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第十一話

1
00:02:01,720 --> 00:02:02,440
報告します師父

2
00:02:03,080 --> 00:02:04,800
五湖碑の修繕作業は全て順調です

3
00:02:05,320 --> 00:02:07,360
日を置かず英雄大会が開催されますし

4
00:02:07,600 --> 00:02:09,400
五湖碑はまさにまた再び師父が

5
00:02:09,440 --> 00:02:10,910
武林盟主の座に登りつめ

6
00:02:11,200 --> 00:02:12,840
江湖の伝説であることを証明しますね

7
00:02:15,840 --> 00:02:17,000
何が武林盟主か

8
00:02:17,800 --> 00:02:19,080
高某が全力を尽くしたのは

9
00:02:19,520 --> 00:02:22,720
先祖が遺した発展の礎のため

10
00:02:23,360 --> 00:02:26,240
己の損得など 取るに足らぬ
(*何足挂齿=歯牙にもかけない、言及する価値もない《漢書・叔孫通伝》)

11
00:02:27,000 --> 00:02:27,720
はい

12
00:02:39,960 --> 00:02:43,200
温客行 あなたまた何か狂気に陥ってるのね

13
00:02:43,520 --> 00:02:44,840
私はいかれてこそ通常

14
00:02:45,800 --> 00:02:46,680
正気だと

15
00:02:48,200 --> 00:02:50,360
お前たちは却ってもっと怯えるでしょう
(*胆战心惊=恐怖に震える、非常に怯える《碧桃花》)

16
00:02:50,840 --> 00:02:52,600
何ゆえ今この時に理由もなく

17
00:02:52,840 --> 00:02:54,160
白無常を殺さなければならなかった

18
00:02:54,840 --> 00:02:56,000
何ゆえ私の娘たちに

19
00:02:56,080 --> 00:02:58,360
青崖山鬼のあの半欠けの謡歌を
四方に広めさせる必要があった

20
00:02:58,520 --> 00:03:00,160
頭の中で一体何を考えている

21
00:03:04,120 --> 00:03:06,200
黙認を寛容と間違えるな

22
00:03:07,800 --> 00:03:08,920
温客行

23
00:03:11,320 --> 00:03:12,360
谷主お静まりを

24
00:03:13,200 --> 00:03:15,320
主人は心配のあまり混乱しています

25
00:03:16,080 --> 00:03:17,720
私どももただ谷主を案じているだけです

26
00:03:17,880 --> 00:03:19,560
あなた様のためにもっとお仕えしたいのです

27
00:03:20,240 --> 00:03:22,560
千巧 立ちなさい

28
00:03:23,400 --> 00:03:24,720
彼が怖いのかい?

29
00:03:25,440 --> 00:03:26,520
あたしは怖くない

30
00:03:27,960 --> 00:03:30,040
喜喪鬼 下がりなさい

31
00:03:30,840 --> 00:03:33,240
本座は艶鬼(ヤングイ)だけに言いつけたいことがある

32
00:03:33,400 --> 00:03:37,360
温客行 随分翼が丈夫になったようね
(*翅膀硬了=成長した、独り立ちした、主に若い頃の恩を忘れたことへの皮肉)

33
00:03:41,080 --> 00:03:41,960
主人

34
00:03:56,800 --> 00:03:57,760
立ちなさい

35
00:04:02,560 --> 00:04:03,320
谷主

36
00:04:04,280 --> 00:04:07,440
恐れながら どうか主人の非礼をお許しください

37
00:04:08,520 --> 00:04:10,520
あなた様のなさることは全て深意がございます

38
00:04:10,840 --> 00:04:12,160
私どもはただ従うだけです

39
00:04:13,200 --> 00:04:14,280
深意

40
00:04:15,720 --> 00:04:17,600
私はただ急に人を殺したくなっただけ

41
00:04:18,240 --> 00:04:19,680
何の深意があろう

42
00:04:20,360 --> 00:04:22,920
無常鬼は落ち着きなく 蠢いています
(*不安于室=既婚女性が浮気で夫との関係を悪くすること《詩経・鄴風・凱風・序》)

43
00:04:23,640 --> 00:04:25,880
あなた様が殺した彼の片腕の白無常は
(*左膀右臂=左右の腕、最も頼りになる人《古韻》凌叔華)

44
00:04:26,520 --> 00:04:27,960
まさに山を敲き虎を震わす
(*敲山震虎=怖がらせるための意図的な警告《烈火金鋼》劉流)

45
00:04:28,960 --> 00:04:29,880
艶鬼

46
00:04:30,720 --> 00:04:32,760
お前は上意を忖度する奴が普通は
(*揣摩上意=お上の考えを推し量り沿おうとする)

47
00:04:32,880 --> 00:04:34,560
どんな末路を辿るか知ってるな?

48
00:04:34,840 --> 00:04:36,880
私利私欲のためにこそ忖度するのです

49
00:04:37,520 --> 00:04:38,840
部下は忠心のみ

50
00:04:39,480 --> 00:04:41,400
ただ谷主と主人のためだけに
お仕えしたいと思っています

51
00:04:41,760 --> 00:04:43,080
部下にやましい心はありません

52
00:04:47,400 --> 00:04:48,320
安心なさい

53
00:04:49,120 --> 00:04:50,960
一切が私の手のうちにある

54
00:04:52,280 --> 00:04:54,640
本座は別件でお前にやらせることがある

55
00:04:55,200 --> 00:04:57,320
はい ご下命を

56
00:05:04,720 --> 00:05:08,760
お前の易容術は四季山荘より学んだ

57
00:05:10,160 --> 00:05:11,000
はい

58
00:05:11,560 --> 00:05:12,760
なら訪ねたことはあるか?

59
00:05:15,600 --> 00:05:16,440
ありません

60
00:05:17,320 --> 00:05:19,200
部下は子供の頃に偶然の縁があり

61
00:05:19,880 --> 00:05:22,440
かつての江湖の奇人と一期一会

62
00:05:22,560 --> 00:05:23,600
一飯の恩がありました

63
00:05:23,920 --> 00:05:26,560
あの前輩は部下が面容を損なっているのを同情し

64
00:05:27,000 --> 00:05:28,840
易容術を授けてくださった

65
00:05:29,080 --> 00:05:30,160
それだけです
(*仅此而已=それ以上のものはない《平凡的世界》路遥)

66
00:05:31,000 --> 00:05:34,400
この人が四季山荘の荘主 秦懐章か

67
00:05:35,920 --> 00:05:37,120
まさに秦前輩です

68
00:05:39,520 --> 00:05:43,880
四季山荘は年中 沢山の花が咲く

69
00:05:44,520 --> 00:05:46,040
とても美しいところだそうです

70
00:05:47,440 --> 00:05:50,120
お前に秦懐章とこのような因縁がありながら

71
00:05:51,480 --> 00:05:53,240
なぜ遊びに行かなかった?

