デレ 10thライブ 感想備忘録

最高だったと迷いなく言えるライブでした。
特に印象に残っているところの感想を備忘録がてら残しておこうと思います。
「一生忘れない」と思っていてもすぐ忘れてしまうので。悲しいですね。

10thライブは愛知公演のみ現地参加。
配信は集中できないので見なかったので、だいたい3ヵ月ぶりのライブになりました。
愛知公演の時もそうでしたが、何となく本番までライブがあるという実感がなく、ちゃんと楽しめるのかが怖くて緊張していました。
好きなものがどうでもよくなる瞬間が一番怖いので…

というのも、10th以前に参加したライブは7th大阪公演で実に2年前。
身の回りの環境の変化やライブが無い期間が続いた(配信はあったけれどあまり満足できなかった)ことからデレに対する熱はずいぶんと落ち着いています。
イベントのポイント稼ぎがかなり楽になったこともお陰で惰性ながら何とか続けられている、という感じです。

とは言え、内心そろそろ去り際なのかとも思って臨んだ愛知公演はとても楽しくて、やっぱり好きでいたいと感じました。
何よりライブの高揚感は格別で、一度この楽しさを思い出すと何度でも行きたくなる。
ということで応募したファイナル公演は2日間共に当選し、幸運にも現地参加することができました。

全編シークレットということもあり、直前までのふわっとした現実感の無さは名古屋公演以上。
加えて寝不足が酷すぎたため、何も考えられてないままライブに突入したのだった…

Day1

最初に大橋さんが一人でステージに現れて『お願い!シンデレラ』をアカペラで歌い始めた時は、これまでの歴史を振り返る、壮大なイベントが始まるのか…と身構えました。
けれど、大橋さんが挨拶で噛んだことで、だいぶ気が緩んだように思います。
俗に「へご」と呼ばれているけれど、大橋さんの人を癒す才能を感じる始まりになりました。

最初の曲は『ミツボシ☆☆★』。1stで最初に披露した曲(正確にはおねシンの次らしい)だったことを思い出してさっそくエモくなってしまった。
久しぶりに原さんのパフォーマンスを見ると、アイドル力の高さに驚かされました。
”本田未央”を笑顔で力強く表現する原さんは流石ですね。
「ライブってこうだったな~」という感覚がよみがえってきたように感じました。

続くニュージェネの『ススメ☆オトメ ~jewel parade~』は、アニデレからコンテンツに入った自分が初めて聴いた曲でした。アニメの思い出と一緒に歌詞を噛みしめていると早くも涙が…
途中から歌唱に参加したメンバーも1stライブの再現と気づいて、同じキャラクターとして10年も舞台に立ち続ける演者さんの気持ちを考えたりしてまた。

次の『BEYOND THE STARLIGHT』はデレステを始めたてで一番楽しんでいた頃の周年曲。自分にとってのデレマスの"核"に近い記憶を続けて刺激され、この辺のセトリはずっと泣いてました。
『ビヨスタ』は競い合うこと、トップを目指すことの厳しさが爽やかにまとめられているのが良いよね…

その後に印象的だったのが、6thライブのブロック。
自分はデレのライブに触れたのは5thからで、6thは初めて現地参加したライブでした。
あの時にライブに取り憑かれたんだと思うくらいに幸せな記憶が残る公演の再現ということで、四季曲や『Starry-Go-Round』を聴いているとあの頃の感動と現在の感動が混ざっていくようで、本当に幸せでした。
あと、6thは山下七海さんの『銀のイルカと熱い風』の"耳に水入っちゃったダンス"をもう一度見れて良かったです。可愛かった…

『無重力シャトル』はコールできないのが本当にツラかった!
あんなにライブが楽しい曲も中々ないので、声が出せる環境になったらまたライブで見たいです。

この辺りで限界が来て、けっこうな睡魔が襲ってきたのですが、DJ KOOさんのMCに驚いたお陰で戻ってくることができました。
コラボ後も丁寧にコンテンツに関わってくださって本当にありがたいです。

Funky Dancingの再現は強曲の連打でヤバかったですね…
当時と同じく、ひたすら楽しかったです。

夕映えプレゼント』と『オレンジタイム』が披露された時間はすっかり日が落ちてたので、最初は「夕暮れに合わせてやれば良かったのに」なんて思っていましたが、Pのペンライトがドームをオレンジに染めているのを見て、ちょっと"粋"を感じていました。

5thの再現も凄い興奮しました。
あのオープニングをまた聴けるなんて…
しかも、5thでライブ初参加だった中島由貴さんが真ん中に立っていた(気がする)のがエモかった。もう5年も前なのか…
Serendipityメドレー』はワチャワチャしてて、ずーっと笑ってました。
テンポよく曲をお出しされるのも良いですよね。

ラブレター』と『情熱ファンファンファーレ』はストレートな青春を感じて何度聴いてもノスタルジック?な感動をくれます…
それに頑張ろうって気持ちが湧いてくる曲ですね。

