〈ネタバレ無し〉忘れてる記憶を遡ってみろ『オールドボーイ』レビュー
〈ただ、忘れていただけだ〉
どうも!じきどらむです!
鬼才パク・チャヌクの傑作復讐サスペンス『オールド・ボーイ』が4Kリマスター版で復活したので角川シネマ有楽町で鑑賞してきました。
公開から19年が経過していますがなかなか観る機会が無く、初めて劇場で鑑賞することが出来ました。貴重な機会に心が躍りました。
という訳で今回は疾走感のある復讐劇『オールドボーイ』の魅力をまとめていきます。最後まで宜しくお願い致します!
予告はこちらです⤵︎
キャッチコピー
お前は、誰だ。
孤独な15年
妻子もいる平凡な会社員、オ・デスは雨の日の公衆電話の前で何者かに誘拐され、理由も伝えられぬまま窓もない部屋に監禁されてしまいます。
気が狂いそうになりながらも毎日毎日暇な時間で過去の体験した出来事をノートに書き出したり、トレーニングをしたりして過ごしていました。
テレビの情報だけを頼りに日々を消化して15年、解放の日は突然訪れました。監禁された場所で解放されたオ・デスは復讐の為に犯人を探します。
世界で絶賛
主演のオ・デスを演じるチェ・ミンシクと謎の男を演じるイ・ウジンの演技が評価されハリウッドでリメイクされるほどの大ヒットをしました。
公開された翌年の2004年、第57回カンヌ国際映画祭で審査委員長のクエンティン・タランティーノ監督が激賞しグランプリを受賞しました。
原作は土屋ガロンによる同名コミックで、監督のパク・チャヌクに本作を勧めたのは『パラサイト 』を手がけたポン・ジュノ監督でした。
地獄の時間
デスが監禁された理由が明かされるまでにいくつもの伏線が登場し、物語の終盤に一気に回収していく展開に鳥肌が立ちました。
そして、この映画の恐ろしい点は上映終了後から自宅に帰るまでに“自分も誘拐されないか”という不安が付き纏ってくるところです。
理由も期間も明かされないまま、ただ生きているだけの地獄の時間が続くんじゃないかという恐ろしさを体験出来るのでオススメの映画です。
まとめ
『オールドボーイ』★★★★★
オリジナル版を鑑賞してからリメイク版を鑑賞しましたが、やはりオリジナルの疾走感のある復讐劇が最高でしてた…デスが強すぎるよ…。
最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
『オールドボーイ』公式サイト