見出し画像

5年前の笑い話。

今日はライナーノーツじゃなくてちょっとした笑い話を。

丁度5年前、高校の生物の授業で、食物連鎖の話が出てきた。
話が分かりやすいように絵を描くのだが、先生は

「好きな生き物を描いて良い」

と言ったので先生の描いた生き物以外のものを描くようにした。

まず植物(生産者)がいて、それを食べる(第一消費者)がいる。
先生はバッタを描いた。一方私は牛を描いた。

そしてそれを食べる第二消費者を描く。

牛を食べそうな生き物として、ライオンが思いついたので私はそれを描いた。(先生は、バッタを食べるカエルを描いた)

私が描き終わった頃には、先生は、まもなく第三消費者を描き始めようとしていた。

この状況をお分かりだろうか?

先生はバッタとカエルを描いていたのでまだ動物に余裕がある。
しかし、私は第二消費者の時点で、生態系の頂点に君臨する生き物を描いてしまったため、さらにそれを超える生き物を描かなくてはならなくなってしまった。

仕方がないので、恐竜を描いた。
(先生は、カエルを食べるヘビを描いた。)

しかし、ここでとんでもないことが起こってしまった。
先生がついに、第四消費者の話をし始めてしまったのだ。

恐竜を食べる生き物…というより、もはやそれは怪物である。

既に、私の想像力は臨界点に達していて何も思いつかない。
仕方がないので、ここだけ先生に従って私も「鳥」を描いた。

先生の描いた食物連鎖

植物←バッタ←カエル←ヘビ←鳥
納得がいく。

私の描いた食物連鎖

植物←ウシ←ライオン←恐竜←鳥
もう滅茶苦茶である。

どうしてあの時、私はウシを描いてしまったのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?