ベイブレードxな1日
こんにちは、刃雷です。
今回はベイブレードXのG3大会レポートです!
ベイブレードXの盛り上がり
大分のオープン大会が現状トイザらスで月一しか無いので開店前からかなりの人数が並んでいました。
受付を済ませ、抽選を待つ間に新商品のUXを見てみたりして時間を潰しておりました。
先週ポケカの自主大会に来て頂いた方とベイブレードxの大会でお会いするという割と何でだよな縁もありつつ抽選の時間に
受付の応募数は参加枠16人に対して45人!
今までどこにブレーダーが隠れていたんだと思えるくらいにベイブレードxの盛り上がりを感じました
今回友人2人を連れて参加したのですが残念な事に私だけ抽選落ちました
流石に何もせずに帰るのも勿体無いので今後のカスタムの参考にする為に全試合のデータを取る事に。
G3大会全試合データ
以下、今回の大会で集計したデータです。
観戦エリアからの目視とシュート後の挙動で判断していますのでラチェットの判別はほぼ諦めており、ブレードとビットも判別ミスの可能性や見落とし箇所があります。
また、当日発売だったUXに関してはほぼ開拓の時間が無かったと思われるのでカスタム案は別途後述します。
今回の対戦形式ですが
一回戦はポイント関係なく1本勝負
二回戦はポイント制の1on1
三回戦以降はポイント制の3on3でした。
一回戦
1-1
コバルトドレイク 9-60 P
フェニックスウイング N⭕️
1-2
シャークエッジ P(友人A)
フェニックスウイング GN⭕️
1-3
フェニックスウイング 無改造
フェニックスウイング B⭕️
1-4
ウィザードロッド無改造
ドランバスター5-70A⭕️
1-5
ユニコーンスティング GN⭕️
ヘルズサイズ B(友人B)
1-6
ヘルズサイズ B
青シャークエッジ無改造⭕️
1-7
シャークエッジ GF⭕️
シャークエッジ GF
1-8
ヘルズサイズ B
シャークエッジ S⭕️
一回戦はフェニックスウイングとシャークエッジが多い印象を受けました。
事前の練習や情報収集で得た感覚ではフェニックスは何と当たっても互角以上に渡り合えるような万能機、シャークは何が来ても一方的にカチ飛ばす特攻機といった印象でした。
フェニックスは出場できたら使用しようと考えていた攻撃的なRやPよりもNやBで自爆リスクを抑えてスピンを取りに行くカスタムが勝ち上がっています。
シャークは防御軸のSを搭載したカスタムもあり、カウンター型のシャークも面白いなと感じました。
二回戦
2-1
フェニックスウイング GN
フェニックスウイング N⭕️
2-2
フェニックスウイング B⭕️
ドランバスター5-70A
2-3
青シャークエッジ無改造⭕️
ヘルズチェイン O
2-4
シャークエッジ S⭕️
シャークエッジ GF
二回戦の1on1も一回戦から使用するベイを変えずに戦っている方がほとんどでした。
対戦相手のベイが分かった上で各々の自慢のカスタムをぶつけ合っている感じが他のスポーツには無いベイブレード本来のホビーとしての魅力を感じました。
勝ち上がったのは一回戦でも使用者が多く感じたフェニックスウイングとシャークエッジの2種。
特に無改造の青シャークは攻撃一点特化な印象がある挙動をしっかり当ててポイントを取っていました。
三回戦
3-1
ウィザードロッド無改造⭕️スピン
シャークエッジ GN
フェニックスウイング N
フェニックスウイング N
フェニックスウイング B
ウィザードロッド無改造(貸出機)⭕️スピン
ヘルズサイズ無改造(貸出機)⭕️スピン
フェニックスウイング B⭕️エクストリーム
3-2
青シャークエッジ⭕️オーバー
金ヘルズサイズ無改造⭕️スピン
ナイトシールドN⭕️エクストリーム
(分かんなかった)
フェニックスフェザーGP
シャーク S
3on3になってちらほら顔を出して来たのは発売されたばかりのウィザードロッド。
安定の勝率で猛威を振るっていました。
3位決定戦
シャークエッジ S⭕️オーバー
ウィザードアローR
フェニックスフェザーGP
シャークエッジO
ウィザードロッド無改造⭕️オーバー
フェニックスウイングGN⭕️エクストリーム
同系統同士の対面が印象的だった3位決定戦
シャークエッジ、ウィザードロッド、フェニックスウイングと今回の注目したベイが固まった構築が3位入賞でした。
決勝
金ヘルズサイズ無改造
ナイトシールドN⭕️スピン
青シャークエッジ
青シャークエッジ
ウィザードロッド無改造(貸出機)⭕️スピン
フェニックスB
ヘルズサイズ無改造(貸出機)⭕️スピン
ヘルズサイズ無改造(貸出機)⭕️エクストリーム
まさかの貸出機優勝。
これにはトイザらスのスタッフさんもニッコリ、大会開始前に「新商品入荷した分全部買って行ってください」と冗談混じりに呼びかけていましたが現実になりそうな程ウィザードロッド無改造の勝率が凄かったです。
三回戦以降のウィザードロッドは無敗で確実にスピンフィニッシュを狙いつつ余裕があればカウンターでオーバーも狙ってくる脅威以外の何者でもなかったです。
そして大会は無事に終了。
場所移動して練習しようと思っていた所、情報収集の為に入っていたオープンチャットからオフ会開催のお知らせが。
新機種を見せてもらう良い機会になるかもしれないと思い、会場のコワーキングスペースへ
普段はクリエイターさん達がアイデアを出し合いながら作業する事のできる作業スペースなんだそうです。
VR体験など様々な機材が整っているみたいなので今度またお邪魔しようかな...
