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【レビュー】Darmoshark M2 "Daero"
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今回はDarmoshark M2 "Daero"のレビューをします。
製品(M2 "Daero")について
DarmosharkはMotospeed傘下のブランドで、マウスやキーボード等のゲーミングデバイスを展開しており、ラピッドトリガー搭載のキーボード"KT68"を販売した際にはすぐに売り切れるほど国内でも人気のあるメーカーです。
そんなDarmoshark初となるマグネシウムマウスとして発売されるのがこのM2 ”Daero”です。
DarmosharkはエルゴノミクスデザインのN3に加え、左右対称マウスのM3というマウスを販売してきました。そのM3の小さめサイズであるM3s、そこからさらに小さくなったマウスがこのM2です。
コスパが良いことで知られるDarmosharkのマグネシウムマウスはどのようなものなのか詳しく見ていこうと思います。
パッケージ
内容物は以下の通りです。
M2本体(ブルーパープル)
4K対応レシーバー
USB-Cケーブル
マウスソール
取り扱い説明書
ロゴシール
今回レビュー用に頂いたサンプルは海外向けパッケージですが、国内販売されるものには日本語の説明書に加え、技適(技術基準適合)認証シールが同封されているそうです。
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種類
国内では星空(スターリー)、赤鎖(レッド)、仙紫(ブルーパープル)の3色展開を予定しています。
カラーによってバッテリー容量や付属のドングルが異なります。
星空(スターリー)はほかの2種類に比べてバッテリー容量が小さく、付属のドングルが1000HZのためポーリングレートを4000HZに設定することができません。
ただし、別売りでドングルを販売予定とのことなので、スターリーを買った方で4000HZのものを使いたいという方は別途お待ちください。
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デザイン
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本体は軽量化のために穴の開いたハニカム構造のようなデザインをしています。サイドにも穴が開いています。穴が気になる方はグリップテープが必要だと思います。今後DarmosharkからM2専用のグリップテープが販売されるそうです。
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特徴的なのはホイールにDarmosharkのロゴと中国語がデザインされているところです。この部分は人によって好みが分かれると感じます。
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ブルーパープルの本体カラーは上品な水色で、後部にいくにともなって薄紫色になるグラーデーションとなっています。素材がマグネシウム合金であることから非常に上品なデザインです。
ビルドクオリティ(BQ)
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それぞれのシェルに隙間はありません。以前購入したM3はつなぎ目が目立った印象でしたが、M2では見られず、高い精度で組み立てられていることがわかります。
また、軽量化のために穴が多く開いていますが、シェルの強度はすごく高く、強く握っても軋んだりせず、マウスを振っても音は鳴りませんでした。
ビルドクオリティは非常に高い製品だと感じました。
製品仕様
〇重量とバランス
公称値42±2g。マウスソールありでの実測値が45gでした。
バッテリーが本体後部に付いていることから、重心は中心よりもやや後ろです。
ただ、実際に使ってみると気になることはなく、問題なく使用することができました。
〇センサー
PixArtのセンサーPAW3395を採用しています。
最近のマウスはこのセンサーが当たり前になっている安心感がありますよね。
センサーの位置はマウスの中心で、ほかのマウスからも乗り換えやすいと思います。
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〇ポーリングレート
付属の4Kドングルにつなげることで最大4000HZに対応しています。CPUへの負荷はかかりますが、より高速に通信ができます。
本体裏のRPボタン、もしくはソフトウェアからポーリングレートを変更することができます。
※スターリーに関しては4000HZで使用する場合、別売りの4Kドングルと接続する必要があります。
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〇バッテリー
500mAバッテリーを内蔵しており、最大130時間の連続使用が可能です。
※スターリーのみ200mAバッテリーのため最大52時間の連続使用
最近のマウスは軽量化のためにバッテリー容量を小さくするところも多いのですが、M2は大容量のバッテリーを搭載していることが特徴です。
数日間、ポーリングレートを4000HZに設定してゲーム(主にValorant)をしましたが、充電する必要もなくストレスフリーで使用することができました。
〇ソール
デフォルトのソールは大きめの面ソールがついています。エッジの加工はしっかりされていて、滑らせた時のひっかかりもありませんでした。
また、替えのソールとして小さめのソールもついているので、滑りを早くしたいと思ったら変更するのがいいでしょう。
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サイズと形状
本体サイズは115.8㎜×60.4㎜×36.1㎜と小型マウスに分類されます。Starlight-12やBeast Xと似た形状をしており、サイドのくぼみは少なく、中心に向かって高くなっています。
コーティングは滑りにくいため使いやすかったです。メインボタンがU字にくぼんでいることからも、クリックのしやすさを感じました。
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ただし、サイズが小さいことから、普段かぶせ持ちでマウスを持つ方にはあまりおすすめできません。つかみ持ちやつまみ持ちの方や小型マウスを探している方に最適です。
ソフトウェア
M2は専用ソフトウェアでコントロールできます。画像はβ版ですが、製品リリース時には正式なバージョンが公開される予定です。
DPIやポーリングレートの変更等の基本的な設定は揃っているうえに、日本語にも対応しています。
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購入方法
2/17(土) 20:00~ Darmoshark Japan公式サイトより先行予約が始まります。
詳細はDarmoshark Japan公式X(@DarmosharkJapan)をチェックしてください。
価格については、
〇スターリー(通常1Kドングルセット) 定価14,480円→先行予約限定13,980円
〇レッド(通常4Kドングルセット) 定価16,480円→先行予約限定16,080円
〇ブルーパープル(液晶4Kドングルセット) 定価16,980円→先行予約限定16,480円
となっており、マグネシウム合金を使用したマウスの中で最安値クラスの価格設定です。
日本代理店の方針としてはセールを実施せず、いつでも求めやすい価格を目指すとのことなので、先行予約限定価格が最安値です。
まとめ
Darmoshark M2 "Daero"はStarlight-12やBeast Xに似た形状でサイドに癖が少なく持ちやすいので、つかみ持ちやつまみ持ちの方や小型マウスが気になっている方におすすめです。また、手が小さい方や、浅めにマウスを持つ方にも最適な形状だと感じました。
N3やM3といったコスパの優れた製品を作り出してきたDarmosharkですが、初のマグネシウムマウスもやはりコスパが非常に優れたものだと感じました。
サイドの穴が気になりますが、グリップテープで補えば問題なく使用できるので、気になる方はグリップテープを用意しておくべきですね。