2022都リーグ第7節 vs GIOCO世田谷
こんにちは。
ZIONのくげです。
ZIONトップチームは先日6/26(日)に、東京都社会人サッカーリーグ(以下・都リーグ)の公式戦を戦いました。
現在ZIONは3年ぶり2度目の都リーグ1部へ挑んでいます。
3年前は初めての1部へのチャレンジでしたが、惜しくも1年で2部降格。
今年はまず【1部残留】を目指しながら、ひとつでも上の順位を目指していくシーズンです。
そんな中に日曜日に戦った相手は「駒澤大学GIOCO世田谷」でした。
文字通り駒澤大学の大学生チームで、社会人リーグへ出場登録をした選手たちがプレーしています。
大学生チームは練習量・運動量で我々のような社会人チームを上回ることがほとんどですので、毎回厳しい戦いとなります。
さらにこのGIOCOとは、3年前に苦すぎる思い出がありました。
2019年、都リーグ1部で苦戦していたZIONはシーズン終盤にGIOCOと対戦。
この試合、0-9という信じられないようなスコアでZIONは大敗を喫してしまいます。
この試合のショックもあったのか、その後チームは2部降格。
なかなか上手くいかないシーズンを象徴するようなゲームでした。
この時私は声出しサポーターとして試合を見ていました。
場所は千葉県にあるZOZOPARK。
当時から一緒に試合へ足を運ぶサポーター仲間は居たものの、この試合は都合により欠席。
私1人での声出し応援でした。
私の応援のポリシーは「前向きな声がけ」と「諦めない」こと。
2部に所属していた時から厳しい試合もいくつかありましたが、最後まで前向きに応援することを意識し、ずっと貫き通してきました。
ただ、この0-9の試合はそれをする事が出来なかった。
後半になり失点を重ね、やればやるほど点を取られる展開。
「諦める」というより「どうしたらいいかわからない」展開に、大袈裟ではなく1人で泣きそうになっていました。
結局最後の20~30分ほどは声を出すことが出来ず。
当時も今も選手やスタッフを責める気はありません。
途中で何も出来なくなってしまった自分に、ただただ無力感を覚える試合となりました。
そして3年弱が経った先日、あの頃とは大幅に選手が入れ替わりながら、
再び2部から昇格を果たしたZIONがGIOCOと戦いました。
正直3年前のことは全く考えてなくて、試合後に言われてそこで初めて気づきました。
試合前~試合中に意識し過ぎなくて、むしろよかったと思っています。
それよりも気になったのは当日の暑さと強風。
運動量やプレースタイル的に、GIOCOの方に有利に働くような予感はしていました。
しかし最終的に勝利したのはZION。
絶対的エースの10番・尹英勝(ユンヨンスン)の2ゴールで2-1の勝利を収めます。
この試合で何よりも感じたのは、貪欲に勝利を目指す執念、そしてベンチを含めたチームの一体感。
さらに先制点を取ったあとすぐに失点しても崩れない粘り強さ。
3年前より遥かに成長した姿を見ることが出来ました。
この勝利により貴重な勝ち点3を獲得したのはもちろん、
各ブロック上位4チームが進むことの出来る上位リーグへの望みも出てきました。(今年は感染症拡大の影響で変則的なレギュレーションです)
上位リーグに進出すると、その時点で3年前に達成できなかった【1部残留】が決まります。
各ブロック下位6チームが戦う下位リーグへ進んだとしても、この勝ち点3に加えて、過酷な条件で勝ちきれた成功体験は必ず活かされるはずです。
今のZIONも決して完成されたチームではありません。
ただしその分伸び代はたくさんあると思っています。
無事1部残留を果たし、来年もこの場所で戦うために、
そして更に上のステージを目指すために、まだまだ大切な戦いは続きます。
今後も選手・スタッフと共に、全力で戦っていきますので、応援よろしくお願いします!
長い文章でしたが、お読みいただきありがとうございました。