72
00:05:56,520 --> 00:05:58,080
部下はすでに鬼道に入っており

73
00:05:59,000 --> 00:06:01,400
世間の繁華に未練などありません

74
00:06:02,280 --> 00:06:04,320
ただ鬼谷に忠誠を尽くし

75
00:06:04,680 --> 00:06:06,040
谷主にお仕えしたいだけ

76
00:06:08,680 --> 00:06:12,280
そう 我らは鬼です

77
00:06:13,760 --> 00:06:18,480
鬼は光に見えると 灰燼となり霧散する
(*灰飞烟灭=灰や煙のようにすぐに跡形もなく消える《円覚経》)

78
00:07:08,000 --> 00:07:09,200
天下は広い

79
00:07:10,040 --> 00:07:12,000
周某は今や独り身だ
(*孑然一身=孤独で身寄りがない《三国志・呉書・陸遜伝》)

80
00:07:12,160 --> 00:07:13,600
どこだろうと行っていい

81
00:07:14,720 --> 00:07:16,200
何もここに留まって

82
00:07:16,520 --> 00:07:19,160
この小ざかしい道化どもが
演じる芝居を見る必要はない
(*跳梁小丑=のさばって悪事を働く小悪党《荘子・逍遥遊》)

83
00:07:20,520 --> 00:07:22,920
まさか俺の半生で
まだ見飽きてなかったわけでもあるまい

84
00:07:24,640 --> 00:07:25,640
こんな何年も

85
00:07:26,560 --> 00:07:27,560
何を求めていたんだ

86
00:07:56,200 --> 00:07:58,800
"今夜三更 北苑の奥庭にて 絮"

87
00:08:52,400 --> 00:08:54,960
こそこそと 何をしに行くんです?

88
00:08:55,520 --> 00:08:57,560
空腹で眠れないので

89
00:08:57,840 --> 00:08:58,920
食べる物を探そうと

90
00:09:00,280 --> 00:09:01,280
ダメですか?

91
00:09:02,880 --> 00:09:04,640
いいです もちろんいいです

92
00:09:05,160 --> 00:09:07,280
張公子はいずれ岳陽派の掌門ですから

93
00:09:07,800 --> 00:09:09,240
何かしたければ何でもしてください

94
00:09:10,040 --> 00:09:11,560
でもそれは今後の事

95
00:09:12,240 --> 00:09:13,960
張公子は何が食べたいんですか?

96
00:09:14,200 --> 00:09:15,640
私が厨房に行って話してきます

97
00:09:15,760 --> 00:09:18,040
貴方は 先に部屋に戻っていてください

98
00:09:19,200 --> 00:09:20,120
そんな面倒はかけません

99
00:09:20,440 --> 00:09:22,960
私が行って勝手に残り物を見つけます

100
00:09:25,520 --> 00:09:27,040
あなたがお戻りにならないなら

101
00:09:27,680 --> 00:09:29,280
私は師父を呼びに行くしかありません

102
00:09:34,320 --> 00:09:36,480
湘姐さん あなたも来たんですね

103
00:09:36,680 --> 00:09:38,400
三更半夜に何をぶらぶらしてるんだ
(*深夜11時〜1時、子の刻)

104
00:09:41,160 --> 00:09:42,320
師父と温叔は?

105
00:09:43,440 --> 00:09:44,800
師父があなたを迎えに寄越したのでは?

106
00:09:45,200 --> 00:09:46,000
迎えに?

107
00:09:53,760 --> 00:09:55,400
湘姐さん あの人には会ったことがあります

108
00:09:55,600 --> 00:09:56,640
内院の雑役だ

109
00:09:57,360 --> 00:09:58,560
彼は師父の人だったのか

110
00:10:01,200 --> 00:10:02,560
来ました 師父は?

111
00:10:22,360 --> 00:10:23,440
お前と艶鬼はどんな関係だ

112
00:10:23,600 --> 00:10:24,320
お前には関係ないね

113
00:10:24,480 --> 00:10:25,280
バカ早く行け

114
00:10:25,960 --> 00:10:26,520
湘姐さん

115
00:10:26,600 --> 00:10:27,280
早く行けよ

116
00:10:27,720 --> 00:10:28,480
クソ娘

117
00:10:49,520 --> 00:10:50,400
湘姐さん

118
00:10:58,160 --> 00:10:58,640
成嶺

119
00:10:59,160 --> 00:11:00,360
老秦 援護しろ

120
00:11:27,600 --> 00:11:31,960
あれこれやっても 結局何もない
(*一无所有=何も持ってない、すっからかん《紅楼夢》)

121
00:11:33,080 --> 00:11:34,880
周子舒や 周子舒

122
00:11:35,920 --> 00:11:37,600
お前はずっと聡明だと自惚れていた

123
00:11:38,800 --> 00:11:40,920
まさか先の短い命を懸けて天窗を離れたのは

124
00:11:41,760 --> 00:11:44,440
酒に溺れて死ぬためだったのか

125
00:11:46,600 --> 00:11:49,680
世に愚か者は恒河の砂粒ほどいるが
(*恒河沙数=ガンジス川の砂の数、極めて多い)

126
00:11:50,720 --> 00:11:52,800
誰がお前より愚かに振る舞えるのか

127
00:11:58,560 --> 00:11:59,560
触るな

128
00:12:01,900 --> 00:12:02,780
成嶺

129
00:12:16,220 --> 00:12:17,140
どうだ? 見つかったか?

130
00:12:17,300 --> 00:12:17,900
いません

131
00:12:18,020 --> 00:12:18,620
あっちを探しに行け

132
00:12:18,780 --> 00:12:19,340
はい

133
00:12:21,180 --> 00:12:22,300
そっちに数人 お前たちはそっちに

134
00:12:22,420 --> 00:12:23,060
はい

135
00:12:31,420 --> 00:12:32,140
温公子

136
00:12:32,460 --> 00:12:33,140
失礼します

137
00:12:33,420 --> 00:12:34,620
我々は賊を捜索しています

138
00:12:35,020 --> 00:12:36,540
温公子は男を見かけませんでしたか?

139
00:12:36,660 --> 00:12:37,660
琵琶を抱えていました

140
00:12:38,020 --> 00:12:39,300
もう琵琶を持ってないかもですが

141
00:12:40,500 --> 00:12:42,100
魅曲秦松のことを言ってますか?

142
00:12:43,100 --> 00:12:45,100
よかった 公子はこの者をご存知ですか

143
00:12:45,580 --> 00:12:46,380
そのようです

144
00:12:46,540 --> 00:12:47,500
奴はもう一人の賊と

145
00:12:47,660 --> 00:12:49,220
張成嶺小公子を連れ去りました

146
00:12:49,380 --> 00:12:51,340
しかし我々はすでに城主に全域を封鎖させました

147
00:12:51,860 --> 00:12:53,340
また温公子にもご助力いただきたい

148
00:13:17,140 --> 00:13:20,100
言っておく 状況を理解しろ

149
00:13:21,180 --> 00:13:23,820
琉璃甲の在り処を言えば

150
00:13:23,980 --> 00:13:27,900
皮肉の苦痛は受けずに済むよ

151
00:13:33,980 --> 00:13:34,940
じゃじゃ馬さん

152
00:13:35,380 --> 00:13:37,700
あんたはどうして
愛惜の心にこんなに理解がないの?
(*怜香惜玉=男性が愛する人を憐れみ慈しむことの比喩《柳毅伝書》尚仲賢)

153
00:13:41,260 --> 00:13:42,980
こんないたいけな可愛い子

154
00:13:43,300 --> 00:13:44,500
皮肉の苦痛を受けたら

155
00:13:44,820 --> 00:13:46,060
それこそ不細工になっちゃう

156
00:13:49,100 --> 00:13:51,340
お兄ちゃん 体の具合が悪いの?

