パンクするまでやってみると、自分の心がだんだん見えてきた。
今、自分でいうのもなんであるが、様々なことをしている。留学のための英語の勉強、経済学の勉強、尊敬する先輩の事業の手伝い、農業ボランティア(土日限定)、個別の哲学講義、起業部、筋トレ、プライベートの旅行...正直言ってパンク寸前である。勿論、これほど多くを背負ったからこそ、どこに力を入れて、どこに力を入れないか、それは得てしてどこに自分が力を入れたがっているかがはっきりしてきそうな段階である。
私はまだ20歳にも満たないが、自らの作ったようで作ってない意志で色々やらせてもらっていることは確かである。その中で、何だかこれは力が入らないなとか、なんか無理してやっているなというのはおのずと分かってくるものである。問題はその気持ちを信頼して、行動に移せるかどうかである。正直自分の心は移ろいやすいものであるし、今見えてきたなーという段階で、やっていることを断捨離してしまうのは稚拙である。おそらく、後悔が残る結果になってしまうだろう。しかも、自分の心に正直になって行動を起こせるような人は、ほとんどいないのではないかと考える。私も例にもれず、そうである。
しかし、パンクしそうになったからこそ、いい経験ができた。優先順位を決めることができるようになった。そもそも選択肢を用意して、やってみなければこのように優先順位などつけられないのであると強く感じた。意味なく行動しているわけではないし、行動しないと分からないことは山ほどある。
学生のうちは、闇金にでも手を出さない限り、やった後悔よりもやらない後悔のほうが大きく残ると思う。合わなきゃやめるのスタンスで、けど残ったものは継続して。