思い出のボカロ曲「雨宿りの二人」
シリーズ化するほどネタないんですが、ボカロ曲の話です。
2008/01/08発表の曲。
時期的にはメルトの後、サイハテの前。
前年9月が「みくみくにしてあげる♪」の投稿なので大分初期の曲ですね。
それまで既存曲を歌わせてみた動画しかなかったので、個人的にこんな曲が個人から出てきちゃうのか…と驚いた思い出です。
まだ調声という概念があまりない時期なので、機械音声然としたVoが合うような曲調なのが印象的。
当時14歳とかなんで歌詞の意味なんて本質的に何も解らない年頃でしたが「なんかエモい」ということだけはしっかり理解していた覚えがあります。
秦基博カバーの「rain」を知るまでは梅雨というとこの曲でした。そう考えると新海誠の罪は重い
梅雨時の塾の自習時間にヘビロテしてたのを思い出します。
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好きなボカロ曲って聞かれてこの曲出すとほぼ100%知らんって返ってくるのでnoteに書いてみました。
こういう切り口で個人が曲をリリースできるのか…と思った当時ですが、こういうことがネイティブな世代に生まれてしまったのは何とも苦しいようにも思います。
大半の人間はこんな時代でも個人製作やらないし、出しても殆どは当たらないし…
でも、出してたおかげで飯食えてるので、こういう時代感が自分を生かしてくれたのかなと妙に深く考えさせられます。
曲の情緒が好きで、反面…時代の一番槍の中で目立たない曲の紹介でした。
コメントが未だに当時の空気のままなのもエモなので一度見てもらえたらと思います。