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Re:fan活動報告
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
アニメのフリーレンの10話、凄かったですね。漫画だと結構淡泊だったので圧倒されました。このクオリティなら黄金郷編も是非やってほしいです。
あと2クールはやらないと黄金郷編までたどり着けないけど・・・。
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さて、2月の単月クランとして結成したRe:fan・Re;fanですが、メモをnoteという形で残そうと思います。参考になるか分からないですが、誰かの参考になれば幸いです。
ちなみに昨今のクランnoteに触発されて書いているわけでは決してありません。決して。
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もう半年以上前の事なので知らない人も居ると思うので、クランコンセプトと結果だけ書きます。
〇Re:fan
・期間外の活動を盛んに行い1か月間クラバトを楽しむ
・妥協しないクラバトで1位を狙う
〇Re:fan
・基本的に姉と同じ
・期間内は姉のサポート。凸はフルセミオートで楽をして100位以内
〇結果
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100位以内目標なのになんで7位なんだ・・・
メンバーが強かったと言えばそれまでですが、個人的に意識していたことを書いていきたいと思います。
①人事について
姉と妹の2クラン体制のため、新たに59人を集める必要があります。
また、この59人も適当に選ぶわけにはいきません。
最上位帯のクランのスコア差は、TL差が7~8割、進行と凸練度が残りを占めます。つまり、どれだけ強いTLを作成出来るかが最重要です。ただ進行も重要で、頻繁に打点が更新されるため最適な凸割り振りを迅速に考えることが出来る人でないと、大きく損をします。
したがって、以下のメンバーで埋めるのが理想です。
・TL検証が出来る人:出来るだけたくさん
・進行:サブ含めて2~3人。サブ進行は必須。1位狙いの進行が出来る実力、実績がある人
・出来るだけ強いアタッカー:残りの枠全員
人口が減り続けているクラバト環境で、これらを満たすメンバーを59人集めるのはかなり難しいです。
ここでは、人を集めるために意識したことを書いていこうと思います。
〇売名
自身の一番の課題と考えていたのが界隈における知名度です。
昨今の最上位の人事は待ってれば応募が沢山来て強い人が集まるなんてことはなく、自分からどんどん勧誘しないと強い人はおろか、そもそも人数が足りずクランが成立しません。そのため、積極的に勧誘し、かつその勧誘で相手にクランに来てもらうことが必要です。
では、勧誘して来てもらえる可能性、いわゆる"打率"を上げるにはどうすればいいでしょうか?色々と要素があると思いますが、"この人から誘われたら参加しやすい"ということもあると思います。
例えば、全く名前の知らない、今までどのクランでどんなことをしているか聞いたことすらない人から誘われるのと、名前を良く知っててずっと上位でやってる人から誘われるのと、どっちが誘いを受ける際精神的なハードルが低いかというと、後者だと思います。
ということで、自分が勧誘した際の武器を考えてみました。
〇:今までRe:で一位を何度も経験している
×:Re:HDからほとんど移籍をしていないので顔が狭い
×:TLが作れないので動画を上げる機会が無く、界隈に向けて何も発信出来ていない
自分は外部クランの知り合いが少なく、情報を発信しているわけでもないので、「ずっと最上位帯でやっている人間」として外部クランの人に認知してもらう必要があると考えました。つまり"売名"です。
このnoteも売名の手段の一つです。Youtubeで動画投稿を行うことも考えましたが、個人的に適性が無さそうなことと、都合よくnoteのブームが来ていたので、noteという形にしました。
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Youtubeで動画投稿を行うことも考えましたが、自分には適性が無さそうなのでnoteという形にしました。
〇広報
クラメン募集をする上で、広報は言うまでもなく必要不可欠です。
ただプリコネは媒体がTwitterが大部分を占めており、手段がかなり少ないため、他のクラン募集に埋もれず自分のクランをアピール出来るように工夫する必要があります。
どう工夫すればいいのか?それは5W1Hをしっかり考えることです。
「why」はクラメンを集めるためなのでどのクランも共通だと思いますが、それ以外の部分を考えているでしょうか。
例として、電車の中刷り広告と駅構内の広告を見比べてみましょう。
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中刷り広告の方が情報の粒度が高いことが見てわかります。
それぞれの広告を目にするタイミングを考えてみると、前者は電車に乗っているため、その場に数分立ち止まった状態で目にします。
後者は駅の中を移動している最中に目にします。
中刷り広告は人がじっくり読む時間があるため情報の粒度を高くしても乗客に情報がしっかり伝わります。しかし、駅構内は広告を目にする時間が比較的短いため、情報の粒度が高すぎると、情報があまり伝わらない場合があります。
つまり、何時伝えるか・誰に伝えるか・何を伝えるか・どのように伝えるかによって、広告の効果というのは大きく変わります。
プリコネのクラメン募集も同じことが言えると思います。