そしてビックリしたのが、シンデレラバンドの登場!!
この辺りは胸やけとも吐き気ともつかない苦しさで本気で退席しようか迷っていたのですが、バンド演奏を聴いたらすぐに治りました。ガチで。
生になると音の質が本当にガラッと変わりますね。

7th大阪でも披露された『Fascinate』をもう一度バンドサウンドで聴けるとは…
生演奏だとカッコよさが数段増してゴシックメタルとして完成される気がします。
まさしくライブで"化ける"という感じ。
他の曲もバンドアレンジだと雰囲気の違いもあってテンションが上がりました。

熱くなった後の『流れ星キセキ』と『M@GIC☆』は、またアニメの文脈なんかを思い出してエモさにひたっていました。
王道曲のバンドアレンジは、盛り上がるのと感動するので、なんだか不思議な感覚になりますね。

Day1の感想はこんな感じでした。
興奮と眠気で覚えてないパートが多くて改めて勿体なさすぎる…

今回のライブがどんな感じで進むのかは何となく掴みましたが、それでもDay2はコンセプトが変わるという話と、やってない曲の多さで自分を含めて皆さん混乱していたようなイメージがありましたね。
公開されたランキングも改めて見ると予想外な部分も多くて、「明日は何が起こるんだ…」と自分も波乱(?)を感じていました。

Day2

ちゃんと睡眠も取り、雨の中会場へ。
昨日は気温が低くて「そういえば6thの時も寒かったな~」なんて思いながら道中で買ったカイロを背中に貼っていたのですが、それでも死ぬかと思うほどに寒かったです。
4月って毎年こんな感じだっけ?

しかも、ギリギリまでペンライトの電池交換が上手くできなかったりと何か
良くないことが続きましたが、そんなことが気にならないくらい、自分は始まる前から高揚感が凄かった。

初のアリーナ最前列!本当にステージが近い!
自分が最前列に行けるとは思ってなかったので「こんな席があるのか!?」と、アリーナに降りてようやく実感が湧きました。

そんなこんなで前説が始まり、今日は「色んな媒体のアイドルの活躍」を振り返ると発表されましたが、あんまりピンときてませんでした。
ライブの熱気で馬鹿になってたのか、ゲーム/アニメくらいしか思い浮かばなかった…

今日のトップバッターは『Never say never』。
昨日と合わせてニュージェネの3人で始まりを飾るのは「こういうのやってほしい!」のど真ん中だったので、期待に応えてくれるライブなんだと感じて改めて嬉しくなりました。

New bright stars』のフルはおねシンを意識した構成になっていた気がするんですが、気のせいでしたかね。(ちゃんと覚えてない)

O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!』は何度見てもメッチャ可愛い。
立花日菜さんと長江里加の凪と颯のフィット感は本当に素晴らしいです。
公演後のお写真を見ても、キャラクターらしさを一貫して演出されているようで好きになってしまう…
自分の席は端の方だったので、横からmirorの二人がサビ前で前後にフォーメーションを組むのを何回も見れて良かったです。
動きを生で確認できるのが本当に有難かった。

このブロックはどれも"楽しい!!"ってタイプの曲が多くてぶちあがってました。
あと『EVIL LIVE』の時に武器回収班のスタッフさんを見れたのが面白かったです。

次のブロックは『ドリームLIVEフェスティバル』。
モバの方は殆どやってないので内心「どのイベントだろう…」と思ってましたが、これがまた凄かった。
昨日からキャストさん(アイドル)同士の掛け合いがMCだけで、ライブ中に少なかったので物足りなさを感じていたのですが、『Home Sweet Home』や『義勇忍侠花吹雪』『きらりんロボのテーマ』での演劇パートが一気に来たので満足しました。

凸凹スピードスター』では目の前に藤本彩花さんが登場して本当にビックリ。
それまでモニターと真ん中のステージをずっと見ていたので最初は気づかなくて、周りの視線が動いたのを追ったら「いるーーー!!」って(笑)
ワキワキポーズでダッシュする藤本さんメッチャ笑顔にされました。

ユニ募と河瀬さんの『Go Just Go!』はエモかった…
あの4人の何とも言えない美味しい関係性が好きなのですよね。
TRUE COLORS』を新人7人が歌ったのもメッチャ嬉しかった!
スタートから知っているキャラで、今日に至るまでの色々を見てきているから揃ってパフォーマンスをしているの姿が眩しくて、なぜか「おめでとう」と言いたくなりました。

Love∞Destiny』では、天野聡美さんの個人衣装に叫びそうになりました。
似合うというレベルじゃない…

MCに漫画版のプロデューサーたちが出てきたのも、世界観の広がりを改めて感じられて良かったです。
キャストさんが番組で共演する事はあっても、キャラクター同士が絡むのは各作品の関係性とかから難しいと思うので、今回のようにサラッと言及し合うのは自分にとって理想的だな、と感じました。

アニメの再現ブロックでは、やっぱり自分のルーツみたいなものを刺激されて少ししんみりとしてしまいますね。
武内Pと美城専務もキャラとして好きなので久しぶりに台詞を聴けて盛り上がれました。

