蚕が空を飛んだ話
将来の夢は街ブラロケだけで稼げる人間になること、枝豆@メークインです
ところでみなさん、最近夢ってみましたか?将来の〜じゃなくて、寝ながらみるほう
私はあまり夢をみないタイプの人間なのですが、 最近面白い夢をみたので、夢日記的に綴らせてもらえればと
ちなみに絵とかはないので、頑張って想像しながら読んでください
8月30日、天気はくもり
少しマシになった気温に気分を上げて、私は自転車にのった。
ん?
ハンドルの右に小さな虫が!
私は虫が苦手なので大パニック(最近のハイライトはトイレ中にムカデが太ももに乗っていたこと🚽)
激しくハンドルを叩いて散らし、なんとか落ち着く私…
その後は快調に自転車を漕いでいた
が、しかし
なぜか視界右側から違和感を感じる…
目を向けてみると、そこには大量の小さな虫が!
そしてその虫たちが
ポポポポポポッ!
と、風に煽られて後方に飛ばされていくのだ
まるで立体切り取り線のような光景を見た私は慌てて自転車から飛び降り、自転車は前方3メートル先程で倒れてしまった
卵だ
私はそう確信した。先程まで一匹だけだった虫がこんなに大量に出てきているということは、何かの卵から産まれてきている最中に違いない
私は、かたつばをのみながら(かたつばって漢字でどう書くんだっけ?)横転した自転車を見守った
ムクッ…
ムクムクッ…
いやまて、おかしい。明らかに“羽化“の効果音がしている
遠目からだが、ハンドルから何かが動いているのが見てとれた
よーく見ていると、意外なものが羽化していた
そう、それこそこのnoteのタイトルである
蚕だった
いや、じゃあ序盤の小さい虫なんだったんだよと思う人がいるだろう。でも、夢ってそんなもんじゃん。理屈関係ないじゃん。
そして蚕を見たと同時に、まさしく理屈関係なく、ある考えが私の体を動かした
逃げねば
だって明らかに目があったのだ。あの蚕の可愛らしい目は、明らかに私を憎むべき対象として捉えていた
しかしまあ所詮は蚕。人間から絹を取るためだけに産まれたようなこの虫は、飛ぶことなど出来はしない
本気で走れば、流石に追いつかれる事はないであろう。そう思い、私は後ろを振り返った
蚕は、空を飛んでいた
あ、ごめん私死んだわ。いやもう、無理よ飛ばれたら。なんかそこそこはえし。普通に追いつかれそうだし。
このまま私は捕まり、一生蚕の奴隷として働かされるのであろう。それこそ、解雇されることなく
やめてくれえ!!!!!
殺さないでくれぇー!!!!!!
こつん
え?
蚕は私の頭に体当たりをかまし(見た目どうりの威力だった。わかりやすく言うと弱かった)、私はその衝撃で目が覚めた
ハァ、ハァ、ハァ…
この夢から得られた事は、蚕は飛ぶと完全にモスラだということだけだった
最後まで読んでいただきありがとうございました。よければ他のnoteもどうぞ
なんだったんですかね?
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