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久々に東京へ、アートにふれた一日に。
先日、東京に日帰りで行ってきた。
いつもは、「どこでもドア」代わりの夜行バスを使うけれど、時間的なこともあって取れずに新幹線を久々に。
用事がある夕方までの時間、訪れたかった展示会巡りをしてきた。
最初は、資生堂ギャラリーの展示会に。
美と知の「還元」空間。
森岡書店・森岡督行が見た「それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio」
東京に行くことが決まってから、「美術手帖」で知った展示会。
何となく、興味を覚えて行ってみることにした。
会場に着いてから、あることに気づいた。
資生堂、福原という名前に引っかかった。
2017年に読んだ本を思い出した。
『美 「見えないものをみる」ということ』
著者は福原義春氏で、資生堂名誉会長。
そして、福原信三の甥にあたる。
作品が展示されている訳ではなく、創られるプロセスがみられる展示。
空間もよくて、楽しめた。
次に訪れたのが、『民藝 Another Kind of Art展』。
去年10月に展示会があることを知ってから、訪れたかった展示会。
空間も楽しめ、作品からもいろいろと感じることができた。
地域に暮らしながら作品づくりをしている作家さんの紹介もあった。
柳宗悦の時代の話だけでなく、今も連綿と続く、いや新しいカタチで受け継がれている文化を感じられる展示会だった。
お薦めです。
今回は時間的に無理だったけれど、いつか日本民藝館に行ってみたい。
最後は、『JAGDAつながりの展覧会 Part 2 チャリティ・アート・タンブラー』
東京ミッドタウン内のデザイン・ハブの企画展。
この場所には今まで何回か行っていて、楽しみにしている場でもある。
エイブルアートやインクルーシブデザインに関心があって、奈良にある「たんぽぽの家」に行ってお話を聞いたこともあって、楽しみにしていた。
ただ時間がなくて、作品を選ぶことができずに購入できなかったことが、唯一の心残り。
ここを皮切りに全国で展示・チャリティ販売するとのことで、時間をみつけて行って購入したい。素敵な作品が多かった。
久々に、いい刺激をもらった一日になった。
旅のお供、『霊長類ヒト科動物図鑑』も新幹線の往復で読みきれたので。
私にとってのアートはやっぱり、「コトバ」かもしれない。
作品だけでなく、キャプションから感じるのも楽しみの一つ。