157
00:13:52,140 --> 00:13:53,700
吹いてあげようか?

158
00:14:02,180 --> 00:14:04,100
恥知らずな悪女 触るな

159
00:14:05,180 --> 00:14:06,300
あたしはあんたに触るの

160
00:14:27,680 --> 00:14:28,680
くそったれ

161
00:14:28,700 --> 00:14:30,500
こざかしい犬どもがしつこく着いてくる

162
00:14:30,780 --> 00:14:33,700
あいつら三人はなぜぐずぐずと迎えにこない

163
00:14:33,860 --> 00:14:36,180
あなたの仲間はどこに人をさらって行ったのです?

164
00:14:42,900 --> 00:14:43,900
自分で言うか

165
00:14:44,540 --> 00:14:48,100
それとも私に答えを 搾り出されるか

166
00:14:58,780 --> 00:15:01,300
お兄ちゃん 今から話すよね?

167
00:15:02,300 --> 00:15:03,380
私を殺せ

168
00:15:04,020 --> 00:15:06,340
琉璃甲を渡さずに死にたいの?

169
00:15:07,060 --> 00:15:10,140
坊や 殺すのはお前に都合がいいね

170
00:15:10,380 --> 00:15:12,300
姐さんが持ってる百通りの手法は

171
00:15:12,500 --> 00:15:14,900
殺すよりももっと魂が抜けるんだよ
(*销魂=極度の悲しみなどで呆然とする)

172
00:15:15,060 --> 00:15:15,900
終わったか?

173
00:15:16,660 --> 00:15:17,780
売女め

174
00:15:19,100 --> 00:15:20,580
主人にはお前の百通りの方法を

175
00:15:20,740 --> 00:15:23,420
逐一待ってる根気はないんだ

176
00:15:28,340 --> 00:15:30,340
このガキは甘やかされてきたんだねえ

177
00:15:31,260 --> 00:15:32,940
でも気骨はあるみたい

178
00:15:36,780 --> 00:15:39,740
あたしに本当の力を使わせてくれるかな

179
00:15:40,380 --> 00:15:41,860
こんなガキ一匹

180
00:15:42,660 --> 00:15:44,180
下手をして死なせれば

181
00:15:44,300 --> 00:15:45,500
私ら二人とも陪葬だよ

182
00:15:47,180 --> 00:15:48,060
どきな

183
00:15:49,180 --> 00:15:50,220
私がやる

184
00:15:51,340 --> 00:15:53,980
あんたは老秦を迎えに行った蒋老怪が

185
00:15:54,100 --> 00:15:55,980
どうしてこんなに帰りが遅いのか見て来な

186
00:15:56,420 --> 00:15:57,460
あたしは行かないよ

187
00:15:57,660 --> 00:15:59,860
あの臭い男二人が死のうが生きようが
知ったこっちゃないね

188
00:16:02,260 --> 00:16:03,500
見ててあげる

189
00:16:04,820 --> 00:16:06,700
あんたの本当の腕前がどんなか

190
00:16:12,220 --> 00:16:13,580
なら盆の水と

191
00:16:15,140 --> 00:16:16,780
宣紙を持って来な

192
00:16:28,260 --> 00:16:29,820
あなたのこの琵琶を弾く手はもう

193
00:16:31,060 --> 00:16:32,140
無用ですね

194
00:16:33,940 --> 00:16:36,500
以前 硬骨漢と自認する者がいました

195
00:16:37,300 --> 00:16:39,020
私は彼にも一つ質問しましたが

196
00:16:39,780 --> 00:16:41,460
彼は同じように答えようとしない

197
00:16:42,020 --> 00:16:42,940
しょうがない

198
00:16:43,220 --> 00:16:44,260
私にできたのは

199
00:16:44,580 --> 00:16:49,580
一寸一寸全身の骨を揉み砕き

200
00:16:49,940 --> 00:16:53,940
ゆっくり質問の答えを搾り出すことだけ

201
00:16:56,140 --> 00:16:57,660
私の父は言いました

202
00:16:58,660 --> 00:17:02,260
人の体には全部で二百と六の骨がある

203
00:17:03,420 --> 00:17:06,370
八十数個目を掴んだ時

204
00:17:07,060 --> 00:17:08,650
その硬骨漢はすぐに白状しました

205
00:17:11,300 --> 00:17:12,130
秦松

206
00:17:13,620 --> 00:17:15,170
今すぐ教えなさい

207
00:17:16,460 --> 00:17:19,580
あなたの仲間がどこに人を連れ去ったのか

208
00:17:50,220 --> 00:17:51,220
どうだ?

209
00:17:51,500 --> 00:17:54,180
あんたのあんな花拳繍脚でいたぶる必要はない
(*花拳绣腿=見た目だけの武術)

210
00:17:54,700 --> 00:17:57,060
一盆の水 一かさねの紙

211
00:17:57,500 --> 00:17:59,860
あたしはまだ名のある男がこの水責めに

212
00:17:59,980 --> 00:18:01,500
耐えられるのを見たことがない

213
00:18:04,900 --> 00:18:05,660
感服だわ

214
00:18:06,140 --> 00:18:07,300
感服したわ じゃじゃ馬さん

215
00:18:08,380 --> 00:18:09,900
これこそ"毒なくば丈夫にあらず"
(*无毒不丈夫=あえて非常になれてこそ男《望江亭》関漢卿)

216
00:18:10,820 --> 00:18:12,060
姐さんはあんたに比べれば

217
00:18:12,460 --> 00:18:14,300
本当に大巫の前の小巫ね
(*小巫见大巫=力量が一目瞭然で劣っている、月前の星《芸文類聚》)

218
00:18:14,740 --> 00:18:17,460
どうだ? 言いたくなったか?

219
00:18:18,100 --> 00:18:18,860
言う

220
00:18:20,780 --> 00:18:21,820
琉璃甲は

221
00:18:22,580 --> 00:18:23,500
琉璃甲

222
00:18:25,900 --> 00:18:26,900
なんだって?

223
00:18:35,740 --> 00:18:37,860
まだどんな手を持ってる? 全部使えばいい

224
00:18:38,460 --> 00:18:39,660
私が耐えられるかどうか見ていろ

225
00:18:40,540 --> 00:18:42,300
私の父は鏡湖大侠 張玉森

226
00:18:43,020 --> 00:18:44,580
彼には臆病な息子は一人もいない

227
00:18:53,460 --> 00:18:54,380
どこの者だ?

228
00:18:54,660 --> 00:18:56,340
四大刺客を敢えて敵に回すとは

229
00:18:56,460 --> 00:18:59,660
クソ蝎の連中が俺の名を知るに値するとでも?

230
00:19:00,660 --> 00:19:01,860
毒蝎を知ってるのか?

231
00:19:03,020 --> 00:19:03,860
知ってるとも

232
00:19:04,220 --> 00:19:06,020
俺はお前の先祖だ

233
00:19:17,460 --> 00:19:18,220
師父

234
00:19:41,300 --> 00:19:42,980
どうして一人で戻ってきた 老秦は?

