『行間わかる?』:聞こえない日本語の美しさ
みなさん、こんにちは。セツです。
私事ですが、彼氏は日本人です。今日はそのドイツ在住の日本彼氏について話したいです。
台湾と日本の距離は近いが、カルチャーにより、いろいろな違いがあります。その中に一番違いを感じたことが、日本文化で他の人とのやり取りは、あまり直接ではないと思います。
恋人ということは、一番関係近い人だと思うが、彼の私に対する思いやりとか優しさがわからなかったときがあります。
なぜなら、中国語と英語をいつも喋っているから、それらの言語にはあまり「行間」がないです。行間という言葉を初めて見たのは、ドラマの『カルテット』を観ていた時です。
高橋一生の演じる家森が「行間案件」について語る場面でした。
その場面であったすごくおもろいセリフはこちら:
確かに日本語が他の言語と比べ、あまり素直ではなく、「行間案件」はよくあるだと思います。
例えば、英語で友達にご飯とか誘った時に断られたら、多分「I can't do it.」(ダメです)、または「I am not interested.」(興味ないね)という答えがよく聞いています。別に真っ直ぐNOされたら、機嫌悪くなりません。
逆に英語で直接に断られなかった場合、みんな多分その人が行くかもしれないと思ってしまいました。つまり行間案件が少ないです。もちろ人それぞれだけどね。
日本語だったら、直接に断る以外、いろいろな遠慮ある言い方があります。例えば、「今日はちょっと」、「私はいいです」、「結構です」。(まだまだあると思うけど、今思い出せない、笑。)
それは日本語を勉強している人にとって、最初すごく理解がたいところだと思います。
行間のことを考え、なぜ日本人である彼氏は、いつも直接に自分の望むこと言ってくれなかったか?ってずっと思ったけど、実はデートで行きたいことでも、ご飯何食べることでも、私を一番自分のしたいことができるように、彼は自分の望むことを直接言わずにしてくれました。
「思いやりあっての行間かな、すごいね。いつも優しくて、他の人に迷惑かけないようにしているね。さすが日本人。」って彼のことをそう思いました。
日本語は私の母語ではなくて、時々行間が分からなくて困った時もあるが、彼のお陰ていつも思いやりのある日本語、または日本文化がさらに好きになりました。今後もその気持ちを忘れないように、彼氏と喧嘩しないようにしますー、笑。
今日も、最後まで読んでくださった皆さんにありがとうございました。また更新します。続いて読んで頂けると幸いです。