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【当意即妙とサブリーダー】
現代は、予測が困難で行先不透明な時代です。
予想外は、もはや当たり前。予測通りに行くことの方が少ないかもしれません。
常に即興的な判断と行動が求められるでしょう。
先日、防災給食がありました。防災給食は、非常食をメインにした献立です。パウチされたカレーであり、食器によそう必要がありませんでした。これまでの給食準備経験からすると、極めてイレギュラー。
そのイレギュラーへの対応力がお見事でした。
「これ配膳台で配るよりも、机に配ってしまった方が速くない?」と判断。
まさに臨機応変。臨機応変とは、変化に応じて適切な対応をすること。当意即妙などといったりします。その場に合わせた気の利いた行動。
まさにこれからの時代に必要な、資質能力の一つなのかなと思いました。
また、話は変わりますがサブリーダー的動きをする仲間がいい意味で気になります。
学級が集団として成長する上で、欠かせないもの。それは、「サブリーダー」の存在です。
サブリーダーの存在無くして、学級の成長はありません。このサブリーダー的な立ち位置の仲間が、どんな振る舞いをするのかで、集団全体のパフォーマンスが変化すると思っています。
先日運動会について話し合うために、3・4年生が集まる機会がありました。
その整列の際、まさにサブリーダー的な振る舞いがありました。
全体で、「並ぼ〜!」というリーダーの言葉。それを聞いて、もうすでに座っていたのですが、さっと立ち上がる姿がありました。
そして、教室を覗き、まだ整列していなかった仲間に声をかけたのです。
まさに、サブリーダーとしての振る舞い。
リーダーの言葉を聞いて、「並ぶよ!」とさりげなく拡散する。「あれ、まだ来ていない仲間がいるな。きっと声が届いていないだろうな。」と考えて、伝える。
この瞬間以外でも、クラス全員で鬼ごっこで遊ぶ際、全体に声が届いていないときに、「鬼は帽子、赤だよ!」とさりげなく広める。
こういったサブリーダーの存在が、さりげない声かけで学級を支えているのだなと思います。