235
00:19:43,100 --> 00:19:44,420
老秦を見つけられなかった

236
00:19:44,860 --> 00:19:45,980
この忌々しい釘の傷め

237
00:19:46,180 --> 00:19:47,420
ダメだ 長くは保たない

238
00:19:47,620 --> 00:19:48,780
速戦即決で行く

239
00:19:49,020 --> 00:19:50,140
この野郎はなんでここにいるんだ?

240
00:19:50,260 --> 00:19:51,740
無駄口叩くな 先に殺してから喋りな

241
00:20:06,900 --> 00:20:07,660
師父

242
00:20:09,420 --> 00:20:10,420
お前は一体誰だ?

243
00:20:11,420 --> 00:20:13,180
閣下が毒蝎の存在を知っている以上
(*阁下=古い時代の相手への敬称、貴下、旦那)

244
00:20:13,540 --> 00:20:14,740
きっと知ってるね

245
00:20:15,180 --> 00:20:18,300
蝎王が殺したい人も 欲しい物も

246
00:20:18,460 --> 00:20:20,100
誰もそれを阻めないことも

247
00:20:24,100 --> 00:20:25,100
奇遇だな

248
00:20:25,700 --> 00:20:28,300
俺が殺したい人も 欲しい物も

249
00:20:28,580 --> 00:20:30,300
天下に阻める者はいない

250
00:20:40,220 --> 00:20:41,100
蒋老怪

251
00:20:44,540 --> 00:20:45,420
師父

252
00:20:47,220 --> 00:20:49,580
案ずるな 私がいる

253
00:20:50,260 --> 00:20:51,700
奴はもう強弩の末だ

254
00:20:51,980 --> 00:20:52,900
同時に行くぞ

255
00:20:53,700 --> 00:20:54,700
生け捕りだよ

256
00:20:55,060 --> 00:20:56,860
秦松と蒋老怪の仇だ

257
00:20:56,980 --> 00:20:58,620
あたしがじっくり仕返ししてやる

258
00:20:59,020 --> 00:20:59,940
お兄さん

259
00:21:00,780 --> 00:21:02,340
姐さんに感じさせて

260
00:21:02,660 --> 00:21:05,140
いわゆる"生求めるも得られず 死求めるも能わず"を
(*求生不得 求死不能《文明小史》李宝嘉)

261
00:21:26,620 --> 00:21:27,460
温叔

262
00:21:42,900 --> 00:21:43,740
誰が傷つけたの

263
00:21:43,980 --> 00:21:45,700
温叔 彼らは私を捕まえて

264
00:21:46,580 --> 00:21:47,700
師父を傷つけました

265
00:21:51,340 --> 00:21:52,180
追う必要はない

266
00:21:54,100 --> 00:21:55,380
成嶺を連れ出す方が先決だ

267
00:21:55,460 --> 00:21:56,180
ダメだ

268
00:21:56,500 --> 00:21:59,620
あなたを傷つける者は 跡形もなく粉砕してやる
(*碎尸万段=重罪を犯せば厳しい罰を下す《水滸伝》)

269
00:22:04,780 --> 00:22:05,540
行くぞ

270
00:22:22,780 --> 00:22:23,620
師父

271
00:22:23,740 --> 00:22:25,260
こいつらはなんですか?

272
00:22:25,860 --> 00:22:26,700
恐れるな

273
00:22:27,740 --> 00:22:28,740
成嶺を連れて行って

274
00:22:33,100 --> 00:22:33,980
行かないならそれでもいい

275
00:22:34,460 --> 00:22:35,860
一緒に死ぬことができるなら

276
00:22:36,140 --> 00:22:37,940
それも悪くない末路です

277
00:22:39,220 --> 00:22:40,540
誰がお前と一緒に死ぬか

278
00:22:41,980 --> 00:22:43,300
生死を共にするのですか
(*同生共死=一蓮托生、生死を共にする深い友情《隋書・鄭訳伝》)

279
00:22:44,460 --> 00:22:46,300
お二人は随分と高尚ですね

280
00:23:01,380 --> 00:23:02,460
ご来臨くださったが

281
00:23:04,540 --> 00:23:06,300
お迎えに上がれず失礼した

282
00:23:07,900 --> 00:23:08,940
この二匹の賊犬です

283
00:23:09,420 --> 00:23:11,100
老蒋を殺し 老秦を役立たずに

284
00:23:11,420 --> 00:23:12,660
己の技が人に及ばず

285
00:23:13,420 --> 00:23:16,540
主人の面目を潰してなお ぬけぬけと申せたな

286
00:23:17,580 --> 00:23:18,460
周首領

287
00:23:19,900 --> 00:23:21,340
紹介してくれませんか

288
00:23:22,260 --> 00:23:26,300
あなたのそばにいるこの生死を共にするご友人を

289
00:23:26,780 --> 00:23:27,660
あなたは誰です?

290
00:23:28,140 --> 00:23:29,820
なぜ人を使って成嶺を捕らえた?

291
00:23:30,580 --> 00:23:33,900
そちらのご友人は私の素性を知りたがっている

292
00:23:34,380 --> 00:23:35,740
言えないわけでもないが

293
00:23:36,300 --> 00:23:40,300
ただあなたが誰なのか先に教えてほしい

294
00:23:40,660 --> 00:23:41,780
一つ賭けをしないか

295
00:23:43,940 --> 00:23:46,540
負けた者は勝者に告げること

296
00:23:47,780 --> 00:23:50,140
自分が一体誰なのかを

297
00:23:51,900 --> 00:23:53,300
こいつはお前より口数が多いな

298
00:24:09,460 --> 00:24:11,460
大王 彼らは何者なんです?

299
00:24:12,060 --> 00:24:13,420
一人は天窗の主

300
00:24:14,140 --> 00:24:15,500
一人は悪鬼の頭

301
00:24:15,660 --> 00:24:16,380
鬼主?

302
00:24:18,780 --> 00:24:19,900
この二つの魔星が

303
00:24:23,180 --> 00:24:25,020
なぜ行動を共にしているのか

304
00:24:34,300 --> 00:24:35,060
大哥

305
00:24:37,220 --> 00:24:40,100
大丈夫です くれぐれもご無理なさらず

306
00:24:40,940 --> 00:24:41,700
四大刺客は

307
00:24:41,940 --> 00:24:43,660
危険を冒してまでも成嶺を連れ去った

308
00:24:43,900 --> 00:24:45,780
必ず琉璃甲の在り処を問い詰めるでしょうが

309
00:24:46,140 --> 00:24:47,180
成嶺が言わぬ限りは

310
00:24:48,180 --> 00:24:49,620
命の危険はないはずです

311
00:24:49,860 --> 00:24:50,660
もうよい

312
00:24:55,580 --> 00:24:57,180
師父 温叔

313
00:24:57,420 --> 00:24:58,540
助けに来てくれましたね

314
00:24:59,300 --> 00:25:00,740
湘姐さんはやはり私を騙していなかった

315
00:25:01,460 --> 00:25:02,940
あなたたちは私を置き去りにしなかった

316
00:25:04,700 --> 00:25:05,540
おバカさん

317
00:25:06,100 --> 00:25:07,420
君は私を温叔と呼んで

318
00:25:07,740 --> 00:25:08,860
また彼は師父と呼んで

319
00:25:09,340 --> 00:25:10,980
私が彼より小さいみたいじゃないか
(*叔は父より年下のおじ、年上のおじは伯)

320
00:25:11,540 --> 00:25:12,820
俺がお前より大きくないとでも?

