note式アウトプットの有用性。
本を読んだり、ニュースや映画を見たり、楽しい経験をしても、私達は大半の情報を忘れてしまう。
周知の通り、常人であれば一度のインプットだけでは記憶定着は困難だからだ。
だがやり方次第で記憶は脳に定着しやすくなる。
見て聞いて、頭を整理して、声に出して人に説明する。
これをやるだけで、記憶はより確実なものとなる。
可能なら、その情報をノートに書き込んでまとめた上で、人に説明する事が出来ればパーフェクト。
私も国家試験の勉強などでは、インプットとアウトプットを意識的にやってきた。
しかし日常生活においては、なかなか習慣づける事は難しい。
修行僧のようなストイックな人か、本当に勉強好きな人でもなければ尚更だ。
知識のアウトプットをしつつ、人の役に立つ事ができるという事で、ブログをやってみた事もある。
しかし私にはブログの継続は難しかった。
記事を書いている時は楽しくもあったが、なかなかアクセス数が伸びず(というかアクセス数2桁も行かなかったかも…)、全くやり甲斐を感じる事が出来なかった。
そこで出会ったnote。
noteは、シンプルかつ洗練されたシステムで、尚且つ気軽に投稿ができる。
知識のアウトプットが容易にできるので、ブログより断然、自分に向いている事が分かってきた。
以下にブログと比較した、メリットとデメリットを記載する。
noteのメリット
◉無料で簡単に始められる。
◉記事作成、画像添付、投稿までの工程がシンプルで継続しやすい。
◉利用者同士で繋がりやすく、記事を見てもらいやすい。
◉「フォロー」や「スキ」、「バッジ獲得」の機能により、モチベーションを上げやすい。
◉有料記事販売ができる為、ファンがつけば副業的運用も可能であり、目標設定もしやすい。
◉定期的に出される「note お題企画」がマンネリ化を防ぐ良いスパイスになる。また、同じ題材に取り組む人同士で繋がりやすくなる。
noteのデメリット
◉ブログの様にデザインの自由度がない為、独自性が出しにくい。
◉アフィリエイトによる収入を得ることができない。
…ブログはすぐに挫折してしまったので、今のところこれぐらいしかデメリットを思いつかない。
以上の通り、独自性を出したい人や、広告収入でバリバリ稼ぎたいという人でなければ、noteに勝るアウトプットの場はないと思っている。
アウトプットを重ね続ける事で、沢山の知識が記憶として定着しやすくなり、より良い人生を送ることができるようになる、と私は思う。
そして何より純粋に執筆が好きな人にとっては、肩肘張らずに投稿を続けられるので、noteがベストだと感じる。
実際私はnoteへの投稿生活をとても楽しめているし、家族や周囲にも知識をアウトプットする場面が増えた。
我が家では、noteの存在が良いコミュニケーションのきっかけとなっているのだ。
あとがき
最後にひとつ、気をつけなければならない事を伝えたい。
アウトプットを楽しむあまり、1人でペラペラしゃべり続けると嫌われます。
相手の話もちゃんと聞きましょう。