例えば募集ツイートを夜中の3時にツイートしてもほとんどの人の目には入りませんし、「クラメン募集」とだけ書いても興味を持ってもらえないと思います。
というわけで、自分は下記の募集ツイートをしました。
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内容これだけ?と思うかもしれませんが、これだけで良いと考えています。
何故なら、今回応募してきてほしい猛者は"1位狙い目標"を掲げればどういうクランバトルをやるか分かるからです。こういう進行で~とか詳しく書けばどんな人にも分かりやすく伝わるとは思いますが、広報の対象にはこれだけで十分で、他の情報は見にくくなるだけだと考えたため、内容を出来るだけシンプルにしました。
ただ、1位を狙うだけではRe:fanを選ぶ必要はありません。当時1位を狙えるポテンシャルのあるクランと言えば、F1や微熱があります。こちらとしては、その2クランではなく、Re:fanを選んでもらわなければいけません。
なので、クランの色や魅力はもちろん伝える必要があります。
その手段として、noteを使いました。
画像ツイートで補完するという手段もありますが、こちらの方が見やすく、伝えたいことが伝わりやすいと判断したためです。
メンバー募集はRe:HDのサーバー内で行った内部募集と、Twitterで行った外部募集の二つを行い、内部募集30人、外部募集40人の計70人から応募がありました。昨今、人が集まりにくい情勢にも関わらずこんなに多くの方から応募していただけたのは本当にありがたいです。
おかげさまで、勧誘は殆ど必要ありませんでした。
結果として、Re:を長年1位に導いてきた最強の進行陣、クランの半数以上がTLを検証できるという豊富すぎる検証班、多くの月で1位狙いのクラバトをやってきた歴戦のアタッカーと、とんでもない面子を集めることが出来ました。
余談ですが、長年Re:HDややこふぁんに関わってきた人以外のFiAや微熱の定住メンバーに声をかけることはやっていません。可能かどうかは別として、この2クランの強い人を引き抜いてしまえば1位は余裕で取れます。ただそれは僕のやりたいクラバトではなかったし、つまらないので応募以外で定住メンバーを採用することはしませんでした。
②メンバーのポテンシャルをどう発揮するか
人事はかなり上振れ、素晴らしいメンバーが集まりましたが、僕はそれでも確実に1位を取れるとは微塵も思っていませんでした。
何故なら、いくらこちらが検証班が多く強くても、検証班が少ないクランが最強のTLを見つけることもあるからです。12月度のまろカノがまさにそうで、他のライバルクランと比べて検証班が少ないにも関わらず圧倒的に強いTLを早い段階で見つけ、1位を獲得しました。それに、FiAと微熱の定住メンバーの強さは実際に所属して理解しています。
だからこそ、メンバーが強いから適当にやっても一位を取れるなんて1ミリも考えず、メンバーのポテンシャルを100%発揮出来るよう、工夫をする必要があると考えました。
その工夫について書いていきます。
〇個ではなくチームとして機能させる
他のクランよりも検証が多いということは紛れもなく有利なので、その有利を出来るだけ活かそうと考えました。
それが、検証をチームでやるように意識することです。
経験上、TLというのは複数人の手が加わると打点が大きく伸びます。それはキャラピックやキャラの動かし方に複数の視点が存在し、固定観念に囚われることが少ないからです。
今まで2位を取った時も、1位のクランとのTLの違いはキャラピックがそもそも違うか、同じ編成でも動かし方が全く違うかの二択が多かったです。それほど固定観念というのは障害になります。
では、どうやってチームとして検証を行ったかというと、アイディアや考えている事を常にクラメンに共有させ、周囲の人がそれに触れやすいようにしました。具体的には、discordの検証カテゴリに検証メモchと途中TLchを作り、検証メモchには今考えていることや今詰まっていることを書いてもらい、途中TLchには作成途中のTLを書いてもらいました。
これで、検証班の一人一人の思考回路を周囲が知れるようにしました。
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説明会でも検証のチームプレイ化については強調しています。
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期間中は全ボスの検証VCにそれぞれ5人以上入って検証を進めることが出来ました。結果としてTLが滅茶苦茶強かったので、本当に感謝しています。
また、アタッカーも同様に情報共有を意識させるようにしました。
検証班があまりにも優秀なので、とんでもない難易度のTLが出てくることは容易に想像できたため、TLのコツの情報出しや完走レポなどのフィードバックを意識してもらうようにしました。
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ちなみにTLの難易度は案の定高かったので歴戦の猛者を集めても死屍累々でした・・・
終わりに
クラバトの結果というのは、言うまでもなくクラメン一人一人の努力のおかげです。クラメンの成果に比べたら運営の貢献なんてほとんど無です。
ただ、頑張ってくれるクラメンを集めたり、頑張れる環境を作るのは運営の仕事なので、そこをいかに工夫するかが運営の腕なのかなと思います。
ちなみに、偉そうなことをつらつら書いていますが、俺は「こうしたい」という理想をひたすら投げていただけで、実際のクラン運営に必要な細かいアレコレは他のクラメンが全てキャリーしてくれています。
運営をワンマンでやっていたら間違いなく上手くいかなかったので、複数人で運営することを強くお勧めします。