321
00:25:16,260 --> 00:25:17,740
四大刺客はあんなに苦しめたのに

322
00:25:17,980 --> 00:25:18,820
お前は泣いてなかった

323
00:25:20,220 --> 00:25:21,780
どうして俺たちを見たら逆にこうなるんだ

324
00:25:22,100 --> 00:25:24,500
ほらほら 一人前の男らしくしろ

325
00:25:25,220 --> 00:25:27,300
彼らは私を痛めつけましたが
死んでも屈しませんでした

326
00:25:27,860 --> 00:25:28,940
あなたたちに会うまでは

327
00:25:29,540 --> 00:25:30,940
師父 温叔

328
00:25:31,540 --> 00:25:33,260
あなたたちに話したいことが沢山あります

329
00:25:42,940 --> 00:25:43,820
良い匂いだ

330
00:25:43,940 --> 00:25:44,660
阿絮

331
00:25:49,060 --> 00:25:50,660
成嶺 腹減っただろ

332
00:25:51,420 --> 00:25:52,260
先に食べろ

333
00:25:53,900 --> 00:25:55,700
師父 私には分かります

334
00:25:56,540 --> 00:25:58,100
あなたたちだけが本気で私に親切にしてくれました

335
00:25:59,260 --> 00:26:00,140
おバカさん

336
00:26:00,780 --> 00:26:02,900
君のおじ上も結構良くしてませんか

337
00:26:03,380 --> 00:26:04,300
聞くところによると高崇は

338
00:26:04,420 --> 00:26:05,940
一人娘を君に嫁がせるつもりだそうですね

339
00:26:06,460 --> 00:26:07,780
温某の娘なんて

340
00:26:07,940 --> 00:26:08,820
阿湘しかいないので

341
00:26:09,060 --> 00:26:10,180
言えたものではないが

342
00:26:10,340 --> 00:26:11,700
君では持て余すのではと心配ですよ

343
00:26:15,940 --> 00:26:17,580
彼らはただ私に琉璃甲を出させたいだけです

344
00:26:18,140 --> 00:26:19,220
誰も私と私の家門の仇に

345
00:26:20,020 --> 00:26:21,020
関心などありませんでした

346
00:26:21,980 --> 00:26:22,740
最初は

347
00:26:24,300 --> 00:26:26,340
彼らは本当に私を甥として
扱ってくれてると思いました

348
00:26:26,860 --> 00:26:27,980
後になってやっと分かりました

349
00:26:29,180 --> 00:26:30,900
彼らは私の父を兄弟として見ていませんでした

350
00:26:31,940 --> 00:26:33,380
だから私を身内にするわけないんです

351
00:26:34,380 --> 00:26:37,220
おバカさん それはどういう意味?

352
00:26:37,700 --> 00:26:39,980
高おじ上は復讐を急いでいません

353
00:26:40,420 --> 00:26:41,900
むしろそれを口実に

354
00:26:42,260 --> 00:26:43,780
英雄大会の計画で忙しいのです

355
00:26:44,380 --> 00:26:46,140
私が岳陽派に来て以来

356
00:26:46,260 --> 00:26:47,540
全然誰も私に関心がなかった

357
00:26:48,300 --> 00:26:49,780
誰も私に何が欲しいか聞かなかった

358
00:26:51,060 --> 00:26:52,100
なら何が欲しい?

359
00:26:52,860 --> 00:26:54,180
私は武功を学びたい

360
00:26:54,500 --> 00:26:55,780
自分の手で復讐します

361
00:26:56,300 --> 00:26:58,100
私はもう二度と他の人を犠牲にして

362
00:26:58,340 --> 00:27:00,380
守られるだけの無用の子供にはなりたくない

363
00:27:00,780 --> 00:27:02,500
鏡湖派の伝承を

364
00:27:02,620 --> 00:27:03,620
私も引き継いでいくこと

365
00:27:03,900 --> 00:27:06,540
それは父と兄たちの願いです

366
00:27:07,580 --> 00:27:11,140
成嶺 君は五湖盟をこれだけ疑ってる

367
00:27:11,660 --> 00:27:13,460
だけど私たちに何か知らせてない事がありますね

368
00:27:13,860 --> 00:27:14,980
言いたいなら言って

369
00:27:18,220 --> 00:27:20,140
先に食べろ 焦ることはない

370
00:27:20,580 --> 00:27:21,260
いえ

371
00:27:21,420 --> 00:27:22,740
師父 温叔

372
00:27:24,060 --> 00:27:26,660
あの日私の家で事件が起きた時

373
00:27:28,140 --> 00:27:29,700
父とは話せる時間があまりなく

374
00:27:30,740 --> 00:27:32,140
ただ一言だけ念を押されました

375
00:27:33,340 --> 00:27:34,580
誰も信じてはいけないと

376
00:27:35,340 --> 00:27:36,700
誰も信じられません

377
00:27:37,820 --> 00:27:39,340
ですが師父 温叔

378
00:27:39,540 --> 00:27:40,580
私はあなたたちを信じます

379
00:27:42,220 --> 00:27:45,780
バカ 誰かを信じるのを急いではいけない

380
00:27:46,420 --> 00:27:49,220
師父 あなたを信じておけばよかった

381
00:27:50,340 --> 00:27:51,780
あの時あの漁師のおじさんは

382
00:27:52,260 --> 00:27:54,220
父と五湖盟の恩讐を知らなかったので

383
00:27:55,060 --> 00:27:56,820
私を趙敬おじ上のところに送ろうとしました

384
00:27:57,380 --> 00:27:59,260
私もどうすればいいか分かりませんでした

385
00:27:59,620 --> 00:28:01,180
誰を信じればいいかも分からなかった

386
00:28:02,100 --> 00:28:03,580
師父 すみませんでした

387
00:28:04,540 --> 00:28:06,300
私は最初からあなたを信じるべきでした

388
00:28:11,460 --> 00:28:12,660
琉璃甲は私の身体にあります

389
00:28:13,460 --> 00:28:14,540
父はあの時 切羽詰まって

390
00:28:15,260 --> 00:28:16,540
私の腹を切ってこの玉甲を

391
00:28:16,700 --> 00:28:17,740
隠し入れるしかなかった

392
00:28:18,060 --> 00:28:18,980
傷口は癒合しました

393
00:28:19,340 --> 00:28:20,620
ずっと私が隠し持っていました

394
00:28:20,980 --> 00:28:22,060
今切ってお渡しします

395
00:28:23,380 --> 00:28:24,100
おいバカ

396
00:28:24,700 --> 00:28:25,820
私はそれが欲しいと言ったか?

