3Dプリンターを導入したんだけど
趣味の範疇を抜け出せないでいるフィギュア制作をやっているので、ジワジワ話題になっている3Dプリンターを導入してみた。
もともとアナログな粘土こねて型取って複製して。ってことをやってたんだけど、さぁ!デジタル!これで細かいことにもこだわれてイイコトだらけ!って思ってたら。。。。
むしろ逆で、めんどくさい。
一時期彗星のごとく現れ、話題沸騰、生活激変!くらいの勢いだった3Dプリンターがなぜ騒がれなくなったのか理由がわかった。
モデリングがまずネック。僕ら作るの大好きっ子はここは特に問題にしてない。
それ自体が好きだったりするので、苦労と感じない。
だけど、一般は多分違う。
頭に浮かんだイメージをまず画面越しに形にしなきゃならない。触りながらってわけにいかないので、まず面倒。
でも良いこともある。部屋が汚れない。道具をあれこれ揃えなくていい。長期保存が可能(データだから)。アレンジしまくれる(データ複製で元データ残せるから)。などなど。
確かにメリットはあるけど、一番のネックはそこじゃないって思った。
出力時間だ。
長過ぎる。細かくキレイに作りたいと思えば思うほど長い。
直径8cm高さ8cmくらいのものを出力して13時間。
心折れるには十分な時間です。
これじゃ流行らないよ。みんなさっさと出していじりたいんだもん。
光硬化型はわかんないけど、積層型の場合は出たあとに更に表面処理が必要。
ヤスリ掛けてパテ埋めして、形状直して。。。
やることが多すぎる。
3Dプリンターなんていうから夢を見ちゃうと思うんだよね。
CADプリンターって言えば、受けるイメージはかなり絞れると思うんだよな。
その代わり「ちょっと興味あるー」っていう一般ユーザーを切り捨てることになるけれども。
部品制作には向いているけど、作品制作には「う~~~ん」という感じがしました。
なかなか難しい、悩ましいところですねぇ。。。
今後に期待。。かなぁ?
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