1弾環境とビルス
1.1弾環境について
メタゲーム遷移
1弾発売直後
発売直後は強力なバトルカードを多く持った緑が評価されていました。
特に癖がなくリーダー効果も優秀な「孫悟飯」が環境トップと評価されていました。しかし非公認大会ではギニューなどのアグロデッキが流行し悟飯は思ったほど結果を出せていませんでした。
ギニューの存在から悟飯よりも覚醒後のパワーが高いブロリーを優先するプレイヤーが増えてきました。
実際にアルティメットバトルでもブロリーの使用率は1,2を争うものだったと思います。
アルティメットバトルEXの環境
ブロリーの増加からギニューはほとんどいなくなり分布としてはブロリー、悟飯、悟空の3つが環境の中心でした。
悟空は赤色の理解が進み緑に対して有利に立ち回り出来るため数を増やしてきていました。
悟空が増えてきたこと、緑のデッキが悟飯、ブロリーに分かれてきたことから黄色のフリーザ、クウラのようなミッドレンジのデッキも以前よりは増えた印象です。
※黄色は悟飯には不利だがブロリーには戦え、悟空には有利なため
2.使用デッキ
デッキ構築
各カードの採用理由などについては各対面ごとで詳しく説明します。
デッキ選択理由
・緑ミラーがプレイが絡みにくい
・流行の3デッキに有利
・黄色に有利
上記3点が今回ビルスを採用した理由です。
順番に説明していきます。
・緑ミラーがプレイが絡みにくい
緑ミラーにおいてブロリーとそれ以外のバトルカードのパワー差が大きく片方がブロリーをプレイしているのにもう片方がブロリーをプレイ出来ないとそれだけで一方的なゲーム展開になってしまうことがあります。
またエナジー加速が間に合わない場合や5コスト悟空がいない場合も大きな差が開いてしまいます。
同じスピード感でゲームをするため引きの差がそのまま反映されてしまうので今回は緑を使うことを避けました。
・流行の3デッキに有利
まず前提として赤のデッキは緑のデッキに対して有利です。これは悟空でもビルスでも変わりありません。緑が上振れて赤が下振れると緑が勝つこともありますが緑側の要求値が高く勝率としては赤の方が高いです。
早い段階で上記のことに気付いたため使用デッキ候補は悟空とビルスに絞って調整していました。実際前日までどちらを使うかは決めていませんでしたが悟空が増えていたのでビルスを使うことにしました。
悟空に有利な理由
赤ミラーではパワーダウンを活用した盤面の取り合いになります。また急いで攻める必要もないためバトルカードの縦置き(攻撃せずエンド)も重要なプレイになってきます。悟空は縦置きのキャラを倒すことができませんがビルス側は倒すことができます。そのためプレイの幅やアドの優位性がビルス側に大きくあります。コツさえ押さえれば悟空相手に圧倒することが出来ます。
悟飯、ブロリー、悟空が中心の環境だと思ったためビルスを使用しました。
・黄色に有利
悟空では苦手とするフリーザ,クウラに対して有利に立ち回ることが出来ます。まずなぜ悟空が黄色に不利なのかというと4クウラの存在が大きいです。
4クウラがリーダー効果でアクティブとなるため悟空はクウラを破壊することが難しいです。またヒットなどの2コスト以下のカードも効果でKOされてしまうためビートダウンをすることも難しくなります。
こちらのバトルカードは高パワーの4コストフリーザに破壊されてしまうため短期戦、長期戦でも不利となります。
しかしビルスであればリーダー効果+3コスト悟空or5コスト悟空でクウラを破壊することが出来ます。4フリーザに対してもレストであれば大きくパワーを下げることができ容易に破壊することが出来ます。4フリーザが1度しか攻撃してこないのであればこちらのキャラを守ることが出来ます。
数は少ない黄色ですが5-0が必要なためしっかりと勝てる準備をする必要がありました。
不利対面
ありません。少なくとも意識されていない今の環境で不利と思える相手はいませんでした。赤色というデッキがヒット、3コスト悟空、4コスト悟空と序盤、中盤の各コスト域の最強クラスのカードを持っており盤面の取り合いが最強なリーダー効果があるため1強レベルで強いデッキだと思っています。
3.各対面のプレイング
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