397
00:28:27,300 --> 00:28:29,060
おバカさん 何を焦ってるの

398
00:28:29,860 --> 00:28:32,660
話はゆっくり話して 人はゆっくり評する

399
00:28:32,900 --> 00:28:34,700
君の父君はこんなに慎重だから

400
00:28:34,860 --> 00:28:36,020
きっと見当がついたのでしょう

401
00:28:36,540 --> 00:28:38,300
老李が無事に君を護送しても

402
00:28:38,460 --> 00:28:39,980
五湖盟のあの兄弟の手の中で

403
00:28:40,620 --> 00:28:42,420
厳重な検査を免れない

404
00:28:43,020 --> 00:28:43,820
どうやら

405
00:28:44,260 --> 00:28:45,820
あの義兄弟たちはとっくに

406
00:28:45,940 --> 00:28:47,060
信頼を失っていたようですね

407
00:28:47,420 --> 00:28:49,660
そうです 外からは分からないですが

408
00:28:50,580 --> 00:28:51,820
彼らは長年反目してきました

409
00:28:53,260 --> 00:28:54,060
彼とこの兄弟たちが

410
00:28:54,540 --> 00:28:56,460
なぜ反目していたか知ってるのか?

411
00:28:56,780 --> 00:28:58,860
知ってます 文を渡されました

412
00:29:01,300 --> 00:29:02,020
文は?

413
00:29:03,020 --> 00:29:05,620
それはあの破れ寺の仏像の足元に隠しました

414
00:29:07,340 --> 00:29:08,860
バカなだけかと思っていたが

415
00:29:09,820 --> 00:29:11,340
意外と結構機転が利くじゃないか

416
00:29:11,700 --> 00:29:12,620
当時の有り様で

417
00:29:13,380 --> 00:29:14,820
お前はまだ物を隠すことができたのか

418
00:29:15,580 --> 00:29:16,540
父が言っていました

419
00:29:16,860 --> 00:29:18,380
この文は受け取る者のほかは

420
00:29:18,500 --> 00:29:20,060
誰の手にも渡してはいけないと

421
00:29:21,100 --> 00:29:22,540
当時はどうすればいいか分からなかったので

422
00:29:22,940 --> 00:29:24,980
手洗いに行くのを口実に隠しました

423
00:29:25,500 --> 00:29:26,420
言いたかったのは

424
00:29:27,380 --> 00:29:30,060
実際うまく行かなかったら
とにかく受取人には口伝えで報せるということです

425
00:29:31,380 --> 00:29:32,300
受取人は誰です?

426
00:29:32,860 --> 00:29:34,380
君は文の内容を覚えているのか?

427
00:29:36,140 --> 00:29:38,060
受取人は長明山の剣仙前輩です

428
00:29:38,500 --> 00:29:39,820
文の大意は

429
00:29:40,100 --> 00:29:42,260
高 趙 陸 張 沈 五湖盟の五子

430
00:29:42,420 --> 00:29:44,500
彼らはもともと容炫 容おじ上と親友でした

431
00:29:44,780 --> 00:29:46,860
容おじ上が邪道に落ちたのは

432
00:29:47,460 --> 00:29:49,180
彼ら五人の兄弟のせいです

433
00:29:49,420 --> 00:29:51,820
ある時彼らは六合心法のために六人で

434
00:29:51,940 --> 00:29:52,780
剣技を競いました
(*论剑=剣術を議論する、剣術の腕を競う《史記・刺客列伝》)

435
00:29:53,300 --> 00:29:56,100
容おじ上はひとまず勝ちましたが 劇毒にあたった

436
00:29:59,980 --> 00:30:01,260
その後おかしくなりました

437
00:30:01,940 --> 00:30:04,620
原因は誰かが刃に毒を塗ったからです

438
00:30:05,300 --> 00:30:06,060
その後は?

439
00:30:06,700 --> 00:30:08,220
それから容おじ上は走火入魔しました
(*走火入魔=精神が暴走する、気が触れる《胡雪巖全伝・紅頂商人》)

440
00:30:08,500 --> 00:30:10,620
彼ら五兄弟は本来なら責任は免れないのに

441
00:30:11,620 --> 00:30:13,500
容おじ上が天下に包囲された時

442
00:30:13,900 --> 00:30:15,260
皆姿を現さなかった

443
00:30:17,140 --> 00:30:19,140
父は容おじ上と生死を共にするために

444
00:30:19,420 --> 00:30:20,820
もともと急いで青崖山に行こうとしていました

445
00:30:21,780 --> 00:30:23,460
ですが太師父に脚を折られ

446
00:30:23,660 --> 00:30:24,540
時が過ぎるまで

447
00:30:25,180 --> 00:30:26,380
家に閉じ込められて

448
00:30:26,900 --> 00:30:28,300
終生無念に思うばかりでした

449
00:30:28,540 --> 00:30:30,180
刃に毒を塗ったのは誰なんだ?

450
00:30:30,540 --> 00:30:32,260
私は知りません

451
00:30:33,060 --> 00:30:34,700
でもその剣は高おじ上のでした

452
00:31:44,860 --> 00:31:47,180
玉森 すまない

453
00:31:48,700 --> 00:31:51,820
おぬしの息子を私は見捨てた

454
00:31:52,980 --> 00:31:54,500
我が苦悩の二十年

455
00:31:55,980 --> 00:31:57,820
真相が明らかになるまで堪えるつもりだったが

456
00:31:57,980 --> 00:31:58,860
結果は

457
00:31:59,740 --> 00:32:02,100
一人また一人死の知らせに打つ手なく

458
00:32:04,340 --> 00:32:07,380
一朝にして知己の交り尽く零落す
(*知交半零落《送別》李叔同)

459
00:32:11,340 --> 00:32:14,420
何が五湖盟主だ 武林至尊か

460
00:32:14,580 --> 00:32:15,740
それは皆虚名だ

461
00:32:17,740 --> 00:32:19,140
私が彼らに説明したところで

462
00:32:19,860 --> 00:32:21,340
私が内心で

463
00:32:21,460 --> 00:32:23,660
本当は何を考えているか誰が知り得るのだ

464
00:32:24,500 --> 00:32:26,740
彼らが信じずともよい

465
00:32:27,500 --> 00:32:30,260
だがお前はなぜ私を信じぬのか

466
00:32:34,580 --> 00:32:37,140
我らの跡継ぎは皆成長し

467
00:32:37,260 --> 00:32:40,500
我らが知り合ったばかりの頃の年になった

468
00:32:42,580 --> 00:32:44,100
今や私も年をとり

469
00:32:45,140 --> 00:32:47,020
お前たちは死んだ

470
00:32:51,220 --> 00:32:52,740
容大哥

471
00:32:54,860 --> 00:32:57,380
我が一生で最も悔いている事は

472
00:32:57,780 --> 00:32:59,340
あなたに出会ったことです

473
00:33:17,100 --> 00:33:18,100
玉森よ

474
00:33:20,900 --> 00:33:21,860
太冲よ

475
00:33:23,580 --> 00:33:28,940
九泉の下でおぬしらはもう顔を合わせて

476
00:33:30,100 --> 00:33:31,900
ちょうど私を罵ってるところだろう

477
00:33:56,140 --> 00:34:00,140
お前たちは罵ればいい

478
00:34:19,330 --> 00:34:20,220
阿絮

479
00:34:21,140 --> 00:34:22,250
お酒を一口ください

480
00:34:31,740 --> 00:34:32,550
くれてやれ

481
00:34:44,780 --> 00:34:46,950
師父 温叔

482
00:34:48,630 --> 00:34:50,630
あなたたちケンカしてますか?

