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感情と排泄。

今、いろいろなところで、対立が起こっている。
それも、激しさを増して。

過去の私は、摩擦を起こして、対立を引き起こしていた。
そう、どちらかといえば、いや、はっきりいえば、嫌なヤツ。

そんな対立を起こしていた私ですら、近年の対立には心が痛い。
「なんで、こんなに対立し合うんだろう。」

なぜ対立が起こるのかを、いろいろ考えた。

二つ以上のものを比較する対比から、まず始まる。
始めは比較することだったのが、いつからか対立に構造が変わる。

そう、モノの対比に感情が加わることで、対立が起こる。
感情がなければ、対立は決して起こらない。
なぜ、感情が加わるのかを考えてみた。

結論は、よくわからない。

ここ最近多くなったのは、
  自己が自我になったことが影響している気がする。
自己を抑えることができなくなって、
  自我のエゴが大きく芽生えて、対立が起こる。

一度エゴが芽生えると、成長は早い。
成長を早める栄養になるのが、相手を批判すること。
マウントの取り合いが対立になっていく。


しかし最近、少し考え方が変わった。
「対立することは、悪いことなんだろうか。」

対立そのものは、悪くないことに気づいた。
相反するものが向き合うことで、よりよいものが生れることがあるから。


悪いのは、対立ではなく、敵対。

そう、対立と安易に表現していたが、
  実は対立ではなく、敵対の方が正しい。
ただ、敵という言葉がつくと、
  さらに構造が激しくなるので、使わないだけ。

対比から対立、対立から敵対。

変化するのは、それぞれ感情が影響を与えている。
感情的になりすぎている。

感情のうまい排泄(表現が微妙だけど)が、できていない。
うまく排泄できれば、対立も敵対も薄れていく。

感情を抑えるのではなく、自然界のように、
  うまく排泄できるようになればいいのに。

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