【プリコネR】ここがおかしいよ騎士強化
今緊急でnote回してます。
この動画をみて思ったんですが、SNSではここ数日、騎士強化に関するヘイトがより一層高まっているように感じます。
自分は上記のようなネタnoteを書いていますが、騎士強化について思うことが無いかと言われたらそうではなく、運営に大きく失望しているレベルで嫌いです。
というわけで今回は、騎士強化に対しておかしいと思う事について書いていこうと思います。
1.結論
マスタースキル強化はすることによってバリューを得るのではなく、
しないことによってバリューを失うクソ仕様
だと考えています。理由はこれから説明します。
2.Pay to Winは悪い事ではない
前提として、僕はPay to Winに関しては間違っているとは思ってません。
僕がソシャゲにじゃぶじゃぶ課金してしまうタイプだということも理由の一つとしてはありますが、そもそも基本無料のゲームが収益を出すにはそういう側面があるのはしょうがないと考えています。
そして騎士強化に反感を抱いているプリコネプレイヤーも、大多数はPay to Winに関して文句を言っているわけではないと思っています。
というのも、プリコネも歴史を振り返るとずっとPay to Winだったからです。
例えばクリスショック。知らない人に向けて説明すると、クリスはなんとクラバト期間中に実装されています。そしてクリスを編成すると、TLの打点が大幅に向上しました。さらに、当時のガチャには天井がありませんでした。
実はとんでもないPay to Winの女です。さすがにこれは反感がヤバすぎて、クラバト中に新キャラが実装されることは1つの例外(水着カスミ)を除いてなくなったんですが・・・。
ただ、クリス以外にもクラバトの歴史を変えたり、編成に良く顔を出すいわゆる”人権キャラ”は年々追加されています。これもPay to Winですよね。
では、なぜ騎士強化のPay to Winは反感を抱かれるんでしょうか。そもそも強いキャラの追加がPay to Winなのであれば、今の騎士強化と同じく非難するユーザーが沢山居てもおかしくないのではないでしょうか?
つまり、ユーザーが不満に感じていることはPay to Winではないということです。
3.課金とは対価を得ること
そもそも、なんで課金をするんでしょうか。
「ソシャゲに課金」って言うと金をドブに捨ててるニュアンスを少し感じてしまいますが、要はこれって買い物と変わらないですよね。
我々は美味しい食べ物を買うことで満足感を得たり、買い切りのコンシューマーゲームを買うことで楽しみを得たり、お金を支払うことで"対価"を得ています。
これはソシャゲでも例外ではありません。
課金をすることで今までクリア出来なかったコンテンツを簡単にクリア出来るようになったり、より高みを目指すことが出来たりと、課金によって"遊びの幅"を広げることが出来ます。
では、プリコネはどうでしょうか?
前述のクリスティーナもニャルも、どちらも引くことでクラバトで今まで出せなかったようなダメージが出せるようになったり、新しい編成が見いだされたりしたと思います。
比較的新しい人権キャラといえば、個人的には水着ネネカが強烈に残っています。
ネネカと言えば通常バージョン、正月バージョン共にクラバトを破壊してきたキャラですから、実装が確定した時点で魔法編成に革命をもたらすことを期待して非常にワクワクしたことを覚えています。
じゃあ、ガチャで手に入るマスターピースは課金の対価として妥当でしょうか?
4.マスタースキル強化がもたらす歪さ
一見キャラを引けば引くほど有利になるマスタースキル強化とキャラ追加は似たようなものに思えますが、大きな違いがあります。
マスタースキル強化は全キャラに影響することと、"出来ない事"が増えることです。
僕がネタnoteにも書いた闇魔法を例に挙げます。
従来であればこの編成の内2キャラを引いていなければ、そもそも編成を組むことが出来ないので、クラバトで使用することが出来ません。
しかし、騎士強化が実装された現環境ではこれらのキャラを全て引いていてもTLをなぞることが出来ないので、クラバトで使用することが出来ません。
本来キャラを持っていれば編成が組めてクラバトで使用できるはずなのに、どうして編成と関係のないキャラを引いていないとクラバトでの使用が制限されてしまうのでしょうか?
これがマスタースキル強化がもたらしている"歪さ"です。
つまり、騎士強化実装後のキャラガチャは"キャラを引くと出来ることが増える"ではなく、"キャラを引かないと出来ないことが増える"ようになってしまいました。
最上位クランでバリバリ活躍してる人も、そうじゃないクランでまったりやってる人も、今まで通りのクラバトをやるためにはキャラを絞って引くというやり方ではマイナスが圧倒的に大きくなり、マスタースキル強化を進めなければいけなくなってしまいました。
今までと同じことをやるためのコストだけ大きくなって、得るものはありません。これって増税と同じだと思います。
Pay to Winという意味では"人権キャラ追加"と"マスタースキル強化"の間に本質的な違いはありません。人権キャラだって持ってないとクラバトの編成がかなり限られてしまいキツい思いをします。
しかし、プレイヤーの心理的にはそういった理屈では割り切れないレベルの不快感を与えていることは間違いありません。
こういうやり方で課金を促すくらいなら、ぶっ壊れキャラを実装してくれた方がまだマシであるように思います。
出来ないことが増えるということは"引退"を容易に連想させる要因にもなっていると思います。"出来ない"という現実に対して"出来ないならやめる"という選択肢を取るのは簡単です、お金を使う事なら特に。
データがあるわけではないのですが、今までは「モチベが無くなった」とか「リアルが忙しくなった」という理由で引退する人が多かったのに対して、騎士強化実装以降は「ついていけなくなった」という理由で引退する人が圧倒的に増えたように感じています。
5.おわりに
今回はマスタースキル強化に対しての持論を述べましたが、個人的な恨み節は山ほどあります。
しかし引退者が爆速で増えていますし、クランも爆破されまくってるのでさすがに今の惨状を運営は認識してるはずです。
8/10に行われる生放送で発表される情報には注視しましょう。
向こうもプロなので、プレイヤーが納得するような改善案を提示してくれる可能性は大いにあります。まだ希望を捨てる時ではありません、多分。