お日さまてんてん ラテン文字
「お日さまてんてんラテン文字」とは、私と話していたあるひとが言ったことです。
はじめは「胃がキリキリ キリル文字」とか「お腹ゴロゴロ グラゴル文字」とか、くだらない言葉遊びに過ぎなかったのです。
それが、この句に至って急にその良さが際立ってきた……なにか、芸術性を帯びたものと感じられたのです。
改めて考えてみると、「お日さま」「てんてん」「ラテン文字」という3つが、近すぎず、あるいは安直すぎず、関連して、展開していくような感じがあります。また、それぞれが親近感を抱きやすいことばであることも大きいでしょう。
さらに、広義の七五調である(そのリズムで読める)収まりの良さもあります。
ここからは特殊な(普遍でない)印象ですが、「お日さま」というモチーフが持つ、大きな、しかし身近なイメージが、ラテン文字がさまざまな言語で広く用いられ、かつ、たくさんのひとの言葉と強く結びついてる、ということと重なります。あとは、ラテン文字が「てんてん」していると言えば言える感じがする……ような気がします。
お日さまてんてん ラテン文字
何気ない、たしか深夜の会話で生まれたこのフレーズは、こうして特筆してみることでその輪を拡げることがあるのでしょうか。
記事の見出し画像は、ラテン文字でこれを書いたものです。