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【KTH交換留学チュートリアル】番外編: アーランダ空港レポ

こんにちは。今回は、番外編としてストックホルムにあるスウェーデンの国際空港、アーランダ空港について書きます!

日本からスウェーデンに来た人はほぼ100%この空港が目的地になると思います。自分は留学中の旅行で毎回使っていました。特に深夜利用する際に、色々と共有すると良さそうな情報があったので、ここで書き留めたいと思います。

筆者のプロフや過去の記事はこちら


基本情報

ストックホルム・アーランダ空港には、国際線の第2ターミナルと第5ターミナル、国内線の第3ターミナル(※2023年10月17日現在、就航しているフライトはなし)と第4ターミナルといった4つのターミナルとSky Cityというショッピングモールがあります。第1ターミナルは、第4ターミナルに改装されているので、ストックホルム・アーランダ空港には第1ターミナルはありません。

https://newt.net/swe/mag-189983997981

とまあ上のとおりなんですが、第3ターミナルが使われていないのは初めて聞きました。言われて見れば、確かに留学中で一回も使ってないですが、それはたまたまだと勝手に思ってました。

空港は結構コンパクトで、何かあるわけでもないので、正直あまり楽しい場所ではないです。

各ターミナルの違い

明確な違いはあまり無いと思いますが、個人的所感です。

第2ターミナル
近場の目的地の場合はここなのかな?という感じです、AirFranceでフランス行ったときはこのターミナルから保安検査を使いました。

第4ターミナル
LCCは多分ここを使うと思います、Ryanairを使ったときは100%このターミナルを使ってました。LCCが多いためか、狭い印象。

第5ターミナル
ターミナルとしては一番大きめで新しい印象です。日本に帰るときとかはこのターミナルを使いました。

また、入口はターミナル単位で分かれているものの、中に入ると実は全てつながっているというタイプの空港です。ただターミナル5から入ると、免税店や飲食店などに訪れやすいです。

ターミナル5の保安検査を抜けるとすぐに見える免税店

余談: アーランダ空港は本当はウプサラ?

調べてみると、アーランダ空港自体はウプサラ市にあるという記事を見つけました。ただWikipediaで見てみるとストックホルムとして書かれているのと、地図で見ても明らかにストックホルムなので、どこかのタイミングで修正が入ったんだろうか、、真相は不明です。

ストックホルム市内から空港に行くまで

アーランダ空港には色々な行き方がありますが、僕は基本的にStockholm Central StationからArland Expressを使っていました。これを使うと20分ぐらいで空港に着きます。めちゃ治安良くて快適です。

値段は、一般だと片道で320SEKと結構高いのですが、ありがたいことに学割があります。Mecenat (スウェーデンの学生の学割アプリ、留学生も使える)経由でチケットを購入すると半額の160SEKで買うことができます。とても助かります。朝は4時ぐらいから、夜は0:30あたりが最終だったと思います。公式サイトに時刻表があります。

Arland Express以外だと、コミューターレールで行くという手段もあります。Arland Expressよりは安いんですが、なんとなく自分はコミューターレール苦手だったので、基本Arland Expressを使ってました。乗って良い車両の見分け方とか、チケット確認のタイミングとか購入の仕方とかがちょっと難しいんですよね。結局学割使うと大きな差はなかったような気がするので、基本Arland Express使ってました。
一回、空港から帰るときにコミューターレールを使ったのですが、ほぼ全席指定席の車両に乗ってしまい、危うく詰みかけたことがあります。幸いにもちょっとだけ自由席があったので、そこに座ることで事なきを得ました。
チケット自体は、SLアプリで買うことができます。

他には僕は一回スウェーデンに着いた日以外は使ってないですが、バスも使えます。詳しい説明は、以下の記事に委ねようと思います。

深夜のStockholm Central Station

ちょっとだけホームレスが散見される印象です。ただまあ危害を加えてくる様子とかはないので、過度に心配する必要はないと思います。

深夜の中央駅
あまり人はいない

深夜の空港待機

普通に空港のことを書いてもつまらないので、深夜で利用したときの話をしたいと思います。留学中2回、深夜の空港で過ごしたことがあります。

基本的にアーランダ空港は24h営業です。なのでいつ行っても入れます。
深夜でも意外と人はいますが、他の有名な都市の空港に比べるとそもそも規模が小さいというのもあり、少ない方です。

深夜であっても適度に警備員が徘徊しています、なので治安はそれなりに保たれています。ホームレスのたまり場とかにはなっていないです。ちらほら遊びに来ただけなんだろうなって人はいますが、気にするほどではないです。なので、空港の至るところでしっかり睡眠している人がいました。

作業場所

Sky City (ターミナル4と5の間にあるショッピングモールみたいな所) に24h営業のBARINOというカフェがあります。コーヒーはもちろん、軽食やアルコールも提供されていました。値段は全然やさしくないですが、自分の観測した限りでは深夜はここしか空いてなかったので、ここは目をつむりましょう。
自分はここで、フライトまでの間に作業をしていました。作業に適した席もあり、コンセントもあったので、思った以上に快適でした。

Sky Cityの様子
後ろに写っているBARINOというカフェが24h営業
こんな感じで作業が可能
ちなみにこのときはKTHの授業課題にめちゃくちゃ追い込まれてた、、

ありがたいことに、アーランダ空港ではeduroamが使えます。これはかなり助かりました、通信量を気にせずに作業ができます。調べてみると、空港でeduroamが使えるのはスウェーデンとノルウェーだけらしいです。

保安検査

ここは各ターミナルごとの特徴を書きます。

ターミナル2

あまり覚えていないですが、いわゆる普通の保安検査場です。PCや液体物などを一通りカバンから出して検査するスタイルです。

ターミナル4

先述の通り狭いので、保安検査でさばける量もあまり多くありません。もちろんPCや液体物をカバンから出すスタイルです。加えて、LCCで使う人が多いはずなので、時間にシビアな場合が多いと思います。ターミナル4を使う場合は、EU圏内であってもかなり余裕を持って空港につくことをおすすめします。経験上、1.5hより遅い時間に着くと結構厳しい気がします。

ターミナル5

検査の際には、最新設備が導入されています。何もカバンから出さなくても検査可能なので、かなり楽です。

検査後

空港の中に入ると、どのターミナルにもコンビニはありますが、基本理不尽に高いです (スウェーデンの物価+空港価格) 。空のペットボトル・水筒を持っていって、給水所で水を汲むとかをして節約するのが良いと思います。

ということで、番外編: アーランダ空港レポでした。
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