483
00:34:56,190 --> 00:34:57,750
怒らないでください

484
00:34:58,230 --> 00:35:00,390
親友との間にどうして
話し合えないことがあるんです

485
00:35:00,710 --> 00:35:02,230
温叔 早く師父を宥めてください

486
00:35:02,550 --> 00:35:04,030
彼は見かけは冷淡ですが

487
00:35:04,190 --> 00:35:05,510
心はこの上なく柔らかなので

488
00:35:05,950 --> 00:35:07,230
宥めるだけでいいのです

489
00:35:07,350 --> 00:35:08,550
教えてくれたじゃないですか

490
00:35:08,710 --> 00:35:09,710
烈女はしつこい男が怖いって

491
00:35:09,950 --> 00:35:10,710
黙ってろ

492
00:35:12,150 --> 00:35:13,710
お前の教えることは何もかも滅茶苦茶だ

493
00:35:16,910 --> 00:35:17,790
誰が心柔らかだ

494
00:35:19,190 --> 00:35:20,790
小僧がデタラメ言いやがって

495
00:35:21,990 --> 00:35:23,310
師父 私には分かります

496
00:35:23,470 --> 00:35:24,470
あなたは最も心柔らかです

497
00:35:24,910 --> 00:35:26,830
教えてください 温叔はどうやって
あなたの機嫌を損ねたのですか?

498
00:35:26,990 --> 00:35:27,670
私が代わりにお詫びします
(*赔不是=許しを求める、謝罪《紅楼夢》)

499
00:35:28,430 --> 00:35:29,670
意地の張り合いはやめましょう

500
00:35:30,910 --> 00:35:31,830
もういい

501
00:35:34,870 --> 00:35:36,110
岳陽派の警備は厳重だ

502
00:35:36,750 --> 00:35:38,630
四大刺客はどうやってお前を攫ったんだ

503
00:35:38,820 --> 00:35:39,420
私は

504
00:35:39,620 --> 00:35:40,700
あなたの書き置きを受け取りました

505
00:35:40,940 --> 00:35:42,700
三更に蓮池で話そうと

506
00:35:43,300 --> 00:35:44,740
私は湘姐さんに助けられて

507
00:35:44,940 --> 00:35:45,900
守衛を退けたんですが

508
00:35:46,700 --> 00:35:47,420
師父

509
00:35:47,620 --> 00:35:49,900
あの書き置きの落款に
絮の字があったのでそれで信じました

510
00:35:50,660 --> 00:35:51,820
あなたじゃなかったんですか?

511
00:35:53,340 --> 00:35:54,420
もちろん私じゃない

512
00:35:56,260 --> 00:35:57,420
今外は危険だ

513
00:35:58,700 --> 00:36:01,420
お前は岳陽派にいるのが一番安全だ

514
00:36:06,900 --> 00:36:08,060
またあの内傷が悪さしてるの?

515
00:36:08,820 --> 00:36:09,460
内傷?

516
00:36:09,700 --> 00:36:10,500
何の内傷?

517
00:36:10,860 --> 00:36:12,500
師父 どうしたんですか?

518
00:36:32,300 --> 00:36:33,200
大丈夫だ

519
00:36:33,580 --> 00:36:34,540
この内傷がなければ
(*唇語=可算摸到 この手に蝴蝶骨を)

520
00:36:34,540 --> 00:36:35,460
阿絮ほどの達人
(*这手蝴蝶骨了 触ることができるのを)

521
00:36:36,180 --> 00:36:37,380
私が役に立てる機会なんてやって来ますか?
(*期待那么久了 ずっと楽しみにしていたのです)

522
00:36:38,500 --> 00:36:39,260
成嶺

523
00:36:39,740 --> 00:36:42,460
知ってるでしょうが 君の師父を初めて見た時

524
00:36:43,380 --> 00:36:46,580
この身体の比類なき根骨によって
(*根骨=道教での生来の資質のこと *唇語=便凭借他这旷世无双的蝴蝶骨 この比類なき蝴蝶骨によって)

525
00:36:46,940 --> 00:36:48,580
彼が易容していると判断しました

526
00:36:49,580 --> 00:36:51,580
あの病人の仮面の下にあるのは
(*唇語=在那张轻狂面具之下 あの軽薄な仮面の下にあるのは)

527
00:36:52,220 --> 00:36:53,540
絶世の達人だろうと
(*唇語=定是个绝世美人 絶世の美人に違いないと)

528
00:36:54,580 --> 00:36:55,460
大ぼら吹きめ
(*唇語=不知廉耻 恥知らずめ)

529
00:36:56,300 --> 00:36:57,500
私がどうして大ぼら吹きなの
(*唇語=我怎么就不知廉耻了 私がどうして恥知らずなの)

530
00:36:58,180 --> 00:37:00,420
私のこの骨相で人を見抜く絶技こそ
(*唇語=我这看骨识美人的绝技 この骨で美人を見分ける絶技)

531
00:37:00,540 --> 00:37:02,180
超一流の真の実力ですよ
(*唇語=那是一等一的正经事 それは超一流の正当な技です)

532
00:37:02,340 --> 00:37:03,820
温叔 本当にすごいです

533
00:37:04,060 --> 00:37:05,340
私はずっと分かりませんでした

534
00:37:05,540 --> 00:37:06,660
師父は易容していたのですね

535
00:37:08,500 --> 00:37:09,620
温某の一生で

536
00:37:10,620 --> 00:37:11,940
見誤ったことはまだありません

537
00:37:13,260 --> 00:37:14,500
もう何年も前

538
00:37:15,460 --> 00:37:16,940
一つの死体を見ました

539
00:37:17,900 --> 00:37:18,940
髪はばらばらに乱れ

540
00:37:19,580 --> 00:37:21,300
血肉にまみれた顔を晒していた

541
00:37:22,100 --> 00:37:24,940
一本の槍が胸から背中に突き刺さり

542
00:37:25,700 --> 00:37:26,980
蝴蝶骨より下を通る

543
00:37:27,460 --> 00:37:28,700
私は更にしげしげと見つめ

544
00:37:29,580 --> 00:37:32,900
そしてこの人はきっと
生前絶世の美人だったと判断した

545
00:37:36,100 --> 00:37:37,220
その後どうなったと思います?

546
00:37:37,740 --> 00:37:39,820
過ぎたことはやめにしよう

547
00:37:41,380 --> 00:37:42,660
あんたもお気の毒に

548
00:37:45,740 --> 00:37:48,900
老温 あんたは一体何者なんだ

549
00:37:50,500 --> 00:37:51,620
私が何者か?