ベイブレードxの交流会をやるとしたらお借りする可能性は高そうです。
オフ会を経てUX機種の評価
オフ会の中で対戦させてもらったUXの個人的な評価を連ねていきます。
ドランバスター(注目度☆☆☆)
バスターと聞くと革命チェンジしてしまいたくなるこちらの新機種
大剣を彷彿とさせる大きな刃が特徴的なブレードは回る為というよりもぶつかる為の形状をしています。
ラチェットも一点集中となっており、ブレードの刃に合わせるのが本来の使い方と言えるでしょう。
対戦させてもらった印象は「飛ばし性能に特化シャークエッジ」でした。
勢いが良い時にブチ当てる事ができればオーバー、エクストリームとは関係ない方向に飛ばしても回転力を大きく削がれるであろう大打撃を与える事ができます。
ぶつかる度に「ドゴォッ!」「バゴォッ!」とえげつない打撃音を発するのでついスタジアムの破損やリアルバーストの心配をしてしまいます。
バスター側の勝利プランは単純で当たれば勝ち、外せば負けといったエクストリームダッシュをメインの戦闘スタイルとしているエクスの相棒に相応しい戦い方になるでしょう。
一方で外した時のリスクは多く、シャークエッジのようにスタミナはほぼ皆無なので取れるポイントは多いものの全体の勝率は伸び悩みな印象でした。
ヘルズハンマー(注目度☆☆)
先に言っておきます。
今回のオフ会では掴めなかった部分が多く評価が低くなってしまっています。
各パーツは魅力的なのでカスタムの噛み合わせでの伸び代が未知です。
大きな3枚刃を名前の通りハンマーの如く上から叩きつけられるこのベイ、H軸も姿勢安定に一役買っており相手のアタックを耐えつつ終盤でコケにくい防御カスタムに活かせそうな性能をしております。
軸足が強いみたいなので重いブレード+Hで防御型にするのが面白いかも?
攻撃的な3枚刃、スタミナ維持のための高身長、軽い攻撃なら余裕で受け止める事ができる軸先。
全ての要素が潰し合う事なく調和した結果、特に秀でた性能のない器用貧乏になってしまっています。
まるでプロブレーダーなのにも関わらず寿司や運動の才能を発揮しているバードのような...
「ヘルズ系統らしい」というより「風見バードらしい」と言いたくなってしまいますね。
しかし各パーツに魅力が無い訳では無いので軸足をPに変えて攻守を両立させたりアタックベイとしてのカスタムを施す等、生かしたい部分に特化したカスタムを行う事ができれば環境ベイにも太刀打ちできるダークホース的存在になり得る機種だと思っています。
ウィザードロッド(評価☆☆☆☆☆)
外重心の綺麗な円形ブレード、高身長、トライピオ開発を諦めきれなかったタカラトミーの意地すら感じるBに外重心要素が加わった軸先
視覚的情報から既に余程の偏重心でない限り弱くなる要素がなかったこの機種ですがG3大会、オフ会のどちらでも化け物みたいな勝率をしておりヘルズサイズB環境のようなスタミナ覇権環境を予感させるスペックを誇っていました。
1番の強みは重さでフェニックスの軽いエクストリームダッシュくらいなら平気で耐えます。なんだこいつ。
その上で持久特化なパーツ構成なので余裕で粘り勝ちします。なんだこいつ。
おまけに相手が軽いベイならカウンターついでにオーバーも狙ってきます。いよいよ意味分からん。
トライピオ開発の残骸ことDBは傾きで擦れるのかと思いきやエクストリームラインに噛ませるギア位置の関係でディスクが高い位置に設計されており、ちょっとの傾きでは擦らずに遠心力を増幅させるシンプル強パーツでしたが傾き次第ではコケるので無難にBを搭載するのが正解なのかなと思います。
ヘルズサイズ、お前船降りろ。
新規が迷ったらとりあえず握っといて良いベイNo. 1になりそうですね
フェニックスにデフォルトで打ち勝てるのはイカれ野郎です
そんな感じで色々発見があったオフ会でした。
来月は抽選通りたいですね...
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