Vyondを3年間使ってみた感想
Vyondを使って3年
発信ツールとしてVyondを使ってみようと考えている方も多いのではないかと思います。私は2020年5月からVyondを使い始めました。
3年間でたくさんのアニメーション動画を制作してきましたが、vyondは実際使ってみてどうなのか、良いところ、悪いところ、実際に稼げるのかなどを振り返ってみます。
Vyobdとは
Vyondはオンラインアニメーション作成ツールで、ビジネスや教育目的のアニメーションを手軽に制作できるプラットフォームです。私が感じた主な特徴は以下の通りです:
アニメーション作成: キャラクター、背景、テキスト、音声などを活用してアニメーションを制作可能。
ビジネスと教育用途: プレゼンテーション、広告、トレーニングビデオ、教育コンテンツなどに利用可能。
キャラクターアニメーション: キャラクターに動きや表情を加え、リアルな対話やストーリーを表現。
テンプレートとアセット: 提供されたテンプレートやアセットを使用して素早くプロフェッショナルなアニメーションを制作可能。
音声録音: テキストを音声に変換し、アニメーションに組み込むことができる。
簡単に使えるの?
私はパワーポイントやKeynoteに慣れていたため、Vyondもそれらに似た使い勝手で簡単に取り組めました。少し高額でしたが、Vyond正規パートナーのウェブデモ社のオンライン講座を受講し、仲間と共に学ぶことでモチベーションを維持しながら早く身に付けることができたと思います。
下記の動画は、受講中に制作した自己紹介動画です。
上記サイトで使い方は学べます。
費用は?
日本代理店のウェブデモ社からの購入が年間税込で187,000円であり、米国GoAnimate社からの購入はProfessional版で年間1,099ドル。サポートや利用権の差異を考慮しながら選択する必要があります。
ウェブデモ社から購入の場合は、制作したvyondアニメーションを他人に渡した場合に発生するVYOND映像の利用権(1件12,000円)が無料です。
英語ができて自分のものだけ制作する場合にはGoAnimate社からの購入でもいいかもしれませんが、「受注を受けて制作したデータをクライアントに渡す」となると毎回12,000円が発生するので制作価格にこれを乗せることになるのでよく考えましょう。
使ってみた感想
使用料金が少し高いように思います。理由はadobeクリエイティブクラウドのコンプリートプランでも年間80,000円弱なので。
Vyondを3年間使ってみて、そのグレードアップやアニメーションの多様性は魅力でした。実際には多くの案件で活用し、使い勝手も良いと感じています。ただし、文字の装飾に関しては物足りないと感じ、別のツールを組み合わせて利用しています。
文字の装飾は、使い始めて2年目くらいから字幕や文字はプレミアプロやアフターエフェクトで後で付けるようにしています。
グレードがはっきり変わります。
仕事になるのか?
はっきり言って、制作できても営業力がないと難しいと思います。
(どんな分野でも同じことが言えますが。)
あと、シナリオが書けないとダメですね。
シナリオの話や営業力の話、どのくらい稼げるかなどはまた別の機会に。
ありがとうございました。