経営に求められる日本らしさとは
日本文化には、東洋思想をベースに他国にはない「余白という美」がある。
余白とは、〝間〟のこと。
この余白には、いろいろな意味が隠されている。
余白そのものは見えるが、余白に隠された意味は見えず、
意識を向けて感じないと、みえてこない。
みえるというよりも、浮き上がると言った方がいいかもしれない。
余白を感じることから、隠された意味(可能性)を発見することができる。
西洋とは異なり日本は、翳りや曇りの中に何かを感じとる。
日本人は、翳りや曇りがない二極化された世界ではなく、
翳りや曇りの中から、何かを生み出してきたのではないだろうか。