025年2月25日ゴールド相場暴落の考察
題名のとおり、2月25日の深夜（ロンドン／ニューヨーク市場時間）にゴールド相場が暴落しました。
この記事では、何故発生したのかを考察したいと思います。
まず、ゴールド相場は2025年に入ってから史上最高値を更新し、2月初旬からは史上最高値圏で高値更新を狙って大きなレンジ相場となっていました。
暴落当日（2月25日）は特に注目すべき経済指標はなく、特定日に当てはまるものとしてはゴトー日だった程度です。
しかし、実際は３時間で約570pipsもの異常な暴落が発生しました。
暴落の要因
では何故暴落が発生したのかというと、主に以下の2点が要因として挙げられます。
利益確定売り
記録的高値に達した後、多くの投資家が利益を確定させるために売りに転じた結果、相場が急落した。関税懸念による不透明感
米国のトランプ政権がカナダやメキシコに対する新たな関税措置を進めるとの懸念が高まり、これが市場の不安材料となってゴールドの需要が一時的に低下しました。
これらの要因が重なり、短期間で大幅な下落となったと考えられます。
考察
ゴールド系EAの魅力は、ゴールド相場のボラティリティです。
ゴールドは価格変動性が大きいが故に大きく利益を出すことができ、近年日本は大人気の通貨ペアです。
しかしながら、「利益が大きい＝ハイリスク」なのは理解しておかなくてはなりません。
それでも、ZIPANGU.miniは対応幅が350pipsもあり、50pips程度の戻りで利確する優秀なEAです。
ですが、EAの取引結果は完全に相場に依存するため、いくら優秀だといえど完全放置では駄目だというのはそこに理由があります。
暴騰暴落の対処方法
暴騰暴落に対する対処方法は
１．こまめな資金管理
最低１週間毎に増えた利益を出金または資金移動し、確実に確保。
２．分散投資
投資資金は全額投資するのではなく、手元資金と投資資金を分け、もしも破綻したと時のために『準備資金（手元資金）』を避けておく。
これらを推奨しています。
前述したとおり、ゴールド相場のボラティリティは、2年前とは比べ物にならないくらい拡大しています。
ある意味、刺激的な相場となっていますが、上記をご理解いただき引き続き慎重な稼働コントロールをしていただけたらと思います。