【人と違うことを一つして、、、】
帰りのあいさつ終了後。
翌日をより気持ち良く迎えるため、机やロッカーの整頓・床のゴミ拾いなどを行ってから下校しています。
ここで磨きたいことは「発見力」。
「この仕事できるかも!」「あれがやれそうだぞ!」というアンテナを高め、仕事を自ら取りにいく発見力です。
なんとなく言われたからやるのでは、やる気に火は灯りません。
なんとなく言われたからやるのでは、自分事ではなく他人事です。
「教室がきれいになるために」という目的にたどり着くために、自分は何を目標とし、どんな手段を用いるのか。
ここが「自分らしさ」であり、その人にしかできない価値あることだと思っています。
というわけで、「人とかぶらないことを3してから下校しましょう。」と伝えました。
すると、「お〜!!そこに気がつくか!」「その仕事をよく生み出したな!」と感心する行動が続々と。
1日の目標を記入するホワイトボードをきれいにする。
黒板を消してきれいにする。
黒板消しをクリーナーにかけてきれいにする。
辞書の整理整頓。
清掃用具の中の整頓。
雑巾を洗濯バサミで止めて整える。
翌朝に使う「けテぶれファイル」を机の上に配布。
トイレのスリッパを並べて整える。
習字で使うペットボトルの整頓。
レンタル用筆記用具ボックスの整頓。
提出した「けテぶれシート」を整える。
算数で使う大きな定規や分度器を整頓する。
タブレットを保管庫に戻す。
ほうきで床をはいてきれいにする。
予定掲示用ホワイトボードをきれいにする。
ペンをきれいにしまい直す。
など・・・。
もうここには書ききれないほどの仕事がどんどん生み出されて行きます。
そして、教室中は一気に、学級のことを考えた行いで溢れかえります。
下校前の数分間。
小さないいことをしてから下校する。人のためになる喜びは最大の喜びです。
1日の終わり。心をちょこっと上向きに。