直木賞で大人になったなあ、と感じさせられる。

いや、もう大人なんですけど。

全然年齢的にはとっくのとうに大人なんですけど。

最近、読書の秋をしている(でも私の体感ではまだ夏。暑い。いい加減にしろ。)

子供の頃から本が好きで、好きな作家さんの本を片っ端から読んだり、メディアで話題になった本を読んだりもしていた。

大人になると本を読む体力が無くなって読まない事のが多くなったが、何年かの周期で一瞬の「読書期」が訪れるのである。

そう、今がその読書期なんです。
と言っても読書期始まって2週間で2冊くらいしか読んでない。
この期間に本屋に行くと本当楽しくて仕方がないのである。

最近は、パッと目に留まった本を買って読んでいる。

この時代に紙かよ!って言われたとしたって私は煙草も本も紙がいいのだ。

表紙が毒々しくてなんだか気になった「ツミデミック」(一穂ミチさん著)

決して直木賞受賞に惹かれたわけではない。

短編集だし。

直木賞とか芥川賞とか昔読んだけど何が何だかわかんなかったし。

だけど今、面白く読めている。

なんだったら、「多分この時期の時代背景とその時溢れてしまった人々の生き様とが、少し怖く面白く描かれてるからだろうな」とか考察し始めるくらい面白いと思っている。

学生時代は難しくて面白さはわからなかったものが、今はわかる。

31にして成長を感じました。(遅)

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