〈ネタバレ無し〉“不滅の創造力”で完成させた唯一無二の世界観『JUNK HEAD』感想
〈生きているを感じる〉
どうも!じきどらむです!
緊急事態宣言が終了してもレイトショーは復活しないこんなご時世に、映画館で一日中観ていたい作品が上映開始されました。
その作品はストップモーションアニメの『JUNK HEAD』です。数年前にYouTubeで自主制作30分を観て虜になっていました。
仕事をしている場合では無かったので休みを取り「アップリンク渋谷」に向かい、劇場で鑑賞してきました。圧倒的なスケールに言葉が出ません。
という訳で今回は『JUNK HEAD』の魅力をまとめていきたいと思います。最後まで宜しくお願い致します!
予告はこちらです!
分かりやすいあらすじ
環境破壊が止まらず、地上が汚染された未来。地下開発に乗り出した人類は、労働力として人工生命体マリガンを創造する…!
人類vs人工生命体
本作は全3部作構成で予定されている長編ストップモーションアニメです。第一段の本作は3部作の2作目という中間の物語を描いています。
人類は地下労働の為に人工生命体マリガンを創造しましたが自我を持ったマリガンと120年間戦争をし、停戦から1600年後の世界が本作の舞台です。
『JUNK WORLD』→『JUNK HEAD』→『JUNK END』とシリーズが続く為には、本作のヒットが重要なので劇場で鑑賞するのをオススメします。
自主制作から世界へ
本作は堀貴秀監督が7年前に1人で始動させた壮大なプロジェクトです。映画作りに関しては独学な監督やメンバー平均2〜3人で完成させました。
これまで様々な事を経験してきた堀監督は2013年に30分版の本作を制作し、ハリウッドの誘いを断りながら長編版を2017年に完成させました。
自宅の下にあるスタジオを改造し、およそ2年4ヶ月の間休み無しで朝7時から夜23時まで缶詰め状態の中完成させました。根気と努力の賜物です。
“生”を感じるキャラクター
本作には約50体程のキャラクターが登場しますが彼らは堀監督の原案を元に多くのパーツを使い一体一体が手作業で制作されています。
動きは絵コンテを元に写真を撮っており、1秒間に24枚の画像を撮影して映像にしています。アナログのコマ撮り技法を軸に制作されました。
キャラの細かな表情やコミカルな動きに生命力を感じられ、ディストピアな世界観とマッチします。虜になるので是非ご覧ください!
まとめ
『JUNK HEAD』★★★★★
帰りにパンフレットを買いました。自費制作のパンフは映画制作者に直にお金が入るので、制作者に直接お布施出来るというシステムなのです!
この売り上げは続編の制作費になるそうなので、物語に引き込まれた方は是非ご購入を検討してみてください!
最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
『JUNK HEAD』公式サイト
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