〈たった一度の720時間〉世界一長い映画『アンビアンス』が2020年12月31日全世界同時公開!
どうも!じきどらむです!
2020年12月30日。各方面の著名人が亡くなったり世界を襲うパンデミックの発生など大変な一年もあと2日で終わります。
そんな年末に“映画の定義をぶっ壊す”世界一長い映画が世界同時公開されることが決定致しました(日本は今のところ不明です)
と言う訳で今回は世界一長い映画『アンビアンス』についてまとめていきます。最後まで宜しくお願い致します!
世界で1番長い映画
本作はスウェーデンのアンデシュ・ヴェドベリによる実験映画です。12月31日全世界同時公開予定で上映時間はなんと720時間(30日)です。
しかも本作は一度公開を終了するとフィルムを破棄されてしまう桁違いの作品で、ヴェドベリ監督の最後の作品になります。
彼は古典映画作品の再現に対する抗議の意味から制作し、720時間の全ての間「会話」は一切使用されていないらしいです。うん、拷問かな。
最長予告
なんと本作は2016年時点で720時間のうち400時間分の撮影が終わっていました。ただ映画を完成させるには毎週7、8時間の撮影が必要でした。
また2017年までに2本の長編予告編が公開されていましたが、1本目は72分、2本目は439分(約7時間20分)もありました。
そして監督は作業のほとんどを一人で行っており、スポンサーはつけていないそうです。理由は自分の作りたいモノを作れないだそうです。
監督の作りたいモノ
ヴェドベリ監督によると、この作品は「筋書きの決まった、劇作術に則ったもの」ではないのであるとコメントしています。
光の一瞬のきらめきをカメラで集め、コンピューターに取り込み、表現しようとしている感情を表す流れになるまで編集に編集を重ねるそうです。
「全てのコマが重要だ」という監督は、720時間の映画のために1週間かけて3秒のシーンを作成する事によってたどり着いた真理がありそうです。
まとめ
全編を観るには30日間ぶっ続けで観る必要がある上に一度上映するとフィルムが破壊されるという人類が一生観ることが出来ない作品です。
もし観れる環境にいる人は2020年最後の思い出に是非720時間の本作を鑑賞してみてください…いや、本当凄いですね(笑)
最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
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