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徒然もの草 〜その19〜

本日、世はクリスマスイブという日を迎えた。
聖なる夜というが、それに向けた準備やら何やらで何かと忙しくお過ごしの事と思われるがいかがであろうか。

私はというと、我が家においてはキリスト教の行事等無縁の家庭にて、プレゼントやらご馳走も無い寂しい通常の平日なりに過ごしている。

ここ数か月、西洋や和の陶磁器に興味を抱き、暇を見つけてはあちこちサイト巡りをするのが愉しみになっているのだが、事の始まりは人生の中でも古く、遡ること高校生の修学旅行に出会った清水焼に端を発する。

その時から、陶磁器にとって命でもある釉薬(ゆうやく:発色させる色素の薬)や絵付けに興味を抱き、昨今でその興味・願望が爆発している感じである。


さて、本日、何故このような件りで書き連ね始めたかというと、
清水焼に端を発した焼き物好きが一番恋焦がれるように追い求める釉薬、織部釉を使った美濃焼の窯にて良い作品に出会ったからである。
夏から秋にかけて、何故か織部は大人気だったためか、どのサイトを巡っても品切れ状態。仕方なく他の陶磁器を眺めていた次第だ。

本日、朝から贈答品用に良い陶磁器は無いかと新しくなったiPadのブックマーク整理も兼ねて検索していたところ、新たに2〜3件美濃焼のネットショップを見つけ、拝見させていただいた。
中でも、これからご紹介させていただく「おとなの和食器屋さんすい通販本店」様は、様々な織部焼の品揃えがあった。どの作品も素晴らしく、是非使ってみたい逸品ばかり。

その中で、冬真っ只中の昨今の気候に合う身体が暖まる食べ物、そう、鍋物が我々を読んでいるということで、お借りした画像で我々ジャパニーズの心身をまず暖めていただきたい。

持ち手に一工夫あり。
織部の深緑には、何を乗せても食材が美味しそうに色映えする。

この土鍋、工場の機械で作られた物ではなく(最近は機械化されて来ているらしい)、
一つ一つ丁寧に職人さんが作った窯元の物だそう。
さすが、歴史が違う。

織部がとんすいをも美しく魅せてくれる。

土鍋とお揃いの持ち手の形が特徴のとんすい。
食材が小さな器の宇宙の中に美しさを放ち、箸が進むのでは。

刻み菜が乗ったご飯も美味しそう。
汁椀も織部。上品である。

それから、このショップには同じく織部釉で彩られたご飯茶碗と汁椀がラインナップとして挙げられていた。
土鍋とのセットだけでなく、様々なシーンで活躍しそう。
お借りした画像にある、汁椀の台のように飾り立てれば、立派に来客用としてもお役立ちになるのでは。

あら?可愛らしい。
やっぱり、締めはこれ!
アチチチ!!

最後にご紹介するのは、もっと気軽に食べたい!という方のために
おひとり様用土鍋をお勧めする。
1人暮らしの方でも鍋が楽しめるばかりか1人ずつ小分けした鍋料理にも使えそうで、より奥様の料理の幅が広がるのではなかろうか。

・・・とまあ、焼き物に思いを馳せながら、はてさて本日の我が家の晩御飯は何に仕様などとブーメランのように自分に返ってきた。

うーん、ケーキも無い。(今からでは予約した方しか買えないだろうなー)
ケンタッキーか?(激混み必至)
じゃあ、ピザか??(こちらも混むだろう)

・・・・・・いずれにせよ、我が家では織部を使った料理にはならなさそうだ。
せめて、私は下戸なので、ワインテイストドリンクでも主人の帰宅時に買ってきてもらおう。そうしよう。

皆さんの今宵の宴が良い時間となる事を祈りつつ、今回はこの辺で筆を置こうと思う。上記、画像の器を購入検討するのであれば、下記のリンクからどうぞ。


____________ See you next story!


https://washoki.jp/


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