髙野麻美さんの笑顔が好きなので『Absolute NIne』でかっこよくパフォーマンスしつつもにぱーっと笑っていたのが好きでした。あの笑顔からしか得られない栄養が絶対にありますね。
あと印象に残っているのが『Nocturne』の渕上舞さん。
メチャクチャ楽しそうに余裕たっぷりにマイクを振り回していて最高にかっこよかったです。

早見沙織さんの『こいかぜ』は本当に圧巻でした。
歌唱力と曲の世界観の調和がとんでもない。
乱暴な言い方だけど、「黙らされる」という感覚を味わいました。

その後、昨日に引き続いて佐藤利奈さんが登場されて、実は「武内駿輔さん来ないかなー」なんて思っていたので少しだけ残念だったのですが、りんごろうさんが一緒に出てきて「お前出世したな~」とここでも感慨深くなってました。
Day2では佐藤利奈さんが昨日よりも多めにコンテンツについて語ってくれたのが嬉しかったです。コンテンツの一員なんだけど少しだけ外側というか、そういうアウトサイダー的なコメントを聴くとテンションが上がるんですよね。

総選挙ブロックからはずっと泣いてました。
夢をのぞいたら』『Let's Sail Away!!!』『Take me☆Take you』…キャラクターの歴史と、これからの未来を感じさせる曲ばかりで今思い返していても涙が浮かんできます。

君のステージ衣装、本当は…』も好きな曲だから聴けて嬉しかったな~。あの青春時代の自我と劣等感と恋心が混ざった歌詞が本当に美しい。
Life is HaRMONY』はアカペラの演出もあって、想像していた以上に感動してしまいました。
けっこう冷めていた頃の曲であんまり触れてなかったというのもあるんですが、メチャクチャ良いなコレ…

シンデレラバンドの再登場は「来るのか…?来るよね…?」と半信半疑になっていたのでやっぱり嬉しかったです。
Yes! Party Time!!』は生バンドでテンションが爆上がりしていたので、ウェーブがグダったのも含めてすごい楽しかったです。

そして待望の『Twilight Sky』。
初めてペンライトをオレンジにできました。
堂々と、笑顔でこの曲を歌い上げる青木瑠璃子さんは本当にかっこよかったです。
IMAJOさんのギターも相俟って、本当に最高のトワスカでした。

こちらも待望の『Brand new!』。
投票しておいてなんですが、4位どころか入賞してるとも思ってませんでした。
偉そうなんですけど、自分はこの3人とかユニ募を"これからどんどん進化していくユニット"だと思っているので、『Happy New Yell』の配信からパフォーマンスの成長を感じられたのが嬉しかったです。
彼女たちが進むストーリーの一瞬に自分は立ち会っているんだと思えた気がしました。

Stage Bye Stage』を聴くと、別れをストレートに感じてしまうのに、それでも明るい気持ちにされてしまう…名曲ですね…
GOIN'!!!』も思い出が沢山あるので、アニメ映像が背景だったのもあって
エモかった。この曲に限ったことではないですが、またコールしたい、とお思いました。

そして『ガールズ・イン・ザ・フロンティア』が1位!
正直意外だったんですが、実際にパフォーマンスを見ると強曲すぎて納得させられますね。福原綾香さんの「だから開け!」、かっこいい…

S(mile)ING!』はやっぱり泣いちゃいますね。
何度も見てきたし、大橋さんもすごい安定されてるんですけど「頑張れ」と応援したくなる曲です。

からの『ココカラミライへ!』。
原田ひとみさんも登場されてビックリしました。
歴代8人のパフォーマンスは壮観というか素直に強い!
それぞれが応援され、選ばれたという重みを感じさせられました。

always』を畳みかけるセトリは殺人的だった…
この曲の「ありがとう」や「あなたに救われた」というメッセージの多面性に触れると言葉にできないほどの暖かい気持ちがあふれてきます。
今回は目の前に演者さんが並ばれたこともあって、いつも以上に沢山の感情が出てきて、ボロボロ泣いていました。
自分や、主語が大きいけれど他のPさんもアイドルや演者さんに感謝していると伝わっていたらいいな、と心から思います。

最後の『お願い!シンデレラ』はもうメチャクチャでした。
目の前で演者さんが手を振ってくれるし、踊ってくれるし、演者さん同士で絡んでるしで、声を出せたとしても、コールどころではなかったですね。

目の前に何人も推しも演者さんが来たんですけど、何も用意してなかったのでアピールできなかったのが少し悔やまれる…
青木さんが超かっこいいファンサを誰かにしてたのを目撃したので、もし次回があるなら何かしら用意しないといけないですね。

ということで、2日間の波乱(?)の10周年ライブを終えました。
感想としては、本当に「楽しかった!」の一言に尽きます。
最近は何かを好きじゃなくなることに過剰に怯えているんですが、今回のライブで自分はこれからもデレを、アイマスを好きでいていいんだなと思う事ができました。
そして何よりもライブは楽しい!

アイマス最高!

以上、備忘録でした。

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