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【KTH交換留学チュートリアル】1月号: part3

こんにちは。昨日に引き続き今日も留学中の日記を書きます!
今回は11ヶ月遅れの1月号part3です。
part2はこちら

筆者のプロフや過去の記事はこちら


Day15: 1/22 (月)

この日で受ける授業は確定し、P3 (春学期前半) は以下3つの授業を受けることにしました。

  • Software Reliability: ソフトウェアのテストの話、不具合をどう想定してどうテストをするべきか?という話

  • Software Engineering Fundamentals: グループワークでのソフトウェア開発・OSS活動を行う

  • Search Engines and Information Retrieval Systems: 検索技術の授業、実装系の課題がめちゃくちゃ多い

午前中は授業Software Engineering Fundamentalsに行き、昼休みに言語カフェに行きました。

Japanese language cafe: 言語カフェ

KTHでは、平日毎日図書館前の机で言語カフェというのが開かれています。その言語を学びたい人とその言語が母語の人が触れ合うというものです。KTHの場合、曜日によって異なる言語テーマが展開されていて、月曜日は日本語の日になります。

行ってみると何故か日本語をペラペラに話せるスウェーデン人が何人も居て、素直にめちゃくちゃビックリしました。

午後は授業Software Reliabilityを受けて、図書館で作業して帰りました。
この日は和風ペンネを頑張って作りました。

茹で加減をミスってペンネが固かった、、
味付けには永谷園のお吸い物の素を使ったのでめちゃくちゃ美味かったです、最強

Day16: 1/23 (火)

Chapterのイベント

META Chapter主催のレセプションイベントがあったので、夕方日本人の友だちと一緒に行きました。一応THSのイベントなので、事前登録が必要だと思ってたのですが、特に何も手続き無しで飛び入り参加できます。

METAのpub? (施設) で開催

すごく盛り上がっていたわけではないですが、程々に人が居たので、ボードゲームしました。お菓子とか飲み物は無料で提供されます。Gasqueに居たアメリカンと再開しました。

battleshipっていうボードゲーム
初心者にはルールが難解で、よくわからないまま勝利しました
友だちに感謝

洗濯機について

Lappisの寮の洗濯は共用で、空いているタイムスロットで予約をして、その時間内に洗濯・乾燥まで済ます必要があります。洗濯機の場所に行けば、予約ができる機器があるのでそこから予約することも出来ますが、したのサイトからオンラインでも予約が出来ます。
ログインのための個人IDとパスワードは、KTHのaccomodation[at]kth.se (atを@に変更)に連絡すると教えてくれました。

帰って友達とタコスを作りました。寮生活をするうえで、こういう共同作業はいい思い出ですし、料理のモチベーション的にもかなり助かります。

ブリトーはICAで買えます
課題取り組むときに買った国産?エナドリ
レッドブルのほうが美味しいです、、

Day17: 1/24 (水)

この日は授業がなかったので、午前中は部屋で研究室とか就活の予定をこなして、昼過ぎにKTHの図書館で作業してました。

寮と最寄り駅間の道
前日雨が降って表面が凍ったことによりデスロード化

Buddy mtg

ただ作業をするために外出したわけではなく、buddy mtgが本当の目的です。buddy Groupとは、交換留学生同士の仲を深めるための制度で、buddyがグループを取りまとめてくれます。buddy自身も基本留学生らしく、彼らは2セメスター以降目でKTHに慣れているので、ある種KTHの先輩的なポジションです。だいたい1グループにbuddyが2,3人います。自分のところは2人でした。

実は一週間前に全体で統一して開催予定だったのですが、buddyが体調不良ということでスキップとなり、この日が初めての集まりでした。ちなみにこの連絡は、WhatsAppで事前にされていたらしく、僕は知らないまま事前にメールで知らされていた集合場所に行って誰も居ないという状況に出くわしました。完全に情弱です。日本でLINEが生命線のように、海外 (特に欧州) ではWhatsAppが生命線になります。

初回の集まりは、中心街のパブでした。グループのメンバーは基本的に適当に割り振られるのですが、自分のグループはアメリカ人2人・シンガポール人6人で、buddyもアメリカとフランス?出身だったので完全アウェーでした。全員英語はもう余裕レベルです。
なかなか厳しいスタートでしたが、昨日のレセプションで一緒に遊んだ人や、日本に観光したことある人が居たので意外とずっと会話してました。いろいろな場所に顔を出しておくとというところで助かりますね。

話したこととか

シンガポールの理系、特にコンピュータサイエンス系はほとんど修士には行かず、学部でそのまま就職するらしいです。今シンガポールの大学から留学している学生はほとんど学部生らしく、確かに修士の学生はほとんど会いませんでした。理由は学部卒でもCS系なら職に困ることは無いかららしいです。

また、KTHの正規の修士学生のカリキュラムについて、研究は2年の後半にプロジェクトとして行うか、どこか企業に行って共同研究?として論文を書くかの二択らしいです。企業・内容は基本的にどこでも良く、一応ヘルプで教授が付いているみたいな感じらしいです。企業で論文書けるの良いシステムだなと思ったんですが、これとその企業に就職できるかどうかはまた別らしいです (就職するならPh.Dが必要らしい)。

Day18: 1/25 (木)

午前中、Software Engineering Fundamentals のグループワークのメンバーの初顔合わせがありました。自分以外は全員西欧の人で、意外と皆消極的だったので、最初のルールとかを作るのがちょっと大変でした。

