見出し画像

なんで、「大迫半端ないって!」はバズったのか

僕らは、人生の中にある限られた学生時代を何かに身を委ね、懸命に味わおうと努力したりする。

例えば、恋愛、アルバイト、文化祭なんかがある。


そんな僕はと言うと、部活動に身を委ねた。


大阪の中堅公立高校でサッカーを勤しんでいた僕は、高校生最後の大会「全国高校サッカー選手権大会」に向けて汗を流した。


結果は、大阪府ベスト32というなんとも言えない最期だった。


そんな、多くの高校生が夢見る、高校サッカーで長い間語り継がれるシーンがある。


それはコレだ。


「大迫半端ないって!」


サッカーを知らない人であっても、一度は聞いたことのあるフレーズだと思う。


このフレーズの発祥はコチラ↓

平成21年、大迫選手が高校3年生の時にまでさかのぼる。

全国高校サッカー選手権の準々決勝。
大迫選手が属する鹿児島城西高校に敗れた滝川第二高校のキャプテンが試合終了後、ロッカールームのインタビューで「大迫半端ないってあいつ半端ないって!」と泣きながら大迫選手のプレーをたたえ、その動画ネット上で広がった。


この動画がバズった要因は、大きく2点が肝かなって思った。

・記憶に残るワンフレーズ(言語伝達)

「大迫半端ないって!」は、どう考えても脳に残っちゃいますよね。

・悔しさの中にある相手選手へのリスペクト、が見えた感動(共振欲)

あの発言をした選手は、強豪・滝川第二高校のキャプテン。
そんな彼は、きっと3年間「全国制覇」だけを目指し、辛い練習にも耐えてきたと思う。そんな彼が振り切った気持ちを垣間見せると、そりゃ感動するしかないっすよ。


<まとめる>
この動画は「この人、めっちゃいい人。好感もてる!」という共振欲が駆り立てられ、「大迫半端ないって!」というワンフレーズで言語伝達をスムーズにしたからバズったのかなって思いました。


ーPSー
高校時代、僕は可愛い子がサッカー部の練習を見にくるとカッコつけたキックをしていました。結果、よく「無駄なことはするな」と怒られていました。