550
00:37:54,780 --> 00:37:56,500
私は温大善人だ

551
00:37:57,900 --> 00:38:00,780
善を行い徳を積み 貧を憐れみ弱を惜しむ

552
00:38:01,220 --> 00:38:04,540
善心多く 銀子多く 美人多し

553
00:38:06,100 --> 00:38:08,940
万花の叢中を過(よぎ)り 能く千輪を摘む
(*万花丛中过=引く手数多でも靡かず《牡丹亭》湯顕祖 *唇語=只摘你一朵 ただあなた一輪を摘む)

554
00:38:10,260 --> 00:38:10,980
師父

555
00:38:11,900 --> 00:38:13,300
飲めばちょっとすっきりしますよ

556
00:38:29,060 --> 00:38:29,940
成嶺

557
00:38:30,860 --> 00:38:33,580
私を師にしたいというのはお前の本心か?

558
00:38:34,620 --> 00:38:35,860
そうです 師父

559
00:38:36,900 --> 00:38:38,020
お前と私は萍水相逢だが

560
00:38:38,820 --> 00:38:40,340
このように君の信頼を得られたなら

561
00:38:40,820 --> 00:38:42,500
ただ赤誠をもって報いるのみだ
(*赤诚相报=赤诚相待 互いに誠意を持って接する《李自成》)

562
00:38:43,860 --> 00:38:46,820
だがまずは私が一体誰なのかを聞いてから

563
00:38:47,260 --> 00:38:48,820
決断しなおしても遅くはない

564
00:38:50,940 --> 00:38:52,780
私の本名は周子舒

565
00:38:54,140 --> 00:38:56,700
四季山荘の本代荘主だ

566
00:38:57,940 --> 00:38:59,700
山荘最後の一代でもある

567
00:39:00,740 --> 00:39:03,460
先代荘主 秦懐章は

568
00:39:03,620 --> 00:39:05,060
教えを受けた恩師だ

569
00:39:06,900 --> 00:39:09,660
本門はかつて"四季 花は常に在り

570
00:39:10,180 --> 00:39:13,180
九州の事 尽く知る"と江湖に名を馳せた

571
00:39:14,580 --> 00:39:16,860
しかし今となっては
四季山荘という名を知っている者は

572
00:39:18,380 --> 00:39:20,700
江湖にはもう幾人もいない

573
00:39:21,660 --> 00:39:24,340
全て私の一つの思い違い

574
00:39:25,540 --> 00:39:26,780
無能ゆえの過失だ

575
00:39:28,420 --> 00:39:32,100
私が十六歳の時 うちの師は病で急逝した

576
00:39:34,060 --> 00:39:36,860
私には四季山荘の威名を守る力がなく

577
00:39:38,020 --> 00:39:40,860
本門の精鋭を連れて周家が代々

578
00:39:40,980 --> 00:39:43,740
忠誠を尽くしてきた晋州の節度使を頼った

579
00:39:43,900 --> 00:39:47,060
これを基として天窗を設立した

580
00:39:50,380 --> 00:39:51,380
まさか

581
00:39:52,580 --> 00:39:54,660
私に従った山荘旧部を皆

582
00:39:55,660 --> 00:39:58,060
権力の鷹犬として堕とされるとは思わなかった

583
00:40:00,300 --> 00:40:03,300
山荘旧部八十一人

584
00:40:04,020 --> 00:40:05,260
一人一人と凋零し

585
00:40:07,020 --> 00:40:08,580
最後に私だけが残った

586
00:40:09,740 --> 00:40:13,860
周首領というのは天窗の首領のことですか

587
00:40:14,500 --> 00:40:15,340
そうだ

588
00:40:17,740 --> 00:40:19,500
これが毒蝎が私を知っている理由だ

589
00:40:21,020 --> 00:40:22,820
私も彼らの拠点を知っている

590
00:40:23,620 --> 00:40:24,420
師父

591
00:40:25,540 --> 00:40:28,180
毒蝎 毒蝎って何ですか?

592
00:40:29,940 --> 00:40:31,740
毒蝎とは暗殺組織だ

593
00:40:33,180 --> 00:40:35,820
江南一帯に根を張り巡らしている

594
00:40:36,140 --> 00:40:37,140
謎めいていて計り知れない

595
00:40:38,180 --> 00:40:39,700
お前を誘拐した四大刺客は

596
00:40:40,140 --> 00:40:41,900
毒蝎の切り札の一つ

597
00:40:42,580 --> 00:40:45,060
しかし彼らの勢力はそれだけにとどまらない

598
00:40:45,980 --> 00:40:50,100
以前天窗は江南に勢力を広げようとして

599
00:40:50,740 --> 00:40:52,620
毒蝎と幾度か衝突したことがある

600
00:40:53,220 --> 00:40:55,300
江南における毒蝎の勢力は

601
00:40:55,620 --> 00:40:57,500
西北の天窗の勢力に勝るとも劣らない

602
00:40:57,660 --> 00:41:01,300
じゃあ師父の天窗も暗殺組織なんですか?

603
00:41:03,940 --> 00:41:05,620
私の天窗じゃない

604
00:41:07,700 --> 00:41:11,500
今や私も一介の布衣

605
00:41:14,140 --> 00:41:15,380
周某の半生は零落し

606
00:41:16,180 --> 00:41:17,380
意に沿わぬ事をしたし

607
00:41:17,780 --> 00:41:19,100
意に沿わず人を殺した

608
00:41:19,620 --> 00:41:22,020
本来は天涯を放浪し野垂れ死ぬつもりだったが

609
00:41:22,700 --> 00:41:25,700
老天が用意した周某の運命は思い掛けず

610
00:41:26,500 --> 00:41:28,060
別の段取りがあった

611
00:41:30,580 --> 00:41:32,180
今お前は私が誰か知った

612
00:41:33,140 --> 00:41:34,740
それでも私を師として拝みたいか?

613
00:41:35,500 --> 00:41:37,140
お願いします もちろんです

614
00:41:37,500 --> 00:41:39,300
師父 あなたが私を必要かどうかに関わらず

615
00:41:39,460 --> 00:41:41,940
私は心の中ではとっくに
あなたを師父だと決めていました

616
00:41:48,260 --> 00:41:49,140
おバカさん

617
00:41:49,460 --> 00:41:50,100
認定だよ

618
00:41:50,260 --> 00:41:51,900
さっさと生米を炊いてご飯にしないと
(*既成事実を作る、やったことは戻せない《三元記・遺妾》沈受先)

619
00:41:52,380 --> 00:41:53,140
叩頭は?

620
00:41:53,580 --> 00:41:54,420
急いで

621
00:41:54,820 --> 00:41:57,020
師父在上 弟子の一拝をお受けください
(*在上=目上の人への敬意を表す《書経・呂刑》)

622
00:42:01,580 --> 00:42:02,340
いいだろう

623
00:42:03,180 --> 00:42:04,060
お前は入門したので

624
00:42:04,980 --> 00:42:07,220
これより本門の第六代嫡流の弟子だ

625
00:42:07,740 --> 00:42:09,580
四季山荘がお前のような良き弟子を得れば

626
00:42:09,940 --> 00:42:11,140
伝承は途絶えない

627
00:42:11,820 --> 00:42:12,660
師として

628
00:42:13,700 --> 00:42:16,300
師として私はとても嬉しい

629
00:42:17,220 --> 00:42:18,100
感謝します師父

630
00:42:18,260 --> 00:42:20,260
師父 私も嬉しいです

631
00:42:20,420 --> 00:42:21,440
とてもとても嬉しいです





https://youtu.be/L4PyiqK7oiI

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