体力がない人が筋トレする上で注意すべきこと&試してほしいサプリメント

 まず、これは自分に起きた事についての記事であり、タイトルに当てはまる人全員に起こる事ではありません。あくまで注意として読んでいただいて、以下に書く症状が出た際に参考にしてください。

 まず僕が筋トレをしようと思ったのは数年ぶりに体組成計に乗った時のことでした。体重は高校生の頃からほとんど増減がなく、普段から腹八分目で間食もほぼしない生活をしていたので健康管理にはそれなりに自信があったのですが、体脂肪率が23%近くあるという、いわゆる「ヤセ肥満」状態でした。

 そこで一念発起して筋トレをしはじめたのですが、その筋トレが仇となり、知らない間に体にストレスがかかっており、それが原因で自律神経失調症に陥り、逆流性食道炎に似た症状が出るようになりました。

 良いと思っていた生活習慣も実際はそれほど良くなく、週に1度は徹夜をするなど寝る時間が一定でなかった事も理由の1つだったので筋トレのみが原因ではないのですが、症状が出始めたのはあくまで筋トレからでした。精神的なストレスはそれほどかかっている実感はなく、食事中にゲップがよく出たり胃酸が逆流するなど逆流性食道炎のような症状が出ても平然としているくらい精神的に追い込まれてるつもりは全くなかったです。それでも急にはじめた筋トレの習慣が肉体的なストレスとなり、ストレス性の病気にかかってしまったということです。

 僕がこの記事で言いたい事は、ストレスというのは精神的なものだけではなく肉体的なストレスもあり、それが原因でストレス性の病気になることがあるということです。なので筋トレをオーバーワーク気味にやられている方も注意してほしいです。

 そういった肉体的ストレスを解消する方法なんですが、個人的には「クエン酸」と「グルタミン」がすごく効いています。

 クエン酸には「ストレスを抑制する作用」があります。また「胃の調子や自律神経を整える作用」もあるため、急に強い負荷をかける筋トレで乱れてしまった自律神経と過度な疲労もクエン酸で整える事ができるというわけです。

 グルタミンは「筋分解の抑制」「小腸のサポート」「免疫力の向上」など筋トレをするなら必ず飲むべきサプリメントの1つです。筋分解はストレスがかかるなどが理由で起こりますし、疲労で小腸の働きも悪くなり、免疫力も筋トレをすることで落ちます。筋トレや激しい運動で風邪を引くというのは筋トレあるあるで、僕も運動後に鼻水が出てきたり咳が出るなどの症状が出たことがあるのですが、グルタミンを飲むようにしたことでそういった症状は一切出なくなりました。

 摂取タイミングは筋トレ後にクエン酸とグルタミンを炭酸水などに入れて摂取する事といいでしょう(真水だと酸っぱすぎてまずくなるのでおすすめしません)。僕の場合、それによって筋トレ後の疲労が減り、肉体的疲労も日々の生活で感じにくくなりました。摂取量はクエン酸が1日3g前後(ティースプーン1杯を1日2回)、グルタミンは5g程度が望ましいかと思われます。できれば2つとも毎日摂るほうがいいと思いますが、グルタミンは筋トレ後のみにしても筋力低下や免疫力の低下などの問題はありませんでした。

 なので、もしダイエットのためやボディメイクのために筋トレをしようと思われている方、筋トレをしはじめて調子を崩されている方は一度クエン酸とグルタミンを試してみてください。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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