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落語鑑賞〜天満天神繁昌亭~

落語を題材にしたマンガ「うちの師匠はしっぽがない」を見てたら、生の落語が聴きたくなって、大阪に落語を聴きに行ってきました。

寄席・天満天神繁昌亭へ

落語鑑賞した場所は、天満天神繁昌亭。
ここは、大阪で常設で落語が聴ける場所(寄席)です。公演は、概ね毎日昼と夜の2部あり、昼が通常寄席で、夜は企画の公演になっている感じがあります。

天満天神繁昌亭への行き方
・大阪メトロ 谷町線・堺筋線
 ー「南森町駅」4番出口から徒歩3分
・JR東西線
 ー「大阪天満宮駅」7番出口から徒歩3分
・JR環状線
 ー「天満宮駅」から徒歩15分
 (日本一の長さの天神橋筋商店街を歩くコース)

落語は出演者がつなぐ団体芸

上の写真は、この日に行われたネタです。繁昌亭では、「本日のネタ」を終了後、玄関前に貼り出してくれるみたいです。

年末だったので、有名なお話の「芝浜」(関西では「夢の革財布」と言うそうです。)が聴けました。

この日の落語家さんが言ってた言葉。落語はひとり語りの芸やけど、団体芸なんだ、という話がステキでした。

 落語は、舞台にあがってから、その日のお客さんの客層を見たり、さぐりを入れたりして、「今日のお客さんなら、この話がええんちゃうか」と考えて話を決める。
 また、楽屋で待つ落語家さんも、他の人がする落語の話や、お客さんの反応を見て、話を決める。

 それぞれが、個々に話をするけれど、その日の出演者で、最後の落語まで良い流れをつないでいく。

といったような話で、その日の公演を出演者で作ってるんですといった話がステキでした。また、生の演芸だからお客さんの反応もその要素です。

ライブだからのハプニング

で、そんな話を聞きながら、順に出演者が落語をしていき、6人目の笑福亭べ瓶さんが登場。

登場して、「やりやがった!あいつ!」と一言。

ここから、まさかのレア展開が起こりました。

通常であれば、同じ日の公演で、同じ話をすることはあり得ないのですが、事情あって同じ話を続けてすることに。
その前に同じ話を聞いているから、オチもわかっているのに、大笑いでした。

連続で同じネタ!?

5人目ー相撲場風景/吉の丞
6人目ー相撲場風景/べ瓶

何故こんなことになったのか。

べ瓶さんが、その前に出演した5人目の吉の丞さんと楽屋で話をして、

吉の丞さんが、「今日のお客さんは、相撲(相撲場風景)がええに。相撲やったら、今日のお客さんに合って大ウケやで。」と言ったので、

べ瓶さんは、「相撲場風景」をするつもりでいたところ・・・、まさかの一つ前の出演の吉の丞さんが、「相撲場風景」を被せてくるという、イタズラ。

で、べ瓶さんにとっては「やりやがった!」となりました

べ瓶さんも負けじと、ぼくの方が「この話、おもしろくできるし。」と、お客さんに了解をとった上で同じ話を続けてするという展開が起こりました。

そんなことある〜!?みたいな展開で、オチ知っとるのに、よりおもしろく、大笑いしました!!

大阪・繁昌亭。めっちゃ楽しい良いところです!

近くだったら、もっと通うのに!!

この日は、お正月飾りがついて華やかになってました

お出かけはやっぱ楽しい!!