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美しさと希望を感じた映画

上映を心待ちしていた映画を、朝一から観てきた。

天間荘の三姉妹

きっかけは、主演がのんちゃんからで、
 共演者の名前を知って、絶対観たくなった。
(『さかなのこ』も同じで、観に行った)

またスタッフの紹介をみて、間違いなくいい映画だと、
 よくわからない確信をしてしまった。
(これは、珍しい)

上映までストーリーなど知らず状態で、上映を待っていた。

何だろう、不思議な気持ちでいっぱいになった。
人肌を感じ、何かほのぼのした温もりにふれている、そんな感じ。

いろいろな人の想いが重なりあっていた、その中心には優しさが在った。
号泣はしなかったが、自然に涙が溜まっていった。

ストーリーや台詞、すべての俳優さんの演技、美しい映像、音響に主題歌。
すべてが絶妙なバランスで重なり合っていた。

この世の中、生きていると誰もが嫌なことの一つはある。
相手に何かを期待して、裏切られて嫌になることもある。

この映画には、嫌な感情を抱くことはなく、期待ではなく希望がある。
未来への希望ではなく、今ここに希望があることを伝えてくれた。

脚本家の嶋田まれ葉さんのメッセージが、
 言葉にならない気持ちをすべて顕してくれた。

『天間荘の三姉妹』は、希望を探すのではなく、
あなた自身が希望だと気づく映画。
それを証明した映画です。

ぜひ、希望を感じてほしい。
どこかに希望があるのではなく、一人ひとりが希望だと。


7月から、早朝ウォーキングをしている。
日の出を観る時間帯にウォーキングしている。

朝景をみる度に、優しさと希望を感じる。
日の出には、温かさを感じる。
だから、早朝ウォーキングしている。

最近早朝の夜空を見上げるたびに、同じように感じる。
夜空に輝く星をみると、この世は美しいと思う。

それと似たような感じを、この映画には感じた。
ぜひ、観てほしい。

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