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幕末爆音伝(後篇)十二月十日上映会イベント満員御礼にて終了!!

 というわけで、昨日十二月十日の火曜日、坂本龍馬が暗殺されてから百五十二年目の夜に、渋谷のライブハウスGARRETにて、上映会ライブイベントを開催しました。前売り券、当日券共にソールドアウトの満員御礼にて、イベントを終了しました。
 この日は朝からあまり天気も良くなく、かなり冷え込む日でしたが、十八時三十分の開場時間になると、ワラワラとお客さんが集まりだして、なんと客入れだけで四十五分もかかってしまい、予定時間を十五分もオーバーしてのイベント開始となりました……。

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 上映会イベントは本作のプロデューサー和田さんと、監督である私ZIONの簡単な舞台挨拶から始まり、約七十分間の上映会が始まるのですが……。毎回この上映中はいつも「みんな本当に楽しめてるのかなぁ……」「あそこの演出、もっとあーすればよかった、こーすればよかった……」などと、色々と疑心暗鬼になりながら、ハラハラした胸中で観ることになります。

 今回は「幕末爆音伝・後篇」の上映でしたが、その前の前篇は「冒険活劇、青春群像劇」であり、バンドが世に出始めてようやくチャンスに出会うまでの、楽しい展開が多い内容となっています。その他にも「そもそも何故主人公の前に龍馬が現れるのか?」そして「何故バンドを組むのか?」「清丸って誰? 今井?」など、説明することが非常に多く、かつそれを時間内に収めることがとても大変でした。

 対象的に後篇は主人公・咲良と清丸、そして龍馬と暗殺者・今井、おりょうの生き写し龍子との関係の変化など「人間ドラマ」を主軸に置いてた内容となっており、バンドのリハーサルやライブシーンなども、前編よりも少なくなっています。
 作者的には一番好きなシーンは? と聞かれると、まあやはり後半に向かって色々と思い入れのあるシーンは増えていくのですが、一番? と聞かれるとすれば「第七話〜横須賀の旅」でしょうか。あとは「第十話〜それぞれの朝」「最終話〜風見鶏」も好きですね。(結局全部……? 笑)
 そんな後篇ですが、既にイベントも終了していることもあり、イベントの日と同じく十二月十日の十九時より、You Tubeにて全六話を一挙配信していますので、是非皆さんご覧下さい。

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 上映終了後には主要キャストの舞台挨拶となり、今回は主人公・神野咲良役の田村信太郎さん、ライバル清丸役の島田章弘さん、暗殺者・今井久士役の草野豊聡さん、西尾龍子役の吉崎絵莉香さん、弁財天役の七海映子さん、天照大神役のチャコ白浜さん、そして最後に坂本龍馬役の私ZIONの七名による、舞台挨拶となりました。皆さんそれぞれが色々な思いの丈を語ってくれた、内容の濃い舞台挨拶だったと思います。

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 舞台挨拶終了後は、お待ちかねのライブタイムです。客席の椅子を取っ払い、約九十名近いお客さんのいる中、清丸役の島田章弘さんと今井役の草野豊聡さんによる、作中のバンド「清丸&BLACK HEARTS」の楽曲を披露していただきました。

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 そして最後にいよいよ本作の主題歌、挿入歌を担当した、坂本龍馬と咲良率いるラウドロックバンド「THE KAIENDS」のライブでした。残念ながら、作中のようなモッシュピットやダイブまではありませんでしたが、満員状態の観客の中での初お披露目ライブはなかなか感慨深い、そして最高な経験となりました。

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 その他にもこの日はイベント会場での五〇枚販売限定「幕末爆音伝・オリジナル・サウンドトラック」ダウンロードカード(千円)を販売したのですが、おかげさまで三〇枚以上も売れました。皆様是非、イベントが終わったあとも、この五曲入りのサウンドトラックを聞いて、再度「幕末爆音伝」の世界に浸ってくださいね。

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 最後は恒例の集合写真ですが、照明の関係で上の方が残念ながら白く飛んでいますね。イベント終了後、すぐに帰られた方もいましたので、残った者だけでの集合写真でしたが、毎回イベントごとにこういう記念になる写真が残ってゆくことが、後の心の支えや、次回作への勇気づけになります。

 会場にご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。

by ZION

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