綺麗探し
昔から容姿だけは褒められた。
子供の頃から可愛いと、成長するにつれて綺麗だと。
だけど周囲の視線はいやらしい。
誰も「中身」を見てくれないから。
私はそんなにも美味しそうに見えるのか。
毛皮を被ってもなお、視線は止まない。
美は愛を得ない。
結局、皆んな私を汚しにくる。
心は美ほど頑丈ではない。
私に艶はまだあるだろうか。
愛される程の艶はあるだろうか。
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