午後は、Software Reliabilityのグループワークの場を設ける授業があって、事前にグループを組んでいたbuddy (buddy mtgと同じく、グループのメンバーをbuddyと呼ぶらしい) と課題に取り組みました。

buddyとの会話

中国人buddyと授業後夕飯を一緒に食べながら、お互いの国について話しました。めっちゃ話したので印象的な話だけピック。

buddyは今まさしく就職活動中で、KTH卒業後はスウェーデンでそのまま働くつもりだそう。中国に戻らないのかと聞くと、とにかく今中国で働くのはめちゃくちゃ大変らしく、休暇以外では戻りたくないらしいです。その子は修士でKTHに来る前、中国の大学で学部を修了し、1年間近く某中国の超有名メーカーで働いていたけど、あまりにもハードワークでやめたそうです。限りなく996 (朝9時から夜9時まで働くのを週6でやる)に近い状態だったらしい。

中国の修士過程は、基本3年制、研究者コースとエンジニアコースの2つに分かれていて、研究者コースは有名なジャーナルに論文を1本以上投稿、エンジニアコースは特許技術を一つ以上開発するのが卒業要件らしいです。なんかエグくないか?

Day19: 1/26 (金)

午前中は、Software Reliabilityのbuddyと課題を一緒に進めました。集合時間には遅れましたすいません。

昼にまだ済ませていないレセプションの支払いをしました。支払場所や対応時間はTHSのインスタアカウントで、check in deskの情報があるので、それを確認しましょう。

Osqvik (オスクビク)

この日メインのレセプションです。簡単に概要を説明すると、郊外の小屋で徹夜でどんちゃん騒ぎするっていうやつです。小屋はTHS所有らしい。
夕方にKTHのエントランスに集まり、バスに乗ります。バスで大体1h移動して、そこから15分ぐらい森を歩くとようやく到着です。

時間厳守!!

小屋は基本的にパーティー会場ですが、メインの小屋とは別でサウナがあります。なおトイレは屋外にしかなく、これは結構きつかったです、、

小屋の外観

イベントの詳細を話すと、最初は適当に班に別れてミニゲームをして、そこからは先週もやったGasqueをやります。ここでも料理はヴィーガンでした。

料理は基本美味しかったけど、このライスプディングだけはめっちゃ不味かった、、
多分日本人は皆嫌いだと思う、日本人の友だちも不味いと言っていたが、それ以外は皆美味しそうに食べていて、食文化の違いを痛感

Gasqueが終わるとフリータイムで、朝にバスが迎えに来るまではhelp yourselfという感じです。開始早々、シンガポール以外のアジア勢は何をどうして良いかわからないので一旦ベンチに座ります。こういう場所はやっぱり難しい。
とはいえ既に何人か知っている人は居たので、ちょっと休んでから適当に話したり遊んだりしてなんだかんだ楽しい時間を過ごせました。めっちゃ疲れたけど。また、完全にhelp yourselfというわけではなく、THS側からもイベントが定期的に提供されるので、そういうのに乗っかると良いです。

マシュマロキャンプファイヤ

写真を取り忘れましたが、ここのサウナはめちゃくちゃ良かったです。暑すぎず、時間をかけてじっくり体を温めることが出来ます。水風呂は無いですが、外出ればそれに近い状態になり、当然めちゃくちゃ寒いので簡単にキマります。パーティー終盤でサウナに行ったので、その後はなんかずっと落ち着いてしまいました。サウナのためには、吸水性とかを踏まえると本格的にバスタオルを持っていくのが良さそうです。自分はちょっと小さめのタオルでちょっと不便でした。
なおサウナから戻ってきた頃には流石にみんな疲れたのか、虚無の時間が流れてました。

Day20: 1/27 (土)

Osqvikから帰宅

このイベントは朝ご飯まで提供してくれます。

nutellaの美味しさに初めて気づく

徹夜のイベントを乗り越えバスでKTHエントランスに戻ります。エントランスから部屋に戻ってようやく一息つける、、(??)

帰り際、なぜ半袖なんだい?
ちなみに彼とは後に仲良くなります

ドロットニングホルム宮殿へ

馬鹿なので連続でドロットニングホルム宮殿を観光するというレセプションイベントを入れてしまいました。しかも朝10時までにodenplan駅にバスで着いている必要があるので、部屋に戻ったら休む間も無く準備をしたら速攻で出る必要がありました。偶然Osqvikに参加していて、かつLappis住みの子を見つけられたので、バスで一緒に行くことにしました。
集合時間近辺で連絡が途絶えたら鬼電をお互いするという約束をして一旦部屋に解散、自分はなんとか眠気に耐えてバス停に向かいましたが、予想通りその子の連絡が途絶えたので鬼電、なんとか間に合いました。

ドロットニングホルム宮殿は、王室がまさしく今住んでいる宮殿で、土日のみ観光ができる場所です。宮殿の周りは庭園?になっていて、めちゃくちゃ広いです。そこで知り合った友達と話しながら回ってたので結構楽しかったです。
外観も内観も大満足でした。ストックホルム郊外にあってちょっと行きづらいのですが、観光でストックホルム来た際にはぜひ!

宮殿本体
庭園にあった建物、装飾が欧州でも見ない感じで面白かった

お昼ごはんは、周りにはバカ高いレストランしかなく、またコンビニ・スーパーもないのでどこかで昼飯を買っておく、あるいは持っていくことをおすすめします。今回のイベントでは、道中スーパーで買い物する時間がちゃんと設けられていました。大満足の観光だったのですが、宮殿内部の所々に椅子があっていつの間にか寝てました。流石に帰ってからはめちゃくちゃ寝ました

今回はここまで!今回も盛りだくさんの一週間でした。
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