【席替えから見えるもの】
2週間に1回席替えをしています。
目的は、あらゆる仲間とより良い関係を築くこと。
それぞれ安心できる友達はいるものです。すると、その友達と関わることが増えることは自然でしょう。
朝登校してからの雑談、休み時間、着替え、放課後、、、など。
とっても素敵なことです。安心出る場所があることは、挑戦意欲をもつことにもつながります。
しかし、ややもすると、その友達との関係性が全てかのように思ってしまうこも、、、。
「〇〇さんと離れてしまったらどうしよ、、、。」「何かいったら関係性が崩れてしまうかな、、、我慢しよ、、、。」など。安全はいつの間にか不安に。
そうならないために、より多様な仲間とつながりをもっておくことは必要でしょう。
心理的距離は物理的距離といいます。心の距離は、物理的な距離感に現れます。
逆も然り。物理的に距離が近くなると、つながりやすいことも多々。
近くの人とは、何気ない会話や協力が多くあるでしょう。
「単純接触効果」といって、単純に関わる回数が増えれると、その相手に対して親近感を抱くようになるという心理があります。
また、今はグループ給食が始まったことも追い風に。
やっぱり、「共感」や「会話数」は、人とと人とをつなげます。
共に食事をすることは、まさに多くの共感がり、会話数もものすごく増えます。
「これおいしいね〜!」「ね〜♡」という共感。
そして、食事を終えた後のゆったりとし時間。
仕事上のやりとりで、まず「会食」となることも、デートで「とりあえずご飯いこう!」となることもこのためでしょう。
食を共にすることは、人と人とをつなぎます。
そういった点から、席替えを頻度高く行うことで、隣の友達やグループの友達が変化します。
席替えという仕組みを活用して、あらゆる仲間と関わる回数や会話の回数が増える。
すると、つながる。
「〇〇さんと一緒にいなくちゃ!」や「〇〇さんと離れたくないから本音は我慢しよう。」といったような、不安なつながりは減るでしょう。
そして、誰とでもつながれているから、安心!という自分自身の過ごしやすさにつながるでしょう。
だから頻繁度高く、席替えをしているわけです。
多様な他者と折り合いをつけ、調和し、お互いを高め合う力も磨いています。
将来、仲良しだけの職場。仲良しとだけし関わらない人生。ちょっと難しそうですよね。
そんな環境でもやっていける力を今、磨いているわけです。
席替え後は、前後左右の友達とちょっぴりトーク。
今回のテーマは「好きな給食」
たかが席替えでも温かい姿がたくさん生まれます。
席の移動がなかったり、少なかったりする仲間が移動距離の長い仲間の机運びを自然に行っていました。
自分の机を動かす前に、まず休みの仲間の机移動をする人も。
何気ない瞬間に人柄がでます。
このように人のために与える人は魅力的に見えるでしょう。
こんな人とつながってみたくなるものです。