〈ネタバレ無し〉宮崎駿も「訳が分からない点が多い」と語る『君たちははどう生きるか』の魅力とは
どうも!じきどらむです!
宮崎駿監督の10年ぶりとなる長編アニメーション映画『君たちはどう生きるか』が7月14日から全国で公開されました。
本作は物語、キャスト、予告…など全てを完全非公開で公開まで実現した作品で、宮崎駿が最後の最後でとんでもない挑戦作を世界に放出しました。
という訳で今回は伝えたい想いを詰め込み過ぎた『君たちはどう生きるか』の魅力をまとめていきます。最後まで宜しくお願い致します!
予告はこちらです⤵︎
完全非公開
情報解禁は無し
本作は1937年に出版された吉野源三郎氏の同名著書と同じタイトルですが、内容が違うという点以外の全ての詳細は伏せられたままでした。
事前に発表されていたポスターに描かれていたのは奇妙で目を引くアオサギのような“何か”だけでネットでは様々な考察が飛び交っていました。
宮崎駿氏はこれまで何度も引退を匂わせてきましたが、2017年に最後に本当の自分を描きたいとこの企画を始動させ、遂に公開させました。
複雑すぎて訳が分からない
本作を鑑賞する為にはネタバレを踏まないで行って欲しいのですが、初日に見た感想しては「宮崎駿のマルチバース」という気持ちになりました。
過去の作品を観ているからこそ分かるオマージュ要素が多いですが、その分物語が複雑でエンディング後に考察大会が始まるほど複雑です。
ちなみに宮崎駿本人も「おそらく、訳が分からなかったことでしょう。私自身、訳が分からないところがありました」とコメントしています。
鑑賞後のメモ
与えられた正解に意味はない
自身で切り開く先に待つ未来
崩壊した物語と相対するイマジネーション
苦労も無く成果を得られる環境は
人の成長を止め思考も衰えさせる
(便利で)不便さを楽しめなくなった
我々に提示する心で汲み取った物語
(レールの引かれた人生)
案内人(先人)の教えを聞け
分からない世界を楽しめる
人生のように深い迷宮に迷い込み
試行錯誤して抜け出せ
足を止め、手の届く範囲を掻き分けても
自分を変えるような経験は出来ないであろう
世界の仕組みは教えてくれるけど
世界の在り方は教えてくれない
悪に染まっていない一握りの希望を胸に
君たちはどう生きるのか。
まとめ
『君たちはどう生きるか』★★★★★
点数が0か100という賛否両論過ぎる本作は、この情報社会の中で事前情報無しで劇場体験が出来るという素晴らしい体験を与えてくれました。
現在の売り上げのままいくと興行収入が100億円を突破しそうなので、是非貴重な劇場体験をしてみてください!
最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
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