九龍ジェネリックロマンス考察続き

鯨井Bが、覚醒剤使用や母を亡くしたことなどを含む「本来の自分を変えてしまう過去」を後悔して、ジェネリック九龍城で「本来の自分」になったのが鯨井Aではないか、という考察を前の記事に書きました

で、この考察がもし合ってるなら、鯨井Aと鯨井Bは「過去の有無にかかわらず同じ人(工藤)を好きになりました」となるので、工藤としてもそれを知って悪い気はしないのではないでしょうか
鯨井Aのアイデンティティの確立にも割と役立つ事実だし
鯨井Bの見たものについて、鯨井Aはメガネを通してアクセスできてるから、鯨井Bの記憶(≒過去)は何らかの形で保存されている可能性があり、保存されているならまっさきに候補に上がるのはジェネリックテラ
何にしても鯨井Bの記憶≒過去にアクセスできれば大体の謎は解ける

工藤に「鯨井Bは工藤と結婚する意思があった」という事実が伝わればかなり工藤は救われますし、鯨井Bが賭けのように死の危険があるドラッグを使った理由がわかれば話としてはかなりまとまるしハッピーエンドの目もある気がします
鯨井Aがジェネリック九龍外で存在できるようになるかが微妙ですが、鯨井Aの記憶と人格を流し込む器が用意できるか、ジェネリック九龍内のジェネリックな人たちを九龍外で存在できるようにする技術が確立するかすればそのへんはなんとかなるので、がんばれみゆきちゃん(みゆきにやる動機は今のところ無いけど、復習として養父に「養父が知っている息子」ではなく「養父の影響を受けなかった本来の性格の息子」を渡せるなら復讐できるし、その実験を鯨井Aやるかもしれないし)

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