信越五岳2024
私と信越五岳
やってきたよ、2年ぶりの選手。
トレイルランニングを知ってから、信越五岳だけは自分の中でトップオブトップであり続ける大好きなレース。
2017年に某レースおもてなし隊のボランティアとしてアパ&黒姫(短縮ゴール)のエイドボラとして関わったのが始まり。
それまで私はローカルでファンラン的な位置づけのレースにしか参加してこなかったのでこの時、大会の規模と雰囲気にかなり当てられました。
まさか当時は自分が出ることになるなんて思ってもみなかった訳ですが。
2017ボラ、2018ペーサー110k、2019ペーサー110k、2020大会不開催、2021選手エントリーも大会中止、2022選手110k完走、2023サポート110k……と何かしらの形で現地に足を運びお関わりをさせていただき。
特に2020年、コロナ禍により大会ができない際に大会がイベントとして主催、トレイルワークを開催したと記憶していますが。
その年より毎年足を運び、西登山道の木道、瑪瑙山の木道運搬。
関川の草刈りの熊手かき、黒姫の新コースの熊手かき等をやらせてもらいました。
以前から地元レースではコース開拓、矢印つけ等のボラを遊びながらやっていたので、現地へ入る為の遠さはあるものの整備はもっと行きたいです。楽しい!
自分が関わった道が、レースになればそこが戦場となってみんなを沸かせるのを嬉しく思っており。
そして自分がそこを走る時はとても高揚できますし、あそこまで行くぞという気持ちの支えにもなりました。
ホマにええよ、信越土木。すみっコで遊んでるだけの私が言うのもなんだけど。
おもてなし隊からのお関わりスタートではありますが、今はトレイルサポーターである勇研株式会社さんの中の人との縁(腐れ縁???w)があり、毎年関わらせていただいております。
私がポンコツなのであまり公表はさせて頂いておりませんが、誠にありがたいご縁です。
恩返しできるような人間じゃないからせめてちゃんとしないとねぇ、私!!!!
補給について
とにかく暑さを警戒してました。例年最高気温35℃前後の気温帯で一番標高の低い場所を走らねばならないのもあり。そして今年もフェーン。
暑い中走り続けると胃腸が動かないので固形物は極力少なく。
補給はボトルに溶解するタイプのエネルギーメイン。
基本はチャレンジャー(パラチノース)+電解質スティックを溶かしてそれを摂りつつ。
適宜リポビタンゼリー(赤)、inゼリー(ブドウ糖)で補強。
他エイドでホカフライジェル(塩レモン味で美味しかった)、フルーツ類、熊坂ではトマトと豆腐を。
大橋林道ではすんげー味の濃いシャリ玉と謎の玉ねぎみじん切りと緑豆の味噌汁を。
大橋林道、パタゴニアのプロビジョンスープもリンゴも無くて愕然……そんなに順位は悪くないはずなのに😭😭😭どしてー!!!
多少補給計画は立てましたが、現地では食べたいものを優先してとりました。
サポートやってあげるー!言うてくれた子がいたので有難く黒姫では麺類を頼み。月見そばだったか月見とろろだったか……美味しかった。クーリッシュなんてマジで美味すぎて一気飲み。サポートの子は何したらいいのー!ってずっと言ってたけど居てくれるだけでいいよ〜っつってやってもらいました。喋りすぎてエイドワークが疎かになったのは私のせいw
すんませんって感じ。
タイムスケジュール
完走21時間設定で出したスケジュールがあるのですが、あくまであれは最悪の時間設定。あの通りに走るのは怖いのでそれより巻くように走りました。
前半は抑えなきゃいけないんだけど笹ヶ峰17時関門、前半もコースが伸びたり、降雨予報では昼以降がえげつないので2年前より前半も走らないといけません。
想定より着時間で巻けたのは
バンフ-40分
黒姫-55分
笹ヶ峰-47分
大橋林道-55分
戸隠-25分
戸隠エリアのヤバい泥沼に、私の得意なタイプの走れるセクションがほぼ全滅。大橋林道で食べたご飯で眠気MAXでペース落ちた。それでもサポートの子に会って凄十飲めばまだ走る気力も胃腸も足もあるつもりだった。
志半ばだけど石川さんにレース中止を告げられ私の信越五岳2024はここでおしまい。
レース後に
私がホワホワと終わってしもたーとハニワの顔でフラフラしてたら、サポートの子が涙ぐんでおり。
そばだけでも食お〜ってそば食べてたら隣でペーサーやってくれた方が涙ぐんでおり。
私はえーーーーーー!!!!??となり。
私が考えていた以上に2人とも色々寄り添ってくれてたんだなと思いました。幸せ者だね。
あんなに気持ちの中では一人で走ってた2年前と大違いだ。いつの間にかこんなにいい人らに恵まれていたのだな……。大事にしたろ、と思いました。
宿までドロドロの私らを車に乗せてもらったりと、何から何まで人の手を借りての私の今年でした。
来年どうしてるんだろう。
本当はペーサーをしなければと思うのですがここまで来てふつふつとゴールにたどり着きたかった想いが強くなりつつあります。その時が来てまたどうなってるか分からないしね。その時考えます。何より走れるかどうか全然分からない。与えていただいたもので今回は走らせてもらったようなもので。
後で装備とドロップバッグについて追記する!