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雑談エッセイ

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2020年7月の記事一覧

大惊小怪ーー貴方は、「やつ」と向き合えられますか

(923字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算) 【大惊小怪】[日:大驚小怪(だいきょうしょうかい)] 「大いに小怪に驚く」とも ピンイン:dà jīng xiǎo guài 意味:つまらないことで大げさに騒ぐ様。 『貴方は、「やつ」と向き合えられますか』 男の悲鳴を聞いたあの日。  空は灰色で、じめじめとした小雨が数日にわたって降り続いていた。  さっぱりとしない梅雨期の、火曜日の夜だったのを覚えている。  一歩足を踏み入れると聞こえてくる

手不释卷ーー勉強しか無かった私の青春時代

(1621字・この記事を読む所要時間:約4分 ※1分あたり400字で計算) 【手不释卷】ピンイン:shǒu bù shì juàn 意味:本が手から離れない様。勤勉であること。 『勉強しか無かった私の青春時代』 中国は超超超競争社会だ。  14億にもなる人口に埋もれながらも、少しでも自分という存在を知ってもらうよう、輝けるよう、お偉いさんの目について認められるよう皆必死に生きている。  一握りの可能性に有り付き、「良い暮らし」をしたい。  それは即ち、「良い職場」につか

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适可而止ーー特定の誰かと仲良くなるのが怖い

(1090字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算) 【适可而止】ピンイン:shì kě ér zhǐ 意味:丁度良いところで止めること。度合いを超えないこと。 『特定の誰かと仲良くなるのが怖い』 適度に切り離せる。  そんな関係が、私にとっての「丁度良い」だ。  これを聞いて、「竹子はなんて冷たい人だろう」と思う人もいるかもしれないが、別に私は人が嫌いというわけではない。  話しかけられたら喜んで返事するし、自分から誰かを食事とかに誘うことだっ