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最近毎日読んでいる本

最近毎日読むことを日課にしている本がある。

入山章栄先生の『世界標準の経営理論』だ。

1日1章づつ読み進めているため、まだ5章までしか読んでないのだが、現時点で既に、すべてのビジネスパーソンに読んで欲しいと心から思っている。

そこでこの本を読むべき理由を3点挙げてみる。

1.「思考の軸」を鍛えることができる

不確実性に富む昨今、「正解のない世界」で最善の選択肢を選ぶことが経営陣だけでなく、ほとんどのビジネスパーソンに求められている。そんな時に羅針盤的な役割を果たしてくれるのが「思考の軸」となる経営理論だ。

経営学はビジネスや経営に真理法則を見出そうとする学問である。したがって過去の経営学者が唱えてきたり理論を理解することで課題の本質からそれにくくなり、ビジネスにおける防具になると考える。

2.内容がとにかく面白い

筆者は大学で経済学を専攻しており、経営学の単位も取得した。しかし教授の講義がつまらないことに加え、実際のビジネスでの例を経営理論で解説していくというスタイルが、汎用性の観点から役に立たないのではないかと考えており、経営学を面白い学問だとは考えていなかった。

しかし本書は、理論を思考の出発点とし、その理論があてはまる事象を考えていくという「理論ドリブン」で書かれている。紹介されているのは30の理論であり、その理論が府に落ちれば、ビジネスの場でも約に立つのではないかと思っている。

3.コスパが最強である

本書の定価は2900円である。決して安いとは言えないが、なんとこの本は800頁を超える枕本なのだ。1日1章でも30日は楽しめるし、おそらく手元において何度も読み直すことになると思う。過去に出会った中でも最強レベルのコスパである。


気になった方はぜひ手に取ってみて欲しい。
筆者も毎日一章読むという日課を継続していきたい。


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